「 会話への 苦手意識 」を克服するたった1つのコツ【会話は〇〇できればOK】
今回は、「 会話への苦手意識 」を取り除く方法について解説していきます。
どうも! Kuです。今回のテーマは、「 会話への苦手意識 」。
皆さん、会話はお好きでしょうか?
他の国の国民性と比べてシャイな人が多いと言われている日本。会話に苦手意識を持っている方は、わりと多いのではないでしょうか?
かくいう筆者のKuも、小さい頃から会話への苦手意識が強くて長年悩んできました。
「下手なこと言ったらどうしよう? しっかり話さないと」「初対面の人となるべく一緒になりたくないな、何話したらいいかわかんないし…」「会話が上手い人が羨ましい…」と。
ですが、「ある考え方」をするようになってからは、会話に対する見方がガラリと変わりました。
今では、誰とでも(苦手な人を除いては笑)ある程度は会話ができるようになり、「上手く話せないこと」にまったく悩まなくなりました。
それではいってみましょう!
◆この記事でわかること
- 会話への苦手意識をなくすコツ
◇こんな方におすすめ
- 「会話が苦手」だと感じている人
- 上手く話せないことに落ち込みやすい人
- 人見知りを改善したい人
会話への苦手意識をなくすコツ
それでは早速、結論から言います。会話への苦手意識をなくすコツ、それはズバリ「会話は適当でもいい」と考えることです。つまり「自分の話したいことを話したいように話す」ただそれだけです。
「は?」と思った方が大半だと思います。ですが、ちょっと待ってください。
この考え方は、別に投げやりになって、あきらめの気持ちになって話している訳では決してありません。それなりにちゃんとした根拠があり、改善の成果が出せる考え方になっています。
これから解説していきます。
お気づきの方もいると思いますが、今回の記事は「会話が上手くなるコツ」ではなく、あくまでも「会話への苦手意識をなくすコツ」がテーマになっております。
なので、小手先の会話のテクニックやトレーニング方法などは、また別の機会にご紹介して行こうと考えております。
〈今回の思考法のポイント〉
今回は、成長や上達、というよりは、「心の足かせとなっている、会話への不安を取り除く意識改革」といった内容になっております。
上達するためのハウツーも大事ですが、何事も「苦手意識」を持った状態では上達が難しくなります。何より苦手意識を持ったままだと、いつまでも会話を楽しめずに悩みから抜け出せない要因にもなるわけです。
それに、苦手意識を持っている人とそうでない人とを比べたら、圧倒的に後者の方が上達が早そうですよね。
つまり今回の思考法は、「なにを話せばうまくいくだろう?」という悩みや不安をなくすための考え方です。いわば病原体を取り除く原因療法みたいな思考法になっております。
さて、それではもっと話を掘り下げていきましょう。
〈会話が得意な人と苦手な人の違い〉
それでは、会話が得意な人と、我々のような会話が苦手な人との違いはなんでしょうか?
それは、「伝えたいことがあるかどうか」です。
今まで筆者が出会ってきた中で、会話が得意な人たちの共通点には「これを人に話したい!」という「誰かに何かを伝えたい願望」が強い傾向にあるように感じます。
※ここでいう会話が得意な人たちとは「会話することに何の不安もためらいもないと感じられる人たちのこと」を指します。
- 「ちょっと聞いてよ~」
- 「○○さんに会ったら話したいと思ってた!」
- 「○○ってどう思う? 私は~」
- 「この間こんなことがあってさあ・・・」
- 「ねえねえ、知ってる? ○○っていうのがあるんだけど・・」
一度話しだしたら止まらない、いわいる「マシンガントーク」の人たちは、思い返してみれば上記のような話の始まり方をしていることが多いように思います。
今まで過去に出会った人たちを思い返してみて、あなたにも心当たりはないでしょうか?
「話したい」という願望があれば、自分から積極的に話せるようになりますし、なにより経験値が手に入りやすいです。
自信とは「うまくいった経験の積み重ね」にすぎません。「10やって8上手くいった人たち」よりも、「1000やって300うまくいった人たち」の方が自信は揺るぎないものになるのは明白です。
「話したい」という願望を強く持ち、自然に主体的に経験値を増やすことができれば、「会話に自信が無い」ということに悩まなくなるというわけです。
〈会話への苦手意識をなくすために、会話の内容よりも大事なこと〉
つまり、会話は「おもしろい内容」について悩むよりも「自分はいったい人に何を伝えたいのだろうか?」を深く掘り下げていった方が改善できるということです。
そもそも「おもしろいかどうか」というのはあくまでも主観的で抽象的な捉え方であり、人によって受け取り方は様々です。ものすごーく曖昧なものであり、それに絶対はありません。
厳密に言えば、話の技術やテンプレートというものは存在します。芸人や落語家、アナウンサーやTVの実況・解説者、ラジオのパーソナリティなどの人たちが磨き上げ、使い分けているものです。
「話のおもしろさ」というのはどちらかというと、話の内容よりも、言い方、声のトーンやテンション、話す順序やタイミング、場の空気感、単語のチョイス、ちゃんとツッコミを入れてくれる人がいるかどうか、など「内容以外の様々な要素」に左右される場合が多いです。
それには高い技術やセンス、長年の経験などが必要です。
TVでよく活躍されているレジェンドであり、会話のプロでもある、松本人志さんや明石家さんまさん、タモリさんなど、もちろん類まれなる天性のセンスというのもあるのでしょうが、長年芸能界で生き残るためには(自覚がある、ないに関わらず)様々な試行錯誤や技術の研鑽を自然と繰り返してきたはずです。天才だらけの芸能界の中で、センスだけで生き残るのは難しいでしょう。
芸能界にいたことないので、完全に推測ですが(笑)例えとして伝わっていただければ幸いです。
つまり極論、「会話がおもしろい」とは「おもしろい内容」よりも「おもしろく話すこと」の方が重要なのです。それは「話すのが苦手」「何を話せばいいかわからない」という初心者にはとてもハードルが高い技術だと思います。
さて、それでは技術もセンスも持ち合わせていない人たちは、会話をあきらめるべきなのでしょうか?
〈そもそも、会話がうまくなってどうなりたいのか?〉
今の持論を聞いて、「会話のハードルが高い、だから悩んでいるんだ…」と思った方もいると思います。
では、「そもそも会話がうまくなってどうなりたいのでしょう?」
「会話が苦手」というのは、雑談などの日常会話を指していると思いますが、大事なプレゼンや会議、スピーチ、解説などではない限り、会話において「上手く話すこと」はそれほど重要ではありません。
- 「上手く自分の意図が伝わらなくて悩んでいる」のであれば「伝え方の技術」を学べばいいですし、「会話を楽しむコツ」とは別物です。
- もちろん「ちゃんと伝わらないとストレスだし、会話を楽しめない」となることも多いと思います。ですが、それは技術の問題であり、時間をかけて試行錯誤を繰り返していけば誰でも改善可能なことです。
「面白い人と思われたい」のであれば、話し方や態度、言葉のチョイス、ユーモアのあるものの見方を研究して、積極的にどんどん人に試していけばいいと思います。
恐らく、会話がうまくなりたい人の大半は「会話を楽しみたい」と思っている人がほとんどだと思います。
それでは、内容がおもしろくなくては会話は楽しめないのでしょうか? 答えはノーです。
「おもしろい」はそれぞれの評価に依存し受け身的、人によりけりで曖昧。「楽しい」は態度であり主体的、自分次第であり、ある程度自分でコントロール可能なものです。場の空気とか相手が悪くて楽しめないというのは言い訳です。「楽しめるかどうか」は自分自身の問題なのです。
「誰が聞いても面白い」を自由自在にできるのであれば、ぜひともお笑い芸人を目指すことをおすすめします。きっと人気者になれることでしょう(笑)
まずは何より、最初の一歩、スタートラインに立つために「苦手意識を克服すること」の方が先決です。トークスキルは経験と試行錯誤を繰り返して徐々に磨いていけばいいのです。
▼「自分の意図がうまく伝わらなくて困っている」という方は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。
会話への苦手意識 がなくなるたった1つのコツ まとめ
色々と話はそれましたが、ここで本題である「会話への苦手意識をなくすこと」について。
最初の持論に戻りますが「会話(の内容)は、(ちゃんと自分の意図が伝われば)適当でもいい」と考えるのが、一番心理的ハードルを下げると思います。あとは「会話を楽しもう」とする態度の問題です。
親兄弟家族のイラっとした言動の話、行きつけの店の店員とのやり取りの話、めちゃくちゃ失敗した恥ずかしい体験談、近所の怪しい住人の話、この間食べてみておいしかった料理の話、Twitterのトレンドになっている話、今週の天気の話・・・などなど
話す内容は、今この瞬間に会話を楽しむことさえできれば何でもいいのです。会話のコツは要は「話したい、伝えたい」という願望があるかどうか。ただそれだけ。
何ごとも積み重ねが大切。会話は経験値。試行錯誤あるのみです。苦手意識を取り除き、積極的に人と会話できるようになっていきましょう!
以上。
またね!
「たった一つのコツ」に関しては、こちらの記事もおすすめです。
コメント