アロマテラピー のやり方7種と香りの種類【簡単・実践方法を解説】

アロマテラピー やり方 アロマテラピー のやり方7種と香りの種類【簡単・実践方法を解説】 自律神経・体質改善・健康習慣
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アロマテラピー のやり方7種と香りの種類【簡単・実践方法を解説】

こんにちは!Kuです。今回も前回に引き続き「 アロマテラピー 」について、今度はアロマテラピーの基本的な手法やアロマの種類についてもわかりやすく解説していきます。

今回の記事の内容は以下の通り。
  • アロマテラピーの目的
  • アロマテラピーの基本的な7つの手法の手順
  • 精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルの違いについて
  • アロマ(香り)の分類、基本的な種類について
  • アロマテラピーをする際の注意点

前回:>>【心身の健康に効果的】 アロマテラピー の 仕組み と 歴史

アロマテラピー の7つの目的

アロマテラピーをするメリットは、主に以下の7つです。

  1. 「メンタルの回復、安定」抗うつ、不安や緊張の減少、ストレスやイライラ解消効果など。
  2. 「気力の回復、リフレッシュ」気分を明るくする、気力を高める効果など。
  3. 「リラックス効果」安眠効果、副交感神経を高める、疲労回復、筋肉のコリをほぐす効果など。
  4. 集中力を高める」集中力や記憶力、認知機能の向上など
  5. 「血行促進、デトックス、体質改善」血管の拡張による冷え性の改善、自律神経を整える効果、老廃物を出しやすくする効果、鼻詰まりの解消など
  6. 「アンチエイジング、スキンケア」催淫(いわゆるフェロモン系)、体臭改善(デオドラント)、抗炎症作用、傷や火傷、ニキビなどの治りを早くする、保湿、肌に潤いを与える、美肌効果など
  7. 「エリアクリーン」殺菌、抗菌、抗ウイルス、空気清浄、浄化作用、消臭、虫除け効果など。

 

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アロマテラピー 7つの使い方

  1. 芳香浴法
  2. アロマバス(沐浴法)
  3. 吸入法
  4. フェイシャルスチーム
  5. 湿布法
  6. トリートメント法(アロママッサージ)
  7. アロマクラフト(アロマ化粧品、アロマスプレーなど)

使い方1.芳香浴法

アロマテラピー

  • やり方:精油の香りを空間に拡散する
  • 使う道具:アロマデュフューザー、アロマランプ、アロマポッド、アロマストーン、ハンカチなどの布
  • 効果:リラックス効果、気分のリフレッシュ、睡眠改善など

芳香浴法 をする際のポイント

場所を選ばずどこでも楽しむことができる。
布製品を使用する場合は染みになっても大丈夫なものを使う。枕元で楽しむのであれば使い捨て出来るコットンやティッシュなどがおすすめ。
お手入れが簡単でどこでも置ける「アロマランプ」や「アロマストーン」などでも芳香浴法は手軽に楽しむことができます。

使い方2.アロマバス(沐浴法)

  • やり方:全身、または半身浴や足湯などの部分浴・全身:1~5滴・部分浴(半身、足湯、手浴):1~3滴
  • 使う道具:洗面器、ベースオイル(無水エタノール、乳化剤、植物油など)
  • 効果:疲労回復、筋肉のコリや痛みの解消、血行促進、美肌効果、気分のリフレッシュなど

沐浴法 をする際のポイント

柑橘系やスパイス系など肌への刺激が強い精油もあるので、効用を良く調べて精油を選ぶことが大切。また、精油はお湯に溶けない脂溶性なので、あらかじめ植物油(キャリアオイル)や乳化剤(バスベース)、無水エタノールなどに混ぜてから使用すること。

※アロマテラピーで使われる有名な植物油(キャリアオイル)には、「オリーブオイル(肌用)」「スイートアーモンドオイル」「グレープシードオイル」「ホホバオイル」などがあります。
いずれも肌のトラブルを避けるため「天然由来100%」のものを選ぶようにしましょう。

使い方3.吸入法

  • やり方1:ぬるめのお湯(70~80℃ぐらい)を張ったコップや洗面器に1~4滴ほど垂らして蒸気を直接吸引する
  • やり方2:布やマスクに精油1滴たらして直接かぐ。※肌に精油が触れないように注意。
  • 使う道具:お湯を張れる容器(マグカップや洗面器など)、マスク
  • 効果:呼吸器系の不調の緩和、のどの痛みや鼻づまりの解消、高いリラックス効果など

吸入法 をやる際のポイント

目の粘膜に触れないように目を閉じて行う、喘息の人や乳幼児はNG。
粘膜を刺激する場合もあるので長時間の吸入は控える。
マスクにつけて行う場合はキャリアオイルで薄めてから使うか、精油を垂らした後5~10分ほど香りを拡散させてから使う。

使い方4.フェイシャルスチーム

  • やり方:精油成分を含んだ蒸気を顔に5~10分くらい浴びる
  • 90℃以上の熱めのお湯に1~3滴ほど垂らして使う
  • 使う道具:洗面器、タオル
  • 効果:肌荒れやニキビの改善、顔の血行促進、保湿効果など

フェイシャルスチーム をする際のポイント

精油成分が目の粘膜に触れないように必ず目を閉じてから行うこと。

5.湿布法

アロマテラピー

  • やり方:精油を含ませたタオルを改善したい体の部分に当てる
  • 洗面器にお湯、または冷水を張って精油を1~3滴ほど垂らす。そこにタオルを浸して軽く絞り、改善したい部位にあてて使う。
  • 使う道具:タオル
  • 効果:痛みやコリ、生理痛の解消

湿布法 をする際のポイント

精油のついた部分が直接肌に触れないようにする。
目の周りなど、刺激に弱い部分には使用しないこと。

使い方6.トリートメント法(アロママッサージ)

アロマテラピー

  • やり方:精油(エッセンシャルオイル)を植物油(キャリアオイル)で薄めマッサージオイルを作り、顔や全身に塗ってマッサージする。
  • 使う道具:キャリアオイル
  • 効果:美肌効果、血行促進、老廃物の排出、筋肉のコリの改善、高いリラックス効果

トリートメント法 をする際のポイント

原液では使用せず、必ずキャリアオイルで薄めてから使うこと。
精油の濃度は使う精油の種類や使用目的によって異なるがだいたい0.5~1%が目安。
かゆみや炎症などが表れた場合はすぐに水と洗剤で洗い流し、必要であれば皮膚科で診てもらう。

使い方7.アロマクラフト(化粧品、スプレー)

アロマテラピー

  • やり方:化粧水やハンドクリーム、バスソルトなどに精油を混ぜて使ったり、無水エタノールに混ぜてアロマスプレーを作ったりして使う。
  • 使う道具:
    ・アロマ化粧品:ハンドクリーム(シアバター+ホホバオイルに精油5滴)、既存の化粧水、または乳液(1~2滴)、入浴剤(精油1~5滴)などと混ぜ合わせて使う
    ・手作りアロマスプレー:無水エタノール、精製水、カラースプレー容器 (無水エタノール10㎖に対し精油10~12滴、よく混ぜ合わせたあとに、さらに精製水20㎖で希釈する)
    ※精油の成分が光刺激により変化する場合もあるので容器は透明なものを避けるのがベター
    ・手作りアロマ消臭剤:重曹+消臭作用のある精油(レモンやペパーミント、ヒノキなど)(重曹100gに対して精油10滴の割合)
  • 効果:精油や用途による

アロマクラフト をする際のポイント

アロマスプレーで使用する精油にレモングラスやゼラニウムなどの虫が嫌がる香りを使えばそのまま虫よけスプレーとして使える。
殺菌、抗菌、消臭、浄化作用のある精油(スイートオレンジやティーツリー、レモングラスなど)を使えば掃除用スプレーとしても活用できる。
柑橘系(特にベルガモット)は色素が濃いものが多く、肌や衣類家具などのシミの原因にもなるため化粧品やスプレーなどに使う精油は用途をよく調べてから合うものを使用する。
詳しくは以下の記事を参照。

アロマテラピー で使われる アロマの種類

アロマテラピー の基本、精油(エッセンシャルオイル) と アロマオイル の違い

【精油(エッセンシャルオイル)】
→「100%」植物由来
→心身の改善や美容、殺菌効果などの「アロマテラピー」としての作用があるのは精油
→キャリアオイルなどで薄めることにより、「地肌」にも使うことができる
【アロマオイル】
→「精油」、「天然香料」、「合成香料」などをアルコールやキャリアオイルなどで希釈したもの
→精油よりも香りの持続時間が長く「香りを楽しむ目的」で使われる(心身の改善などの精油がもたらすような「アロマテラピー」としての作用はほとんどない)
→シミや肌荒れの原因にもなるので「地肌」には使えない
※お店で買い物する際、店員さんに「アロマオイルではなくてエッセンシャルオイルを探している」と言うと「お!この人はよくわかっているな」となるとか、ならないとか(笑)

精油(エッセンシャルオイル)

植物(花弁、茎、葉、根、果皮、樹皮、種子)から抽出された天然成分100%の香りのオイルのこと。

「精油」と表記できるのは「天然成分100%の香料のみ」です。

(厳密にいうと、精油の中には加工や生成過程において脱テンペル処理など他の合成物質やアルコールが使われているものもある)

精油(エッセンシャルオイル)は、アロマオイルとは違い「天然の植物の成分」が凝縮されています。

そのため「心身の改善」などの効果がアロマオイルよりも高いです。

むしろ、アロマオイルは鎮静効果や不安・不眠の解消などの「精油」がもたらすような作用はほとんどないため「アロマテラピー」として使われるのは、基本的にほぼ精油(エッセンシャルオイル)です。

アロマオイル

精油とは異なり、「合成香料」なども含まれている香りのオイルのこと。

「アロマオイル」の他に「フレグランスオイル」や「ポプリオイル」などの製品も合成香料などが使われている名称でもあり、「天然成分100%」ではありません。

主にアロマオイル類は「香りを楽しむ目的」で作られており、精油(エッセンシャルオイル)よりもアロマテラピーに関する効用に劣ります(市販の芳香剤のほとんどは精油ではなくアロマオイルが多い)。

また、「肌への作用」もほとんどなく、化学物質や合成香料などが添加されていることもあります。

そのため、むしろシミなどの原因になることから、アロママッサージやアロマバス、化粧品に混ぜて使うなど地肌では使用できません。

ただ、「香りの持続性」においては精油よりも長続きするように作られているものが多いため、単純に「香りを長く楽しむ目的」であればアロマオイルの方がおすすめです。

アロマテラピー で使われている 香りの種類

現在、精油(エッセンシャルオイル)の種類は1500種類以上、アロマオイルは300種類くらいあると言われています。

ただ、その中には「毒性」があり扱いが難しい物も多く含まれており、実際にアロマテラピーなどで一般的に使用するのは「数100種類程度」と言われています。

数100種類以上あるアロマですが、アロマの種類は香りの特徴から大きく「7つのタイプ」に分類されています。

香りの種類 その1.フローラル系

  1. 香りの特徴:「花」を想起させる甘く優しい「癒し」の香り
  2. 期待される効果:緊張の緩和、不眠や血行改善など
  3. 相性のいい香りの系統:シトラス系、エキゾチック系

《フローラル系で人気のアロマ》

  • 真正ラベンダー:ストレス&イライラの緩和、安眠、抗うつ、鎮静、鎮痛、肩こり、抗菌、抗炎症、スキンケア効果など
  • ローズ:緊張&ストレスの緩和、気分の高揚、幸福感(オキシトシンの分泌)、気力の回復、抗炎症、女性ホルモン&自律神経の調整など
  • ジャスミン:不安解消、乾燥肌の改善など
  • カモミール・ジャーマン:ストレスの緩和など
  • カモミール・ローマン:緊張&イライラの解消、リラックス効果、抗アレルギー作用(花粉症&乾燥の緩和)など
  • ゼラニウム:抗うつ、抗菌、強壮、女性ホルモン&皮脂バランスの調整など
  • ネロリ:抗うつ、神経強壮、不安解消、高いリラックス効果、抗炎症、消化促進、皮膚再生など

香りの種類 その2.シトラス(柑橘)系

  1. 香りの特徴:親しみのある「爽やかでフレッシュ」な香り
  2. 期待される効果:集中力UP、落ち込みやイライラの解消
  3. 相性のいい香りの系統:ハーブ系、フローラル系

《シトラス系で人気のアロマ》

  • ベルガモット:ストレス&不安&緊張の緩和、落ち込みの改善、抗菌、抗炎症、食欲促進、空気清浄、消臭など
  • オレンジ・スイート:抗うつ、緊張の緩和、気分の改善&高揚、解毒、消化促進、抗炎症、抗菌、空気清浄、油汚れの分解など
  • グレープフルーツ:神経強壮、抗うつ、不安&緊張の緩和、落ち込みの改善、高揚、高いリフレッシュ効果、鎮痛、むくみ&肥満の予防、デトックス効果、二日酔いの解消、抗菌、消臭、空気清浄など
  • ゆず:イライラ&気分の改善、気分転換、高いリラックス効果、冷え性(血行促進)&むくみ改善、風邪予防、保湿効果など
  • レモン:集中力UP、高いリフレッシュ効果、抗炎症、消化促進、冷え性&むくみの改善、抗菌、消臭、殺菌消毒など
  • レモングラス:脳の活性化(集中力&記憶力UP)、強壮、鎮静、ストレス&不安&緊張の解消、鎮痛、抗炎症、血行促進、抗菌、消臭、虫除けなど

香りの種類 その3.ハーブ系

  1. 香りの特徴:スッキリとして清潔な「清涼感」のある香り
  2. 期待される効果:眠気覚まし、虫除け、食欲増進
  3. 相性のいい香りの系統:ウッディ系、シトラス系

《ハーブ系で人気のアロマ》

  • ローズマリー:集中力&記憶力&注意力UP、ストレス&無気力感の解消、眠気覚まし、鎮痛、血行促進、代謝促進(抜け毛予防)、肩こりの解消、抗菌、抗感染、虫除けなど
  • クラリセージ:不安&ストレスの緩和、抗うつ、血圧降下、女性ホルモン調整など
  • ペパーミント:高いリフレッシュ効果、集中力UP、抑うつ、精神疲労の回復、眠気覚まし、乗り物酔いの緩和、鼻詰まりの解消、抗菌、消臭、防虫効果など
  • ユーカリ:集中力UP、高揚、落ち込みの改善、不安の緩和、抗菌、抗ウイルス、免疫機能の調整、鼻水&せき&のどの痛みの鎮静
  • ティートリー:強壮、落ち込みの改善、高いリフレッシュ効果、免疫機能の調整、抗菌、抗ウイルス、消臭、抗炎症など
  • マージョラム・スイート:鎮静、神経強壮、高いリラックス効果、自律神経の調整、鎮痛、せきの緩和、抗炎症、抗菌、血液促進など

香りの種類 その4.ウッディ(樹木)系

  1. 香りの特徴:「森林」を想起させる「爽やかな深み」のある香り
  2. 期待される効果:安らぎとリフレッシュ、鎮静効果、抗菌など
  3. 相性のいい香りの系統:スパイス系、ハーブ系

《ウッディ系で人気のアロマ》

  • シダーウッド:鎮痛、神経強壮、不安の緩和、脳の活性化(集中力UP)、血行促進、リンパ強壮、皮膚再生、抗菌、防虫など
  • ヒノキ:鎮静、神経強壮、リフレッシュ&リラックス効果、精神疲労の回復、気分転換、抗菌、抗ウイルス、抗炎症、血行促進、消臭、防虫など
  • サイプレス:鎮静、イライラ&緊張の緩和、神経強壮、感情の安定、抗炎症、デトックス効果、静脈強壮、気管支の不調の改善(せきの緩和)など

香りの種類 その5.スパイス系

  1. 香りの特徴:ピリッとした刺激のある「香辛料」の香り
  2. 期待される効果:食欲増進、倦怠感の解消、気力の回復など
  3. 相性のいい香りの系統:バルサム系、ウッディ系

《スパイス系で人気のアロマ》

  • シナモンリーフ:無気力感&孤独感の解消、落ち込みの改善、消毒、消化不良の改善、肌の引き締め効果など
  • クローブ:落ち込みの改善、高揚、鎮痛、抗菌、抗ウイルス、防腐作用、消毒、ニキビ&水虫の改善など
  • ブラックペッパー:無気力感の解消、血行促進、肩こり&腰痛&筋肉痛の緩和、消化促進、体液の循環促進、胃の粘膜の保護など
  • ジンジャー:集中力&記憶力UP、血行促進、肩こり&腰痛の緩和など
  • バニラ:気分の改善など
  • コリアンダー:無気力感の改善、高揚、やる気UP、リフレッシュ効果、集中力&記憶力UP、食欲増進、消化不良の改善、鎮痛、頭痛の緩和、抗菌、消臭など

香りの種類 その6.バルサム(樹脂)系

  1. 香りの特徴:深みと「重厚感」のある甘い香り
  2. 期待される効果:やる気の回復、落ち込みの解消など
  3. 相性のいい香りの系統:エキゾチック系、スパイス系

《バルサム系で人気のアロマ》

  • フランキンセンス:抗うつ、鎮静、イライラの解消、呼吸を整える、皮膚再生、抗炎症、乾燥&肌荒れの改善、優れたアンチエイジング効果など
  • ミルラ:気力の回復、無気力感の解消、ストレス&不安&緊張の緩和、抗炎症、殺菌、消毒、風邪&消化器系の改善、治りにくい傷の治療など
  • ベンゾイン(安息香):鎮静、不安&緊張&孤独感&喪失感の緩和、抗炎症、呼吸器系の不調の改善、乾燥による肌荒れの改善など

香りの種類 その7.エキゾチック(オリエンタル)系

  1. 香りの特徴:独特な甘さのある「エスニックで魅惑的」な香り
  2. 期待される効果:不安解消、意識をクリアにさせる
  3. 相性のいい香りの系統:フローラル系、バルサム系

《エキゾチック系で人気のアロマ》

  • イランイラン:鎮静、神経強壮、抗うつ、催淫、血圧降下、鎮痛、ホルモンバランスの調整、皮脂の調整
  • サンダルウッド(白檀):不安やストレスの緩和、頭痛や不眠の軽減、むくみの解消、のどの痛みやせきの緩和、抗菌、抗感染
  • パチュリー:抗うつ、催淫、緊張や不安の緩和、情緒の安定、イライラやストレスの鎮静、食欲抑制、血行促進、皮膚の再生、収れん作用(肌の引き締め効果)
  • ベチバー:興奮の鎮静、ストレスや緊張の緩和、免疫機能の回復、強壮作用、血行促進、抗炎症、肌荒れの改善

アロマテラピー の注意点

1.精油(エッセンシャルオイル)は基本的に希釈して使うこと

精油は原液のまま地肌に直接つけると肌荒れやシミなどの肌トラブルの原因になります。

なので、精油は基本的に植物油(キャリアオイル)や無水エタノールなどで希釈してから使うのが基本です。

※芳香浴法では原液のまま使用する場合もあります。

2.最適な濃度を守ること

精油のなかには鎮静作用など、自律神経に働きかけるものもあるため、一度に高濃度で大量に使用するとめまいや吐き気、酩酊状態に陥る場合もあります。

なので、使う際は一度に数滴単位にとどめましょう。

また、長時間の使用も注意が必要です(低濃度であれば多少長くても問題はありません)

3.ボトルやパッケージをしっかり確認すること

アロマテラピーや手作り化粧品などで使用するのであれば「精油」「エッセンシャルオイル」「天然成分100%」などの表記があるものを選びます。

ただし、なかにはアルコールで薄められている安価なものもあるので、ラベルにある成分表はしっかり確認した方が良いです。

「アロマオイル」「フレグランスオイル」「ポプリオイル」などの表記のある製品は合成成分などの添加物が含まれています。

これらの製品は「香りを楽しむ目的」で作られており、アロマの効用がほとんどなく、肌荒れやシミなどの原因にもなるためアロマテラピーには不向きです。

また、保存料の含まれていない精油は光による刺激に弱く劣化しやすいため、必ず遮光ビンに入っているものを選びましょう。

4.妊娠中の人、3歳以下の乳幼児、肌に疾患のある人は肌への使用や長時間の吸引は避けること

アロマテラピーは自律神経やホルモンバランスなどに作用するため、妊娠中の人や心臓に疾患のある人、高血圧、もしくは低血圧の既往歴がある人は注意が必要です。

使用したい場合は医師と相談してからにしましょう。

また、精油は肌への刺激が多少なりともあるため、皮膚の完成していない3歳以下の乳幼児や肌に疾患のある人は肌への使用は控えた方が良いです。

肌の弱い方がアロマテラピーをするのであれば、肌以外への作用、たとえば精油を低濃度に薄めた芳香浴や吸引法で短時間であれば問題ありません。

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