美容効果の高い アロマ TOP4【 アンチエイジング&スキンケア 】
どうも、Kuです! 今回は精油のなかでも特に「 美容効果のある アロマ (エッセンシャルオイル)」についてご紹介していこうと思います。
今回の記事の内容は以下の通り。
- スキンケアに効果的なアロマ
- 老化予防になるアロマ
- 性的な魅力を高めるアロマ
- 美容に効果的なアロマTOP4
ちなみに前回は、脳を活性化させて集中力や記憶力、やる気を高める効果のある精油についてご紹介いたしました。
ご興味ある方は、そちらの記事もご覧ください。
スキンケア に使える アロマ
「スキンケア」のポイント
- 「保湿」
- 「抗炎症」
- 「細胞成長促進、修復作用」
- 「皮脂バランスの調整」
- 「肌の引き締め」
のなかから効果の高い物。
保湿作用
潤いを保ち、肌もすべすべに。
- ローズ
- ネロリ
- パルマローザ
- カモミールローマン
- ゼラニウム
- ローズマリー
- イランイラン
- サンダルウッド
- ローズウッド
抗炎症作用(肌荒れ、かゆみ、皮膚炎などに効果的)
刺激による肌荒れや痛みを鎮めたい方に。
- ラベンダー(やけどにも効果的)
- ローズオットー
- ネロリ
- カモミールローマン
- ゼラニウム
- イランイラン
- ローズマリー
- ミルラ
- ローズウッド
皮膚細胞の修復、成長促進
傷、ガサガサ、シミなどの改善や新しい皮膚の再生に。
- ラベンダー
- ゼラニウム
- ネロリ
- パルマローザ
- プチグレン
- パチュリ
- ローズウッド
- ヒバ
- フランキンセンス
皮脂抑制、皮脂バランスの調整
油っぽい、もしくは乾燥しやすい方に。
- ゼラニウム
- プチグレン
- イランイラン
- クラリセージ
収れん作用(肌の引き締め効果)
毛穴やしわ、たるみが気になる方に。
- ゼラニウム
- パルマローザ
- レモングラス
- ローズマリー
- パチュリー
- サイプレス
- ジュニパーベリー
- ミルラ
- ローズオットー
精油をスキンケアに使う際の注意事項
- スキンケアで使う際は、スキンケア用の精油を1%以下の濃度にする必要がある。
→キャリアオイル10㎖に対し、精油1滴でだいたい濃度が0.5%ぐらい。 - 精油の原液を肌に直接つけない。炎症などの原因になる。
- 好みの香りであることも重要。快・不快を判断する偏桃体に拒絶されると、精油の作用が効かなくなる場合もある。
- 光毒性(ひかりどくせい)には気をつける。「フロクマリン」という物資が紫外線に当たることで反応し、炎症やシミなどの原因になる。
→ベルガモット、グレープフルーツ、レモンは特にNG
〈おすすめのキャリアオイル〉
- 「スクワラン」
無色無臭。皮膚刺激が極めて少ない。
肌との馴染みも良く、酸化もしにくいため多くの化粧品で使用されている。 - 「ホホバオイル」
保湿に優れ、肌への伸びも良い。酸化もしにくい。
若干、ホホバの独特なにおいがある。 - 「マカダミアナッツオイル」
肌へのなじみが非常によく、スキンケア商品でも多用されている。酸化しにくく使いやすいのが特徴。
ナッツの香りが若干する。
アンチエイジングになるアロマ
「アンチエイジング」のポイント
- 「保湿、潤い」
- 「肌のハリ、弾力、ツヤの回復」
- 「肌の修復」
- 「シミ、シワ、そばかすの改善」
- 「くすみ予防」
のいずれかに当てはまる精油のなかから効果の高い物。
- ローズ(肌の弾力、潤い)
- ゼラニウム(皮膚の弾力回復、皮脂バランスの調整、皮膚の若返り)※妊婦の方はNG
- カモミールローマン(コラーゲンの産生促進、しわやたるみの予防、アトピーの改善)
- ラベンダー(皮膚細胞の修復)
- ネロリ(乾燥、しみ、そばかす、くすみ予防、色素沈着の改善、敏感肌のケア)
- イランイラン(皮脂の調節)
- パチュリ(細胞組織再生作用、肌荒れ改善)
- ローズマリー・ベルべノン(肌のハリの回復、シワ予防)
- サンダルウッド(乾燥肌の改善、肌の引き締め効果)
- フランキンセンス(肌の弾力、ハリ、潤い、軟化、傷ついた肌の再生)
- パルマローザ(ハリ、ツヤ、潤い、弾力の回復、皮膚細胞の活性化)
- ヒバ(育毛、抗菌、皮膚細胞の再生)
色気を高めるアロマ
催淫効果のある アロマ
こちらは美容に使える精油の番外編です。
フェロモン効果のある精油で雰囲気美人も目指してみてください(笑)
1:「イランイラン」
香水や高級ブランドの化粧品にも使われている「イランイラン」。
「媚薬の香り」としても有名。イランイランは「花の中の花」という意味があります。
男性ホルモンである「テストステロン」の分泌を活性化させ、性欲を高める効果もあり、リラックス効果も高く、ベッドの雰囲気づくりにピッタリな香り、とも言われています。
その高い催淫効果から、インドネシアでは、新婚夫婦のベッドにイランイランの花びらをばらまく習慣まであるそうです。
2:「サンダルウッド」
男性の汗に含まれる催淫作用のある成分「アンドロスタノール」に似た物質が含まれており、どちらかというと「男性の魅力」を高める香りです。
シャネルの香水「エゴイスト」に使われていることでも有名。
心を高揚させる作用もあり、活力を高めるのにもピッタリな精油です。
3:「ジャスミン」
「クレオパトラが愛した香り」としても有名。
インドやアラブ地域では古くから「媚薬」として扱われてきたほど。
「男性が想像する理想の女性の香り」と表現されることも多いです。
夜になると花の香気を増すことから、インドでは「夜の女王」とも呼ばれているそうです。
「生殖機能を高める効果」もあり、まさに「夜」にぴったりな精油とも言えそうです。
美容に効果的なアロマTOP4
1位:「ローズオットー」
- 香りの特徴:深みがありながらも透明感のある華やかな甘い香り
- 効能:美肌効果、抗炎症、鎮静、イライラやストレスの緩和、ホルモンバランスの調整、子宮の強壮、免疫調整、抗菌、血液浄化、抗アレルギー、二日酔いの改善、防虫など
美容に効果的な精油、第1位は「ローズオットー」です。
ローズの品種の中でも最高級といわれている「ダマスクローズ」から水蒸気状類法によって抽出される精油。いわばローズの上位版。
その香りの素晴らしさから「花の女王」とも呼ばれています。
ローズ・オットーの精油の中でもブルガリア産の「ブルガリアンローズ」は最高級と言われています。
肌の再生能力を高める効果が高く、中世ヨーロッパでは「若返りの薬」として利用されていました。
乾燥への保湿、収れん作用(肌を引き締める効果)、皮膚の弾力の回復効果もあることから、しわやたるみ、肌のハリの改善やキメを整える効果など特にアンチエイジングにおいて高い効果を発揮します。
また、傷や炎症、湿疹などの治りを早める作用もあります。
皮膚を柔らかくするエモリエント作用もある事から、肌の柔らかと弾力、保湿効果により肌の潤いを保てることから美容にはもってこいの精油といえそうです。
他には、緊張やストレス、不安や落ち込みを緩和し気持ちを明るくする効果もあることからメンタルヘルスにも有効です。
2位:「真正ラベンダー(別名:イングリッシュラベンダー)」
- 香りの特徴:ハーブ調の爽やかさと、果実のようなフローラル調の甘さが合わさったやわらかな香り。
- 効能:鎮静、抗うつ、安眠、リラックス、イライラの緩和、抗炎症、鎮痛(頭痛、生理痛、肩こりなどの痛み)、やけどや肌荒れの改善、抗菌、抗感染、細胞促進など
美容に効果的な精油、第2位は「真正ラベンダー」。
「心身を浄化するハーブ」として古代ローマ時代から使われてきたハーブのひとつでもあり、ラテン語で「洗う」をという意味のLavareに由来します。
真正ラベンダーのなかでは「プロヴァンス産」が最高品質とされています。
ラベンダーに含まれる「酢酸リナリル」は、メンタルの安定をもたらすセロトニンの分泌を促す効果があり、優れた鎮静作用を持っています。
特に「真正ラベンダー」には酢酸リナリルが多く含まれており、その高い鎮静作用からとても安らげる香りとして人気が高いです。
皮膚の細胞修復作用があり、細かい傷の跡や火傷跡などが残りづらくなると言われています。
また、抗炎症作用や殺菌作用から傷の治りを早める効果が高く、戦時中に火傷や傷の治療に使われていたほど。
殺菌作用と傷修復能力の高さから、にきびなどの肌のトラブルにも効果的です。
皮膚を柔らかくして潤いを与える「エモリエント作用」もあり、他にも、シミやシワ、くすみ予防や肌荒れの改善効果もある事から入浴剤と一緒に利用するのも美容に効果的です。
たしかに、ラベンダーの入浴剤はよく目にするのではないでしょうか。
ほかには、高級化粧品や高級スパのリラクゼーションなどにも用いられています。
※ラベンダーの種類の中には神経毒性のある「ケトン類」が含まれているものもあります。妊娠中の方や小さなお子様に使う場合は種類をよく調べてからご利用ください。
3位:「ゼラニウム(別名:ローズゼラニウム)」
- 香りの特徴:バラに似た甘さとハーブ調の爽やかな青っぽさが合わさった香り
- 効能:保湿、抗炎症、収れん、殺菌、皮脂バランスの調整、自律神経のバランスの調整、ホルモンバランスの調整、デトックス作用(むくみ改善)、血行促進、緊張や不安、イライラの緩和、安眠、虫除け
美容に効果的な精油の第3位は「ゼラニウム」。
ローズに似た華やかさと、ハーブ調の爽やかさがある香りが人気の精油。
ホルモンバランスの乱れを整え、女性特有の体の不調に効果的とされています。
また、イライラや緊張、不安を和らげる効果もあり、リラックスしたいときにもピッタリの精油です。気持ちを落ち着け、寝つきを良くしてくれる効果もあります。
血液循環を促し血行をよくする作用からデトックス効果も高く、むくみの改善にも効果的とされています。
他には、抗炎症作用から肌荒れの改善や、保湿作用、シミやシワの改善など美容にも嬉しい効果を発揮します。
特に、皮脂の調節作用に優れており、スカルプケアとしても活躍できる精油です。
ゼラニウムは、入浴剤やバスソルトなどに混ぜて、ゆったり入浴するといった使い方がおすすめです。
ゆったりとした気分で癒しの時間を過ごすことができることでしょう。
※ゼラニウムはホルモンバランスに作用するため、妊娠中の方の使用には特に注意が必要です。
4位:「イランイラン」
- 香りの特徴:南の島のリゾートにいるような温かみのあるエキゾチックで甘いフローラル調の香り
- 効能:皮脂バランスの調整、髪の成長促進と脱毛予防、抗うつ、鎮静、不安やストレスの緩和、血圧降下、誘眠、神経バランスの維持、性的強壮、催淫、女性ホルモンの調整
美容に効果的な精油の第4位は「イランイラン」。
華やかでエキゾチックな香りは高級感があり、香水などでも使用されています。
皮脂の調整作用や収れん作用(肌の引き締め効果)もあることから、スキンケアや頭皮のケアに最適です。
また、抗うつ作用や鎮静作用に優れており、ストレスや不安、緊張の緩和にも効果的です。
他には、催淫作用があることから、男性が女性に対して魅力を感じやすい香りでもあります。
女性的魅力を高め、さらにはメンタルを安定させながら、肌や髪のコンディションも整えることができる。
女性には嬉しい効果の多い精油といえそうです。
もちろん、スカルプケアや皮脂の調整、ストレスの緩和など男性にも効果的です。
※イランイランには高い鎮静作用と血圧を下げる作用があるので使用には注意が必要です。
男女別、好きな精油(エッセンシャルオイル)ランキング
女性の好きな香りの精油
※参照:公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)の行ったアンケート調査より
1位「ラベンダー」
- 男女ともに人気の上位に来る香り。
- 非常に刺激が少なく万人向け。
- 皮膚の炎症を抑えて再生を早めるためやけどの治療にも使われている。
- ラベンダーの数ある種類の中では、刺激が少なく、香りも柔らかい「真正ラベンダー」がアロマテラピーにおいてよく用いられている。
2位「ネロリ」
- 爽やかなフローラル系の香り。様々な化粧品やアロマグッズに使用されており非常に人気の高い精油のひとつ。
- 「ビターオレンジ」の花から抽出される。
- 1㎏の花からわずか1gしか抽出できず、希少な精油でもある。
3位「ベルガモット」
- 上品さと柑橘系の少し甘みのある爽やかで新鮮な香りが魅力。
- 男女を問わず人気。
- 精神疲労やストレス、不安を軽減する効果が高く、なかでも「天然の抗うつ剤」と呼ばれているほど、抗うつ効果に優れている。フレッシュさもありつつ、癒しにもなるのが人気の要因のひとつ。
- 紫外線に当たると炎症を起こす原因になる光毒性(ひかりどくせい)があるのでスキンケアには不向き。ただ、光毒性を起こす成分(フロクマリン)を除去した「ベルガモットFCF」というのもある。
- どんな香りとも相性がよく、使いやすいのも特徴的。
4位「ゼラニウム」
- ゼラニウムの種類の中でもローズに似た甘い香りのする「ローズゼラニウム」が人気。化粧品などにも使われている。
- 美容効果が高く、ホルモンバランスを整える作用もあるため、生理痛や更年期障害など女性特有の悩みの緩和にもおすすめ。
- 疲労や無気力の緩和にも効果的。
男性の好きな香りの精油
※参照:公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)の行ったアンケート調査より
1位「ベルガモット」
女性では3位でしたが、男性では1位。男性にとっても人気の高い香りみたいです。
とりあえず精油選びに迷ったら買ってみるのもありかもしれません。
2位「ラベンダー」
女性では1位でしたが男性では2位。
さすが「万能精油」と呼ばれているだけあり、メンタルの不調だけでなく体の不調やスキンケアにも高い効果を発揮するラベンダー。
やわらかく温かみのあるラベンダー独自の香りが、深い癒しへといざなってくれます。
3位「オレンジスイート」
- 甘くてやさしい心地良い新鮮さが人気の香り。
- 低刺激で、穏やかに作用するので小さいお子さんや妊娠中の方にも安心して使える。
- 空気清浄効果も高く、また油汚れの分解もするので掃除にも活躍できる。
- 高いリラックス効果と高揚効果もあるため、緊張を緩和しつつ気分も明るくさせてくれる。
4位「ジャスミン」
やはり「媚薬」として使われてきただけはあります。
官能的な気分になれるのも男性に人気の要因のひとつなのではないでしょうか。
それだけではなく、うつや不安をやわらげ感情のバランスを整える効果もあるので、普通にアロマテラピーとしても活躍できそうです。
>>【 簡単実践 】 アロマテラピー 基本的な7つのやり方と香りの種類
〈参考記事一覧〉
コメント