【身体機能UP】活力ホルモン『 アドレナリン 』の機能とメリット
今回は、身体のパフォーマンスを高めベストな状態にするのに欠かせない『 アドレナリン 』について解説していきます。
みなさん、こんばんは! Kuです。
さて、「アドレナリン」に対するイメージですが、
- 「アドレナリンって、なんか物凄く攻撃的な感じ…」
- 「なにやら危ない人になりそうなイメージ(-_-;)」
と思う方も中にはいると思います。
アドレナリンは今回リサーチしてみるまではなんとなく「刺々しい」イメージでした(笑)
いえいえ、アドレナリンは決して危ないものではありません。
『アドレナリン』をうまく活用できれば、「身体能力」や「集中力」を向上させたり、「察知脳力」が鋭敏になったりと、文字通り「パフォーマンス」を高めることができます。
「ここ一番で力を発揮したい!」と思う方にはピッタリです!
◆この記事でわかること
- アドレナリンの機能と効果
- アドレナリンの注意点
- アドレナリンを増やす方法
◇こんな方におすすめ
- 身体的な持久力や身体能力を高めたい人
- 一日の活力とパフォーマンスを高めたい人
- 注意力や集中力を高めたい人
- 音楽などの芸術作品やレジャーなどのアクティビティをより楽しみたい人(感動への感受性を高めたい人)
アドレナリン の機能と効果
アドレナリン(adrenaline、英名)、エピネフリン(epinephrine、米名、IUPAC組織名:4-[1-ヒドロキシ-2-(メチルアミノ)エチル]ベンゼン-1,2-ジオール)は、副腎髄質より分泌されるホルモンであり、薬物である[1][2] また、神経節や脳神経系における神経伝達物質でもある[1][3]。分子式はC9H13NO3である。戦うか逃げるか反応において重要な役割を果たす[4][5]。
ストレス反応の中心的役割を果たし、血中に放出されると心拍数や血圧を上げ、瞳孔を開きブドウ糖の血中濃度(血糖値)を上げる作用などがある。
Wikipedia「アドレナリン」より引用
別称『闘争・逃走ホルモン』
つまり、「生存本能」に関わる「戦うか・逃げるか」を判断する際に分泌されます。
別の言い方をすれば、外敵や生命の危機から身を守るために、身体を「戦闘モード」に変える脳内物質(ホルモン)といえます。
アドレナリン の10個の機能
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血圧を高め、筋肉の血管を開く(闘争・逃走のための筋肉のパワーを上げる)
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瞳孔が開く(広い視野を得て周囲の敵を把握する)
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ブドウ糖の血中濃度を上げる(エネルギーを得る)
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知覚感度を上げる(敵の気配を察知する)
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痛覚を麻痺させる(大けがをしても逃げ延びる確率を高める)
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心筋収縮力の上昇(全身に血[栄養と酸素]を送る)
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気管を開く(酸素供給量を増やす)
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勃起不全(性欲を抑えて、危険にのみ集中させる)
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胃液の分泌を抑え消化器管や膀胱の動きを止める(戦いに集中させる)
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脂肪を燃焼させる(闘争・逃走のためのエネルギーを得る)
アドレナリン を活用する7つのメリット
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「持久力」や「身体能力」が向上し、スポーツ競技などのスコアが上がる
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適度な緊張感により身体のパフォーマンスが向上し「勝負事」に強くなる
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「交感神経(活動モード)」を刺激して、心身ともにより「活動的」になる
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消化器官の働きを抑えるため、「暴飲暴食を防止」できる
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脂肪を燃焼するため、「ダイエット効果」が期待できる
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「注意力」や「集中力」が上がり、酸素量も増えることで頭の回転が速くなる
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「感覚」が鋭敏になることで、より「映画」や「音楽」などに感動しやすくなる
アドレナリン の過不足による7つの注意点
長期間 アドレナリン の分泌が過剰になると…
アドレナリン が枯渇すると…
『アドレナリン』はメリットが多いですが、分泌させ過ぎも非常にデメリットが大きい。
アドレナリンを分泌させ過ぎて、常に「興奮状態」にならないようにバランスよく効率的に活用することが大切です。
また、枯渇する原因は「アドレナリンの長期的な分泌」が原因とされています。
これは、例えるなら「燃料の使い過ぎでタンクが空になった状態」に近いです。
アドレナリンの過剰分泌を抑えるためには「副交感神経(休息モード)」を優位にさせて、体をしっかり休ませることが大切です。
アドレナリン を上手に増やす 6つの方法
1.好きなものに熱中する
ちなみに、恋愛の『ドキドキ感』も『アドレナリン』によるもの。
- ホラー、もしくはアクション映画鑑賞
- 好きなアイドルや俳優の出演作品や写真を見る
- お笑い動画を観て爆笑する
2.大きな声を出す
武道家やスポーツ選手が叫ぶのは、アドレナリンによる身体能力や注意力、集中力を引き上げる効果を得ており、実はものすごく理にかなった行動なのです。
《シャウティング効果が得られる行動の例》
- スポーツ観戦
- ライブ観戦
- カラオケ
- 絶叫マシン …など。
3.エクストリーム・スポーツ(アクション・スポーツ)
「エクストリーム・スポーツ」とは、速さや高さなどある程度の「危険な」要素を持ったスポーツのこと。
《アクションスポーツの例》
- バンジージャンプ
- スカイダイビング
- ロッククライミング
- スキー、スノーボード
- サーフィン
- レース
- モトクロス …など
4.インターバル・トレーニング
特に、手軽に激しい筋トレができて効果も大きい「HIIT(高強度インターバル・トレーニング」がおすすめです。
5.非日常の体験
- 音楽フェス
- アトラクション、遊園地
- 旅行
- 慣れない人との食事
- 新しい美味しい店の開拓
- YouTubeや配信アプリなどの動画投稿
このように上記のような例を見ると、『アドレナリン』の分泌が良好であるときの目安は、「ドキドキ、ワクワクしているときの感覚」とも言えます。
アドレナリンの分泌→興奮と判断できます。
6.カフェインをとる
特にカフェインが多く含まれるのがコーヒーです。
コーヒーを飲んで『アドレナリン』を分泌させることで、「交感神経」が高まったり、血中のブドウ糖濃度が高まったりして、体が活動的になります。
ただし、カフェインによるアドレナリンの分泌効果は2時間ほどしか続かないと言われています。
さらに、カフェインのとり過ぎは効果が薄いうえに、脳疲労を引き起こすので飲み過ぎは控えた方が無難です。
※ちなみに、成人で一日500ml(カップ約2杯半)ぐらいが適正。
アドレナリン の効果 まとめ
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『アドレナリン』は、危険を克服して「生き残るため」に、リミッターを外して心身を「戦闘モード」に変える脳内ホルモン
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「身体能力」や「集中力」が向上し「勝負事」に強くなる。
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エネルギーを取り出すために積極的に脂肪を燃焼させる。その結果「ダイエット効果」が期待できる。さらには、「食欲」にかかわる消化器官の機能も抑えて「暴飲暴食」も防いでくれる。
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出し過ぎも「ストレス」の大きな原因になり心身に悪影響が出る。『セロトニン』も分泌させる習慣を取り入れることで『アドレナリン』を上手くコントロールできるようになる。
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「ハラハラ」「ドキドキ」「ワクワク」する感じが丁度よく出ているとき。
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積極的に「未知の世界」に飛び込んでみる。その「緊張感」が『アドレナリン』を出し、パフォーマンスを高め、活動的な身体にしてくれる。
さて、いかがだったでしょうか?
ここ一番で緊張を感じたとき「今、アドレナリンが出て能力が上がっている!」と思えれば、きっと『アドレナリン』は強い味方になってくれるはずです。
みなさんもぜひ、積極的に「ドキドキ」「ワクワク」を探して『アドレナリン』を出し、活動的な日々を過ごしてみてくださいね^^
それでは!
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