対人スキルを高める6つの心理テクニック【すぐに使える簡単心理テクニック②】

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対人スキルを高める6つの心理テクニック【すぐに使える簡単心理テクニック②】 心理効果・テクニック
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対人スキルを高める6つの心理テクニック【すぐに使える簡単心理テクニック②】

どうも、Quです! 今回は、「対人スキルを高める心理テクニック」について解説していきます。

対人スキルを上げるのに使える心理テクニックってありますか?

対人スキルは、社会を円滑に生きていくためには欠かせないスキルですね。それでは、使える心理テクニックをいろいろ見ていきましょう!

「なぜ、この記事を書こうと思ったのか?」
人と接することになるべく苦手意識を持たなくなるために、対人スキルを高めるポイントをいろいろ知っておきたかったから。

◆この記事でわかること

  • 対人スキルに関する心理テクニック

◇こんな方におすすめ

  • 対人スキルに関する心理テクニックを知りたい人
  • 対人スキルで悩んでいる人
  • 今よりもっと対人スキルを向上させたい人

対人スキルを高める心理テクニック

対人スキルを高める心理テクニック

対人スキルを高める心理テクニック

それでは対人関係で使えるいくつかの心理テクニックを見ていきましょう。

これらのテクニックは、コミュニケーションの質を向上させたり、相手との関係を良好に保つことに役立ちます。

  1. アクティブリスニング (Active Listening)
  2. 共感的な反応 (Empathetic Response)
  3. 肯定的なフィードバック (Positive Feedback)
  4. 一貫性の原則の活用 (Principle of Consistency)
  5. 質問を使った関心の表明 (Expressing Interest through Questions)
  6. レシプロカル・コンセッション (Reciprocal Concessions)

アクティブリスニング (Active Listening)

アクティリスニング=積極的傾聴とも呼ばれており、相手の話を注意深く聞く技術のことです。「自己一致」「無条件の肯定的配慮」「共感的理解」の3つの要素が土台になっており、もともとはカウンセリングの技術として提唱されていました。

対人スキルを高めたいのであれば、日ごろから相手の話に注意深く耳を傾け、理解しようとすることが重要です。相手の言葉だけでなく、感情や意図も理解しようとする姿勢が相手との信頼関係を深めます。

〈アクティブリスニングの3要素〉

  1. 自己一致:内面の感情や思考と、外に表す言動や態度が一致している状態。つまり思考と感情、言動や態度に相違がなく一致している状態のこと。「自分に正直になっている状態」ともいえる。
  2. 無条件の肯定的配慮:相手の価値観や経験を認め、言動や感情を批判せず、肯定的に受け止めること。相手を批判も批評も評価もせず、ただただ相手の存在を受け知れる姿勢でいる状態。
  3. 共感的理解:相手の感情や価値観、考え方に寄り添い理解を示すこと。

共感的反応 (Empathetic Response)

共感的反応とはそのままの意味で、相手の考えや感情に寄り添って理解を示すことです。

相手の感情や立場に共感し、それに適した反応を示すことが大切です。相手が自分を理解してくれていると感じることで、信頼が生まれやすくなります。

普段から共感を示すことを意識することで対人スキルを高めていくことができます。

相手が表現している感情を的確に捉え、言葉や表情、態度から感情を読み取ることが大切です。その際、相手の気持ちを受け止めることに集中し、評価や解決策の提示は控えめにするのが効果を高めるポイント。
感情を受け入れられることで、人は相手に信頼を抱きやすくなります。

肯定的なフィードバック (Positive Feedback)

肯定的なフィードバックとは、相手の強みや能力、成果に焦点を当てて肯定的な評価を与えることです。この心理テクニックには相手の成長を促進しながらモチベーションを高めていけるメリットがあります。

相手の良い点や成果を認め、肯定的なフィードバックを提供することで、相手の自尊心を高め、信頼を築くことができるわけです。

また、好意を返したくなる「返報性の原理」が働くので、肯定的に評価した相手から自分も肯定的に評価されやすくなります。その結果、相互にモチベーションを高め合える信頼関係を築いていけるようにもなります。

一貫性の原則の活用(Principle of Consistency)

一貫性の原理とは、人間が自身の行動、発言、態度、信念などを一貫したものにしたいと考える心理的傾向のことです。これにより、人は一度決めたことや宣言したことを貫き通そうとする傾向があります。

自分の言動や約束を一貫して守ることで、他者からの信頼を得やすくなります。言ったことを実行することで、信頼を築いていけるわけです。これは信頼関係を築く基本とも言えます。

要は、「人とした約束は必ず守ること」が大切です。当然ですが言動がコロコロ変わる人より、一貫してブレない人のほうがより信頼を集めやすく、対人関係も良好になりやすくなります。

質問を使った関心の表明 (Expressing Interest through Questions)

質問をする=相手を知る行為であるため、相手のことを質問すること自体が相手への興味や関心を示す行為になります。

相手に対して興味を持ち、適切な質問を通じて深い理解を示すことが効果的です。相手の話題に関心を示すことで、関係を強化することができます。

自分の話ばかりする人よりも、適度に相手のことを聞いてくれる相手の方がほとんどの場合、会話も楽しいものになりやすいはずです。

もちろん、自分が相手に対して関心や興味を持つことが先決。純粋な興味から出てきた疑問が、相手のパーソナリティに深く切り込めるいい質問を自然に生み出してくれるわけです。

レシプロカル・コンセッション (Reciprocal Concessions)

レシプロカル・コンセッション(総互譲歩)とは、一方が譲歩や妥協した際に同様に譲歩することによって交渉をうまく進めていく交渉手法のことです。相互に譲り合うことで公平感が生まれ、反対に自分の意見も通りやすくなります。

相手が何かを譲歩したり行動した場合に、それに応えることで相手との信頼関係を深めることができます。お互いに歩み寄る姿勢が大切です。

このテクニックを応用して「妥協して提示したはずの代替案が実は本命だった」という、高等テクニックともいえる交渉術を駆使することも可能です。

 

これらの心理テクニックは、相手との良好な関係を築くために役立ちます。ただし、自然な形で行うことが重要であり、相手を操作するような目的で使用するのではなく、相互の理解と信頼を深めるために使うことが推奨されます。

対人スキルの向上に使える心理テクニック まとめ

結論:対人スキル=相手に信頼感を抱かせながら相互にメリットのある交渉を進められるスキルのこと。Win-Winが人間関係の基本と呼ばれている現代においては、必須のスキルと言える。
  1. アクティブリスニング :相手の話を深く聞き、相手の感情や意図への理解を示すことで人間関係を円滑にできる
  2. 共感的な反応:人は自分の感情をきちんと受け入れられる相手に信頼を寄せやすい
  3. 肯定的なフィードバック:相手の強みや成果を認め、肯定的な評価を与えることで成長を促す
  4. 一貫性の原則の活用 :態度、言動を一貫させ、約束をきちんと守る。シンプルながら、ブレない人は相手からの信用も得られやすい。
  5. 質問を使った関心の表明: 「相手に質問する行為」それ自体が相手への関心を示すことになる。相手の話題に関心を持つ姿勢を見せるなら、積極的に質問をすればいい。
  6. レシプロカル・コンセッション(相互譲歩): 相手が譲歩したらこちらも何らかの形で譲歩する。お互いに譲り合い歩み寄る姿勢が相手との信頼関係を強固にしていく。最初は自分の意見が通らなくても、信頼構築関係値のをしていくうちに、結果的に後の要求も通りやすくなる。関係値の初期の段階では焦らず、自分の意見を押し通さないことが今後の交渉をスムーズに進めていくためには大切。
《今回のテーマの中で一番印象に残った内容》
相手のことを深く知ろうとする姿勢や相手に相手のことを質問することが対人関係をよくする最も大切なことなのだと改めて認識できた。やはり自分のことを知ってもらえるのは嬉しいし、自分に興味を持ってくれる人がいるというだけで自己肯定感も上がっていくので、非常によいと感じた。
《新たに理解を深めた知識、センテンス》
レシプロカル・コンセッションのような、妥協することでむしろ自分にとって都合のいい交渉へ導いていく手法もあるのはおもしろいと思った。「いかに信頼関係を崩さずに自分の意見を通せるのか」も対人スキルなのだと理解できた。
《一番効果が感じられた知識、テクニック》
「肯定的なフィードバック」は、相手だけでなく自分のモチベーションも高めていけるのでマジでおすすめです。単に長所を見つけて褒めるのではなく「評価する」意識を持つことが大切です。評価には具体的な根拠がつきものなので、言葉の信憑性も増していきます。

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