はてなPROから WordPress に変えた理由
どうも! Kuです。久しぶりの投稿です。今日は WordPress について。
この度は、前々から考えていた計画、はてなPROからWordpressに移行いたしました!
いやー、記事の調整に時間かかりました(笑)
そこで今回は、なぜ、いままで使っていたはてなPROからWordpressに変えたのか、
その理由とWordpressの利点について解説していこうと思います。
今回の疑問は以下の通り。気になった方はぜひ、参考にしてみてください。
- はてなPROよりWordpressの方が良いと思える利点は何?
- WordPressのデメリットってないの?
- WordPressに向いている人ってどんな人?
はてなPROより WordPress の方が良いと感じた7つの理由
1.「WordPress の方がカスタマイズ性が高くておもしろそう」
これはよく言われていることですね。
はてなブログも、近年テーマの種類が増えてきていますが、 やはり、Wordpressは「プラグイン」が魅力的。
プラグインとはシンプルに言うと「拡張機能」のことです。 これは、ユーザーによっては不要なプログラムがあったりするので、各自が機能を厳選できるようにしているとのこと。 つまり、いろいろカスタマイズできるけど、サイト内のプログラムが重く複雑にならないようにできるということですね。 (プラグインの入れ過ぎは本末転倒なので注意が必要)
自分好みに機能を追加できるって、なんだかワクワクしてきませんか?(笑)
2.「 WordPress は、グローバルナビゲーションの設置が楽」
「グローバルナビゲーション」とは、サイトの上部にあるメニューバーみたいなものです。
読者がカテゴリー別に記事を見つけやすくなることで、ユーザービリティが上がり、サイトの回遊率(記事を見て回る割合)を上げることができます。
無料ブログサイトなどでこのメニューを設置するためには、HTMLやCSSを作成するややこしい作業が必要です。 しかし、Wordpressだと「外観設定」ですぐに設置することが可能です。
3.WordPress は、ピンバック機能がある
詳しくはこちらの方の記事がわかりやすかったです。
「ピンバックとは?正しい意味とWordPressに設定する方法」
ピンバックとは簡単に言うと、参照元のサイト運営者に「あなたの記事をリンクしました」と通知する機能のことです(主に相手もWordpressの場合)。
ピンバック通知をすることによって、自分の記事の存在を相手に知らせることができ、サイト管理者同士の交流を図ることも可能。
さらに、そのピンバックが相手に承認されると、相手のサイトの下部にURLを貼った記事のリンクが生成され、そこから訪問者が流れてくることが期待できます。
ただし、ピンバックされても承認されることはほとんどないらしく、さらには、ピンバックを利用したスパム(迷惑コメント)などもあるようなので、これは微妙かもしれません。
4.WordPress は、画像を自動圧縮できるプラグインを導入できる
→プラグイン「EWWW Image Optimizer(無料)」の導入で可能。
画像の重さはサイトの表示速度に関わるのでめっちゃ重要です。
ちなみに、2018年のGoogleの調査によると、サイトの表示スピードが1秒から3秒に落ちるだけでも直帰率(サイトが表示されてすぐに離脱される割合)が32%も上昇するという結果がわかりました。 (ちなみに5秒だと直帰率90%で、ほぼ見られることが無くなる)
これは仮に100人のユーザーが自分のサイトに来たら、そのうち32人もの人たちが、サイトの表示速度が2秒遅いというだけで、記事の内容をほとんど見ずに離脱していく事態が起こるということです。 (せっかくクリックしてもらえたのにこれではもったいない)
「画像を軽くすること」はサイトを重くしないためにはとても大切な工程であり、それを自動でやってもらえるなら非常にありがたい。 他にもWordpressは、プラグインを自分で選べたりと、「サイトを軽くする」仕組みが豊富です。
5.WordPress は、SEOスコアがわかりやすい
SEO対策をする上で、SEO向上に大きく貢献するプラグイン「All In One SEO Pack(無料)」の導入が推奨されています。このプラグインを導入することで
ちなみに表示されるスコアはこんな感じ。
6.アプリでの編集が WordPress の方が使いやすい(個人的な感想)
はてなのアプリで一番使いずらいと思ったのは、やはり編集モードにたどり着くまでに何タップもしなければならない点。個人的にはプレヴュー画面は後の方が使いやすいと感じる。
あとは、アプリのレヴューを見ると、 「アプリから画像を上げる際に画質が悪くなる」との口コミが多数見受けられました。 (2021年のレヴュー)
はてなのアプリはいろいろと改善が必要かもしれません。
7.サーバーによっては「はてなPRO」より年間費用を安くできる
- はてなPRO :1カ月コース1,008円 1年コース8,434円 2年コース14,400円
- WordPress(ロリポップ):月額250円~ 1年4,950円(初年度の料金)(2年目以降は3,300円)
※サーバー代とは別にドメイン代がかかり、種類によって値段がピンキリですが、年間のドメインの更新料はだいたい1,400円~ぐらいです。ですが、一年契約の自動更新でドメイン代が無料になるキャンペーンをやっているサーバーも多いので、年会費が実質サーバー代のみにもできます。 (ちなみに、人気の高いエックスサーバーは無料ドメインプレゼントはやっていないみたいです)
コスパ重視で選ぶならハイスペックで安く、しかも国内の利用者数も多い「ロリポップ!」がおすすめです。参考までに。
>>【初期費用・無料ドメイン有り】コスパ最強のレンタルサーバーならロリポップ!|Wordpressの表示速度No1
はてなブログ の8つのデメリット
1.「はてなブログは、記事の修正が面倒」
これは地味に一番不便だなと感じるところ。
はてなブログだと、
「更新」 →「更新しました」の画面 →「記事の管理」 →記事を選択 →やっと編集画面
上記の様に、再度同じ編集画面を開くのに2アクションする必要があり、連続で記事の修正をするのが超面倒。「一度下書きに戻してから編集」するという手もありますが、やり終えた達成感から今度は「公開忘れ」なんてことも(笑)
「まとめて編集し直してから一度に更新!」すればいいかもしれませんが、 筆者は万が一でも「保存忘れ」があると大変なのでこまめにセーブ(保存)したい派です。
ちなみにWordpressは記事を修正して更新しても同じ画面のままなので、編集がとてもスムーズにできます。
2.「はてなブログは、サイトマップの送信不良が多い」
「Googleサーチコンソール」でサイトの検索パフォーマンスをみると、 「URLはGoogleに登録されていません」となることが頻繁にありました。 どうやらこの現象は筆者だけではない様子。
これはSEO(グーグル検索パフォーマンス)向上を目指す以前の大問題です。
WordPressの場合、サイトマップの知識やサーチコンソールへの登録方法はネットを調べれば数多くあるので、エラーがあっても修正はそれほど難しくありません。また、プラグインを入れるだけで簡単にサイトマップは作成可能です。
Google様にしっかり認知されるためにも、サイトマップが正常に送信されている状態はめちゃくちゃ重要です。
3.「はてなブログは、301リダイレクトが使えない」
「301リダイレクト」とは、URLを変更した際に、そのURLに訪れたユーザーを 自動的に変更後のURLに飛ばすプログラムのことです。
つまりそれができないということは、SEOの観点からカスタムURLで変えたいとなっても、以前の記事の評価はゼロになるということ(恐ろしいですね)。
=新規で書き直したのと同じであるということ。
→検索順位をまた一から上げていかなくてはならない。
ちなみに「301リダイレクト」は「検索の評価を引き継げる最善の手段」としてGoogleが推奨しているので、決して怪しい裏技ではございません(笑)
参考URL
「301 リダイレクトを使用してページの URL を変更する-Google検索セントラル」
4.「はてなブックマークは、たくさんブックマークされないと被リンク効果がない」
リサーチしていく中でわかった事実なのですが衝撃的でした。
これはどうやら、はてな運営側が施した「スパム対策」の一環らしく、一定数ブックマークがつかないとHTMLタグに、リンク先への評価を渡さない「nofollow」タグが付く仕様になっているとのこと。つまり「リンクされても検索順位評価しない」というタグが付きます。
基準は、はてな運営が非公開にしているので不明。少なくとも10前後はブックマークしないとダメっぽいです。
初心者でもブクマがつきやすく、「ブログを早く大きくするためのSEO効果」を期待していた一番の利点だったのに、これはすごく残念です。 まぁ地道にやれということですな。
「どのみち時間がかかるんだったらWordpressでいくね?」ってことで、自由度の高いWordpressに移行してよかったと思っています。
これは、はてなは「セルフブクマ」ができる以上、大量に記事を作成&投稿→セルフブクマという流れではてなブックマーク内に無価値な記事が量産されることを防ぐ目的があるのでしょうね。
下記のような事故もあるし、はてなコミュニティへの公開は別にしてセルフブクマできる機能なくせばいいのでは…? と感じました。
5.「はてなブックマークは、BAN(アカウント凍結)されたら二度と使えなくなる」
これは実は、恥ずかしながら筆者が犯した最大のミスです。
普段PCとスマホアプリで編集していたのですが、スマホで編集をしていた際、「はてなぶろぐ」と「はてなブックマーク」のアカウントが別々でログインした状態になっていました。
このように、執筆したGoogleアカウントとは別のグーグルアカウントの状態で数記事にわたりセルフブックマークしていたら、下記のようなメールが届いてしまいました。
どうやら本人や身内などでブックマークを大量に「水増し」できないようにするためにめちゃくちゃ厳しくしているみたいです。
それは別に普通だし納得はできます。
しかし、「削除は恒久的なもの」であり「一切の異議申し立てを聞かない」という鬼のような処置(笑)
しかも事前になんの警告もなく、いきなり「アカウント削除しました」の一発退場メール。
「セルフブックマーク事態は禁止されていないし、別にアカウント違うけどいっか」と思っていたら、いきなりアカウント削除…
まぁしっかり規約を読んでいない私が悪いのでしょう。はてなブログのアカウントでログインし直すという手間を惜しんだのも良くないかもしれません。
ですが、せめて先に警告文を送ってほしいものです。
めちゃくちゃ理不尽。
はてなはユーザー数よりもユーザー民度を大切にしているということなのでしょうか?
「ブックマークは本当に必要なときだけしてほしい」という思惑があるみたいですが、それは運営側の勝手な都合では? と失礼ながら感じました。スパム対策なら他にもやりようがあるはずです。
いずれにしても、ユーザーの数が減ったら利益が下がるしビジネス的にはどうなのでしょう?
「はてなブックマークが二度と使えないなら、コメントを返しづらいし、はてなブログはもう使いたくない」というユーザーは多いのではないでしょうか。
6.「はてなブログは、BAN(アカウント削除)される可能性がある(他の無料ブログも同様)」
まぁ正しく普通に運営していればアカウント削除までされることはほとんどないです。
しかし、何が規約に抵触するか基準が不明瞭なことが多く(はてなブックマークのように基準の非公開が多い)アカウント削除は、はてなブックマークのようになんの警告もなしにある日突然やってくるかもしれません。
せっかく長い時間をかけて積み上げてきたものが一瞬にして無くなるリスクを考えたら、商業利用の方は特にWordpress一択なのかなと思います。
7.「はてなブログは、スター営業がうっとおしい」
これは、はてなブロガーなら誰しも経験したことがあるのではないでしょうか?(笑)
そうです。たいして内容も見ていないのに、すぐにスターだけつける人たち(白目)
「この記事見ましたよ!」でもなければ「いいね!」でも、もちろんない。
別にそういうもんだと割り切れればそれまでですが、なんとなく悲しい。
しかもすぐに離脱するので直帰率も高くなる(これはGoogle評価が下がる要因になる)
試しに、はてなスターを非表示にしていましたが、今度は初動PV数がダダ下がり。 これでははてなブックマークの強みがまるでないので(初心者にとっては)、はてなへのモチベは日に日に下がっていく一方でした。
8.「長期的に見たら、どのみちSEOは向上させる必要がある」
はてなブックマークにより初動流入の高さが魅力のはてなブログですが、長期的にみるとブログのPVの大半は検索順位がほぼすべてです。
「はてなブログはドメインパワーが強い」という理由ではてなブログを利用しているのであれば、長期的に見たらあんまり意味ないのでおすすめしません。
(過去の筆者です。恥ずかしー!笑)
WordPress の5つのデメリット
ブログ開設まで手間がかかる
具体的にはサーバーの契約とドメインの取得をする手間がかかります。
まぁしかし、実際にやってみれば思ったよりも簡単で、
たとえるなら、通販サイトでアカウント登録するのとあまり変わらない感覚でできました。
ただただサーバーのサイトの指示に従って進めていくだけ。 あとは、Wordpressのプログラムはインストールするだけなのでそこまで手間ではありませんでした。
ドメインとサーバーの更新をやめたら記事が表示されなくなる
これは言わずもがな。
更新しないブログがWEB上からなくなる(正確には表示されなくなって検索の下層に行く)のであれば世のためにはなるので、これはこれでいいと思います。
記事のデータはちゃんと残るので、無料ブログのアカウント削除のような悲しい思いもしないで済みますしね。
収益を諦め、気ままに書きたいのであれば無料ブログに引っ越すだけです。
管理をすべて自分で行う必要がある(知識が必要)
WordPressのシェア率は、世界中にあるすべてのウェブサイトの実に40.4%(2021年3月現在)と言われており、少しググればそこら中に情報は豊富にあります。
なので、知識の面では自力で調べられれば特に問題はないと思います。 あとはひとつづつ覚えていくだけ(すべては自己修練ですね)。
参考記事:【2021年最新】WordPressのシェアは何%?CMSシェア一覧/過去の推移
外観の調整の手間が、無料ブログに比べて細かく初期設定も多い
個人的に、手間がかかればかかるほど「自分の手で育てた感」を味わえるので、 これはほとんど問題視していません。むしろ楽しい?(笑)
やはり何をする上でも「達成感」は嬉しいものです。
プレビュー画面と執筆画面の横幅が合わず編集しづらい
「Wordpressは記事が書きづらい」と、よく言われているみたいですが、 「メモアプリに記入→Wordpressにコピペ、Wordpressで文字装飾」ですっきり解決します。
参考記事:【結論】ブログの下書きにおすすめツール&アプリ3選【プロ仕様】
また、「TinyMCE Advanced」というプラグインを導入すれば、フルスクリーンモードで記事を書けるのでそちらもおすすめです。
はてなブログと WordPress、それぞれ向いている人の特徴
はてな→趣味、日常系、思想ブログなど 初心者や、ほかのユーザとの交流や反応が欲しい人向け
- はてなブログは、無料でもウィルスやスパム対策が万全(はてなサイトがやってくれている)
- はてなブログは、ダッシュボードがわかりやすくて初心者向け(直感的な操作性に優れている)
- はてなブログは、サイドバーなどのデザインの変更がわかりやすい
- はてなブックマークにより、公開直後の流入が比較的高い上にコミュニティが築きやすい(ただし記事をしっかり見てくれる人は一部)
WordPress →教育系、アフィリサイト、まとめ記事、店舗ホームページなど 情報発信や集客を目的としている人
- WordPressは、プラグインの導入やカスタマイズが楽しく、メカニックな分野やモノづくりが好きな人は楽しいかも(筆者もそのひとり笑)
- WordPressは、SEO対策を万全にするプラグインも豊富で長期的なSEOの向上が期待できる
- WordPressは、収益化するためのサイト運営のスキルを身につけることができる
- ドメインとサーバーを更新し続ければ半永久的に世の中に残り続ける(ブログサイトのようなアカウント停止などがない)
ちなみに筆者は、
レンタルサーバーはお試しで、ドメイン無料で年間費がはてなPROより2,500円ぐらい安い
「ロリポップ!のライトプラン」にしました(サイトが大きくなったらグレードを上げる予定)。
参考までに。
まとめ
さていかがだったでしょうか?
結論から言うと、はてなブログより費用が安く、記事のリライト(修正)もやりやすく、また、カスタマイズ性もあって収益を上げやすいという理由からWordPressに変更いたしました。
趣味、ビジネス、日常の雑記、情報発信など、ブログは使う人によって様々な目的があると思います。
今回リサーチしていく中で、情報発信をライフワークにし、ついでにアフィリエイトなどで収入を得たいのであれば、SEO対策がやりやすく独自ドメインを安く持て、独自性(ブランド力)を高めやすいWordpress一択なのかなと感じました。
今回の情報がWordpressを選ぶうえでの参考になれば幸いです。
それでは!
ドメインずーっと無料!|ロリポップ!なら大人気のWordpressも簡単インストール!
あなたもWordPressでブログデビューしちゃおう!!
コメント