【 名言 から学ぶ 人生観 】 ゲーテ の 名言
どうも! Kuです。今回は、世界的に有名な小説家・劇作家であり自然科学者でもある「 ゲーテ 」の 名言 を紹介していきます。
今回は、波乱万丈な人生を生きたからこそ言える深い名言が多いように感じました。
ゲーテ の 生い立ち
- 本名:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
- 年代:1749.8.28~1832.3.22(享年82歳)
- 出生地:神聖ローマ帝国(現:ドイツ、チェコ、オーストリア、イタリア北部周辺)
- 職業:劇作家、小説家、詩人、自然科学者、政治家
《 ゲーテ の 主な功績 》
ドイツを代表する文豪であり、小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』、叙事詩『ヘルマンとドロテーア』、詩劇『ファウスト』など広い分野で重要な作品を残した。 (中略)
『エグモント』『ヘルマンとドロテーア』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』などを執筆、シラーとともにドイツ文学における古典主義時代を築いていく。 シラーの死を経た晩年も創作意欲は衰えず、公務や自然科学研究を続けながら『親和力』『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』『西東詩集』など円熟した作品を成した。 大作『ファウスト』は20代から死の直前まで書き継がれたライフ・ワークである。ほかに旅行記『イタリア紀行』、自伝『詩と真実』や、自然科学者として「植物変態論」、「色彩論」などの著作を残している。
Wikipedia「ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ」より引用
- 1774年(当時25歳)、自身の初の出世作『若きウェルテルの悩み』(小説)を出版、当時の若者を中心に熱狂的なファンを生み社会現象にもなった。ちなみに本書は、フランスの革命家ナポレオンの愛読書でもある。
- 1782年(33歳)に、ヴァイマル公国の宰相となる。
- 1784年(35歳)人にはないと思われていた前顎骨を発見、比較解剖学に貢献した。
- 1790年(41歳)に『進化論』の先駆けにもなったと言われている『形態学』を提唱。
- 1796年(47歳)に、教養小説の傑作と呼ばれる『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』を発表。翌年には多くのドイツ庶民の間で支持された叙事詩『ヘルマンとドロアーテ』を完成させる。
- 1808年(59歳)、ゲーテ最大の大作であり代表作でもある悲劇『ファースト』の第一部を発表。ちなみに第二部は1833年(没一年後)に発表されている。
- 1810年(61歳)に、「色彩心理学」のもとになったとも言われている『色彩論』を刊行。20年かけて研究されてきた大著とされている。
- 1816年(67歳)1786年から88年にかけてのゲーテの憧れの地であるイタリア滞在中の書簡や日記などをまとめた自伝『イタリア紀行』を執筆。
《 ゲーテ の 人物像 》
- 少年時代語のころから語学力に優れており、英語、フランス語、イタリア語、ラテン語、ギリシャ語、ヘブライ語の6か国語をマスターしていたと言われている。
- 父の勧めで大学では法学部に通って法律を勉強していたものの、文学に対する思い入れが強く、卒業後は法律家としては長続きしなかった(しかしのちの官僚時代では一時期、弁護士としても働いていた)
- 25歳で『若きウェルテルの悩み』の爆発的な人気によって文学の道で大成功を収める。しかし、26歳の時にワイマール公国に移住し官僚としての仕事に務め、以来37歳まで小説家としての活動は停止していた。
- 37歳から長期休暇をもらい、かねてより憧れの地であったイタリアに約2年にわたって滞在、これを契機に執筆活動を再開する。
- 学生の頃から自然科学にも興味を持っており植物学や光学などの研究も多く行っていた。
- シューベルトやベートーヴェン、メンデルスゾーンなどの著名な音楽家とも親交があり、ゲーテの作品には他にもシューマンやブラームス、デュカスなど非常に多くの作曲家により曲がつけられている。代表的な曲にはシューベルトの『魔王』や『野ばら』、デュカスの『魔法使いの弟子』などがある。
- 26歳の時に7つ年上の人妻と12年にも及ぶ大恋愛をしたり、晩年には60歳年下の17歳の少女に熱烈な恋をしてプロポーズしたりなど、生涯にわたって恋多き人生だったと言える。実際に多くの作品に恋の体験が描かれていることが多い。
参考記事:歴史上の人物.com
ゲーテ の 有名な名言
「停滞」という名の「退化」
「He who moves not forward, goes backward.
前進をしない人は、後退しているのだ」
名声と批判は隣り合わせ
「There is strong shadow where there is much light.
光が多いところでは、影も強くなる」
「一秒」の価値
「Every second is of infinite value.
毎秒は無限の価値を持っている」
心に響いた ゲーテ の 名言 7選
名言1.「実行すること」こそが肝心
「Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.
知ることだけでは充分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは充分ではない、実行しないといけない」
「よし、やるぞ!」ってなっているときはめっちゃやる気になっていて、いろいろ調べるんだけど、結局は知ることだけで満足して中途半端に終わってしまう…
理想があるのは大事なことですが、やる気だけでは空回りすることってあると思います。
使わない知識はただの雑学。口だけ「やる!」というのは簡単です。
いつでも「実行すること」を一番の手段にしたいですね。
でも、まぁそれが一番難しいところでもありますが。
名言2.幸運は育てたからこそ訪れる
「The day of fortune is like a harvest day, We must be busy when the corn is ripe.
幸運の日は収穫日のようなものである。私たちはトウモロコシが熟しているときは忙しいはずだ」
言葉は人によって受け取り方が違ってきますが、この言葉もいろんな解釈ができると思います。
忙しさのあまり幸運に気づかないという意味もあれば、努力の結果手にできるものだという意味にもとれそうです。
名言3.マイペースに、でも歩みは止めず
「Without haste, but without rest.
あせらずに、だが休まずに」
結果をあせっていろいろ手を出し過ぎて何も得られず報われないと、時期早々に悩む人がいます。
ですが、成果というのはそんなに早く手にできるものではないことがほとんどです。
地道に行きましょうかね。
前進を続けたからこそ見えてくるものもあると信じて。
名言4.人を愛するということ
「Love does not dominate; it cultivates.
愛は支配しない、愛は育てる」
愛は時として人を狂わせることもありますが、また、人の心を大きく成長させることもあります。
「愛で」支配しない、ではなく、「愛は」になっているところがポイント。
名言5.「今」を精一杯生きる大切さ
「Nothing is worth more than this day.
今日より大切なものは存在しない。昨日に戻る事は出来ないし、明日にはまだ手が届かない」
足りない昨日に嘆くよりも、どうなるかわからない明日を恐れるよりも、今確かに目の前に存在する今日を生きる。
今はいずれ過去にも未来にもなります。
だからこそ、目の前にあるひとつひとつを大切にしていきたいですね。
実は、アインシュタインも似たような名言を残しています。
今という現実を大切にできる人が、偉大な功績を遺せるんでしょうかね。
人生をより良くするための普遍的なコツともいえそうです。
名言6.人を形作るもの
「We are shaped and fashioned by what we love.
人間はみずからが愛するものごとによって、形づくられる」
自分から興味を持ち、自分から愛する。
そうすることによって得られたフィードバックが人格を作り上げていく、ということですかね。
何も好きじゃない、何も興味ない、世界は何も与えてくれない、そう考えている人は確かに虚無かもしれません。
自ら愛する姿勢こそが人生に潤いを与えてくれる気がします。
名言7.「できること」に悩む必要はない
「Whatever you can do, or dream you can, begin it. Boldness has genius, power, and magic in it.
あなたにできること、あるいはできると夢見ていることがあれば、今すぐ始めなさい。向こう見ずは天才であり、力であり、魔法です」
よく言われるのが、「何ごともやってみなくちゃわからない」ということですね。
まさにその通りだと思います。
「できる」とわかっているのであれば迷いは不要。
ただ黙々と、一心不乱に「自分ができること」をやる。
そうすることで人生はきっと開けていくはずです。
コメント