【生き方】 歴史に残る 『 哲学者 』 の 名言 10選
どうもKuです! 今回から「世界の 名言 シリーズ」をやっていこうと思います。
さて、人類の文明の大躍進は「言語」を獲得した約7万年ぐらいからと言われています(諸説あり)。
参考文献:言語の起源-Wikipedia
「言語」がある事で思考が生まれ、その思考を他者に伝えることで思考を「備蓄」できる。そうして「知識」が生まれました。
「知識」と「言語」があることで「高度な技術」や「学術的思考」の伝承が可能になり、文明の進歩に大きく貢献したのです。
とまぁ何を言いたいかと言うと、世界の偉人からの伝承、格言から「今をよりよく生きるためのヒントを得よう」というのがこのシリーズのコンセプト。
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「哲学者」「芸術家」「科学者」「文豪」「起業家」「武将」の全6シリーズに分けてやっていく予定です(途中で増えるかも?笑)。
直感で「心に響いた」「あ、なるほどな!」と感じた言葉を集めてみました!
そもそも 哲学 とは?
哲学とは、簡単にいうと「物事の本質の根本を思索する」思考の営みのこと。
「学問」というよりは「思考のスタイル」と言った方が適当かもしれない。
つまり、哲学者とは言わば「一つの主題について思考を深く巡らせ答えを探求し続ける者」のことを指す。
「なぜ?どうして?」という問いかけを延々と繰り返していき、「これ以上答えが出ない」というところまで突き詰めていく。その思索の果てに、万物に共通する「普遍的原理」が見つかることも。
近代では、考え抜いた上に見つけた答え、法則を「~の哲学」とする傾向がある。
例:「経営の哲学」「料理の哲学」「子育ての哲学」など。
世界の 哲学者 の 名言 10選
1、「いつの日か過去を振り返ったとき、苦心にすごした年月こそが最も美しいことに気づかされるだろう」
by ジークムント・フロイト(オーストリア 1856-1939「無意識の哲学」が有名。「精神分析学」の創始者)
今ひた向きにがんばっている人に贈りたい言葉。
「どんなに今辛くても、遠い未来で振り返った時、笑えている自分がいる」そんな風にイメージできたら、何でもがんばれそうな気がするな。
という想いで選びました。
2、「自分の意見と違う意見に腹を立てず、そういう意見が出た理由を理解しようとする術を学ぶことが大事である」
by バートランド・ラッセル(イギリス 1872-1980「ラッセルのパラドックス」が有名)
人の数だけ違う見方や考え方があり、自分と違うという理由だけで腹を立てるのは愚かだな。と常々自分に言い聞かせるようにしています。
「自分の意見」に固執するとそれしか見えなくて、しばしば失敗することは、日常生活を例に挙げてみても、枚挙にいとまがありません。
「許容できなくてもいい。ただ、理解する」それだけで怒りに支配されず、冷静な議論ができるはずですよね。
3、「難問はそれを解くのに適切かつ必要なところまで分割せよ」
by ルネ・デカルト(フランス 1596-1650 「合理主義哲学」の祖。「我思う、故に我あり」が有名)
もうね、「問題解決」だけじゃなくて、「目標達成」や「習慣化」にも欠かせない普遍的な思考法なんじゃないかなと思います。
難しいものを難しいまま捉えて難しい解釈をしていたら時間ばかりかかる。
物事をやりきるためには、頂点の高さに怯まずに「できることから始めよう」マインドが大切です。小さな一歩を大切に。
4、「人は物事を繰り返す存在である。従って、優秀さとは行動によって得られる物ではない。習慣になっていなければならないのだ」
by アリストテレス(ギリシャ 紀元前384-紀元前322 師匠はプラトン、「万学の祖」と呼ばれている)
すごいですね。紀元前にもう「習慣化」の大切さを説いている人がいるとは^^
さすがアリストテレス先生。感服いたしました。
日々のルーティン(習慣)の積み重ねが能力を磨き上げる。人生の成果とは習慣に他ならないですね。
5、「親切にしなさい。あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから」
by プラトン(ギリシャ 紀元前427-紀元前347 プラトンの思想は「西洋哲学」の源流になった。アリストテレスの師匠)
これはほんとに、心にグサッと刺さりました。まさに名言。
「感謝の心を大切にしなさい」と説かれてもなかなか難しいんですよね。
「みんな自分と同様、人生見えないところで何かしらの苦労を重ねてきている」とイメージできれば、なんだか優しくなれそうな気がしてきますね。
6、「世界を動かそうと思ったら、まず自分自身を動かせ」
by ソクラテス(ギリシャ 紀元前469-紀元前399「無知の知」で有名 プラトンの師匠)
シンプルだけど力強い。名言のお手本ともいえる名言ですね。
「自ら動かないものに、転機は訪れない」これは人生の原理・原則といってもよいのでは? と常々思います。
7、「一切の人生の果実は、その人が蒔いた種子のとおり表現してくる」
by 中村天風(日本 1876-1968 日本に「心身統一法」を広めた実業家)
いつ芽が出るかわからない、いつ木になり、いつ花が咲き、いつ実を結ぶかは誰にもわからない。でも、その実は種を蒔かなければ永遠に採れない。とも解釈もできますね。いづれにせよ、「何の種を蒔くのか?」それが重要な気がします。
8、「魚を与えれば、一日食べていける。魚の取りかたを教えれば、一生食べていける」
by 老子(中国 紀元前6世紀ごろ 「道教創案」の中心人物、「千里の旅も、第一歩から」の名言が有名)
老子の名言は他にもいいものが沢山ありましたが、「あー確かになるほどな」と共感が真っ先にきたので、この言葉を選びました。
「与えるのは簡単。でも、それで終わり」「取り方を教えれば、自ら何度でも成果を得ることができる」これは教育やビジネス、投資など、幅広く使える考え方なんじゃないかなと思います。
いや、実にいい言葉だ^^
9、「人間は逆境において人間の真価を試される。人生の達人は逆境を楽しみ、順境もまた楽しむのです。何事も楽しんでやりなさい。楽しんでやることで、思わぬ力が発揮されるものなのだ」
by 孔子(中国 紀元前552-紀元前479 「論語」が有名)
いつでも「楽しむ心」が最強。「夢中になれる」「情熱を注げる」こと。あらゆる才能の中で「楽しむ才能」が一番欲しいですなぁ
まぁ、「楽しみ方を見つける方法を知ること」が大切であり、何事も、道を究めるにはスタートラインな気がしますね。
10、「駿馬は一日に千里走ることができるが、鼠を捕まえることでは猫にはかなわない」
by 荘子(中国 紀元前369-紀元前286 「明鏡止水」「井の中の蛙、大海を知らず」のことわざが有名)
それぞれ得意不得意があるわけで、他者と比べることなく、ただひたすらに「自分のできることは何だろう?」それだけを考えていけばいいのです。
「自分は才能はないから」と落ち込む人がいますが、闘う場所が違うんじゃないかな? と思います。進み続けましょう。「自分のできる限り」を尽くして。
さて! いかがだったでしょうか。いやー、名言の数の多いこと(汗)
様々な国の、様々な年代の哲学者の言葉に触れてきましたが、人間の考えることって今も昔も、国境が違えと変わらないんだなってことを感じました。
「他者の思想に触れることで、気づくこともある」いい言葉に沢山触れて、たくさん考えて、自分の人生を良い方向に導く発想が生まれるといいですね。
それでは! また次回。
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