習慣を続けるたった一つのコツ【続かない最大の原因は○○】
今回は、「 習慣を続けるたった一つのコツ 」について解説していきます。
どうも!Kuです。
今回から、普段生活していて「これはいい!」と思った思考法について紹介していこうと思います。
いつもみたいに、「テーマをひとつ決めてそのテーマの情報を調べまくる」というやり方ではなく、ただただ筆者のKuがよかったと思うやり方について淡々と解説していく、といった内容です。
もちろん、ただの筆者の思い付きなどではなく、それなりの根拠をもっているやり方なので、参考程度に読んでいただければなと思います。いわば「考察記事」だと思ってください。
それではいきましょう!
◆この記事でわかること
- 習慣が続くコツ
- 習慣が続く人の考え方の特徴
- 習慣が続く仕組み
- ツァイガルニック効果の仕組み
- 習慣が続かない原因
◇こんな人におすすめ
- 習慣を身につけたい人
- 習慣を長続きさせたい人
- 習慣の心理的負担を減らしたい人
結論:習慣は、満足したら終わり
さて、さっそく結論ですが、習慣を続けるたった一つのコツは「満足するまでやらない」ということです。
「ああ、もっとやりたいな」という気持ちを繰り返し起こさせるかどうかが、習慣を続ける上では大切です。
ポイントは「ちょっと物足りないな」と思えるところでやめること。
具体的には、習慣の行動を決めたら、目標の3割~7割くらいのところで終わらせるといいです。
- 毎朝筋トレを15分やる→7分ぐらいで終わらせる
- 寝る前に英単語を10個覚える→5個だけ覚える、なんなら1個だけでもOK
- テスト期間の間は毎日図書館で勉強する→とりあえず図書館についたらOKにする
- 平日は毎日ジムに通う→週一で余裕のある週末などに通う
「ほんのちょっとだけって、それって本当にやる意味あんの?」という心の声が聞こえてきそうです。
ですが、「習慣」は「継続すること」が何よりも重要だと思います。
たまにがっつりやって習慣が途切れるよりだったら、短くてもコツコツ続けて何十年もやり続けた方が必ず身になります。
「チリも積もれば山となる」「何ごとも、やらないよりはマシ」です。
一日5分でも、1年365日で1825分(30時間)、5年(1826日)で9130分(152時間)になり、バカにできません。
また、脳回路や身体の生成的にも、たまにがっつりよりは継続して同程度の負荷を長い間かけ続けた方が成長します。
そこら辺の話は長くなりそうなのでまた今度・・・
それに、同じ行動を繰り返し続けていくうちに「簡単」のキャパ(基準)も上がっていきます。
どういうことかというと、「2~3分だと物足りない」がやっていくうちに「7分だと物足りない」「10分だと物足りない」「15分はやったうちにはいらな」というふうに徐々になっていくので、初めたてはとにかく効果よりも「継続すること」に全集中してみてください。
きっと一年後の充実感に驚くことでしょう(笑)
ちなみに、筆者のKuは約一年半前に「朝の筋トレ」「ボイトレ」「瞑想」の習慣をはじめましたが、今でもほぼ毎日続いています。
(習慣なんて”ほぼ”でいいのです笑 やらないよりはマシ、無理は禁物)
話を戻しますが、「ああ、もっとやりたいな」という感覚が「またやりたい!」という意識につながります。
そして、その「物足りない」という意識が「次の行動の原動力」として頭の中に残り続け、次また行動する際の抵抗力(めんどくさい)を減らす、という仕組みです。
→「もっとやりたいな」「まだまだやれるのにな」という意識が頭の中に残り続ける
→次やるときの原動力になる
実はこの仕組みは、ゲームやギャンブルなど「依存してしまう、中毒化しやすい行動」にも当てはまります。
「ああ楽しい、まだまだたくさん面白そうなクエストがあるな」「ああ惜しい! もうちょっとで勝てそうなのに。もう一回やるか」「やった勝った! 嬉しいー! よし、つぎはこれを試そう!」「あと一回、あと一回だけやったら終わりにしよう・・」など、聞き覚えのあるセリフがあるのではないでしょうか?(笑)
つまり、ゲームやギャンブルがやめられない人は、「ああ、物足りない、もっとやりたい」という意識が残り続けることによって、ずるずるとそのまま何時間もやり続ける・・といった状態になっていくのです。
習慣を続ける上での「満足するまでやらない」という考え方は、この仕組みを応用しています。
「 ツァイガルニック効果 」を使い倒そう
「ツァイガルニック効果」というのをご存知でしょうか。簡単に説明すると、「中途半端で終わった行動や思考がいつまでも意識の中に残り続ける」という心理効果です。
ツァイガルニック効果(ツァイガルニク効果)とは、「完成していないものの方が、完成したものよりも記憶に残りやすくなる」という心理効果です。この効果は心理学者のブルーマ・ツァイガルニックにより提唱されました。
人は物事が完了すると、スッキリとした気持ちで他の物事へ取りかかることが可能です。その反面、やり残しているものがあるとモヤモヤとした感情が残り続け、「未完成なものを完成させたい」という強い欲求が働きます。これにより、完了前の物事がより強く印象に残るのです。
つまり、中途半端なところで習慣の行動を終わらせることによって、この「ツァイガルニック効果」が発動する(カードゲームみたいな言い方しちゃった笑)ので、「未完了なものを完了させたい」という欲求が働くようになり、その行動を自然にやりたくなるようになるのです。
逆に、習慣が続かない人は、習慣を決めたらそれを徹底的にやろうとする傾向があります。
たとえば、「やせたいから筋トレを習慣にしよう」と考えている人が「仕事終わりにジムに行く」という習慣目標を立てていたとします。
そこで、疲れるまで汗を流し、「ああやり切った! 満足満足♪ また来よう」となったとしましょう。
ですが、そうなるとどうなるかと言うと、たしかにその日はめちゃくちゃ気分のいいまま終わるのですが、そこで満足してしまっては「ジムに行く」という意識がそれ以降、頭の中から消えていきます。
また、その行動に時間と労力をかければかけるほど「疲れた」という印象が頭の中に残ります。
つまり、「ジムに行く」=「時間と労力がかかる行動」として頭の中にインプットされ、それに加えて「満足したからもういいいや」という意識まで加わるので、次また同じ行動する際の抵抗力(めんどくさい)が増し増しの状態になるわけです。
その結果、「ジムに行くこと」が頭の中の「めんどくさいリスト」の中に格納されるので、無事にその習慣が途切れてそれまで(´ρ`)という状態になります。あらら・・
→ジムに行く。めっちゃ筋トレがんばる。1時間がっつりやる「うおー!! 楽しい~!」
→「ああ、疲れたけどやり切ったー! 満足満足♪」
→「満足したからもういいや」=頭のなかから「ジムに行く」という意識が消える
→疲れた印象=「時間」と「労力」がかかる行動として頭の中にインプットされる
→「ジムへ行くこと」への抵抗力(めんどくさい)が高まる
→ジムかあ・・・今日は別にいっかなあ・・(´Д⊂ヽ
別の記事でも書かせていただきましたが、「時間」と「労力」がかかりそうだと感じられる行動ほど「めんどくさい」という意識が育ちやすくなります。参考までにどうぞ。
言われてみればこのブログもそうなっていたかも・・・
書くの好きなはずなのにな、おかしいなあ。
本日のまとめ「 習慣を続けたいなら、腹八文目 」
さて、いかがだったでしょうか?
ごちゃごちゃと書かせていただきましたが、要は、「人は満足したらそこで終わり」ということです。
成長を止める一番の原因は「満足すること」だとKuは思います。
「ああ物足りない、もっとやりたい、はぁはぁ(*´Д`)・・」という気持ち、、、言い換えればそれが「貪欲さ」ということなのではないでしょうか?
成長を求めるのであれば「貪欲さ」は必須です。皆さん、成長を続けたいのならいつも貪欲でいましょう。
・・・おっと、習慣の話からいつの間にか成長の話になっていますね。
まあ同じことか。
それではみなさんも、うまく自分のメンタルをコントロールして、習慣を続けてみてくださいね(*´▽`*)
「いい習慣がいい人生を作り上げる」
誰の言葉だっけ? いい言葉だ。
今回の内容が参考になれば幸いです。それでは!
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