【 言語理解・芸術家能力の向上 】側頭葉の役割と鍛え方

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【 言語理解・芸術家能力の向上 】側頭葉の役割と鍛え方

こんばんは! Kuです。 今回は、脳の重要な役割を担う部位のひとつである「 側頭葉 」にフォーカスして、その機能や役割、鍛え方などをわかりやすく解説していきます。

《今回の記事の内容》

  • 側頭葉の機能と役割
  • 側頭葉鍛えるメリット
  • 側頭葉を鍛える方法

側頭葉 を鍛えるメリット

  • (視覚的&言語的)記憶力の向上
  • 言語理解力の向上
  • 聴覚認知(音声の理解)の向上
  • アルツハイマー型認知症の予防

側頭葉は記憶や聴覚、言語理解に関わる部位であるため、側頭葉を鍛えることでそれらの機能も向上できます。

側頭葉 の 機能 と 役割

側頭葉(そくとうよう、英: Temporal lobe)は、大脳葉のひとつで、言語、記憶、聴覚に関わっている。側頭葉は脳の側面、外側溝の下に存在する。大雑把に見ると、ヒトの脳はボクシンググローブのようにも見えるが、その場合、側頭葉はグローブの親指にあたる。 側頭葉は聴覚処理に関わり、一次聴覚野の本拠地でもある。また、音声や文字の意味にも強く関わっている。 Wikipedia「側頭葉」より引用

「側頭葉」には聴覚野、側頭連合野(音、形、色に関する情報の処理)、ウェルニッケ野(言語理解)が存在している。

主に、記憶、聴覚、嗅覚、言語理解、色や形の認知を司る脳の部位。

優れた芸術家には欠かせない脳の部位と言えそうです。

側頭葉 に関わる 障害

側頭葉は前述したとおり「言語」や「聴覚」、「記憶」に関する機能を担っているため、側頭葉の機能が低下することによってそれらの機能も低下していきます。

  • 右の側頭葉の疾患:音や形の記憶が困難になる
  • 左の側頭葉の疾患:言葉の理解や記憶能力が低下する

〈 側頭葉 の障害に影響を受ける機能〉

  • 記憶
  • 嗅覚
  • 聴覚
  • 感覚性言語中枢

1.「流暢性失語」

  • 症状:話し方は普通ではあるが、意味不明な単語が口から出てきてしまう。 簡単な単語が出てこない、本の内容が理解できない、適切な返事ができずに会話が成り立たないなど。
  • 原因:言語を理解する機能に障害が出ることで起こる

2.「記憶障害」

  • 症状:新しい情報を記憶するのが困難になり、学習するのに深刻な支障が出る。
  • 原因:側頭葉はいわば「記憶の貯蔵庫」の役割をしている場所であり、長期記憶が蓄えられる場所。 そこが事故などにより損傷することによって記憶が困難になる。

側頭葉 を鍛える方法

さて、それではいよいよ「側頭葉」を鍛えるトレーニング方法をご紹介していきます。

側頭葉 を鍛える 脳トレ

主に「聴覚」「言語」「理解」を使うトレーニングが側頭葉を鍛えるのに有効です。
1.文字を正しい順序に並べ替えるクイズ(文字の羅列を意味の繋がる単語に変換する作業)
2.連想ゲーム(イメージした言葉を次々に記憶から引っ張り出す作業)
3.楽器の演奏、耳コピ(聴覚だけを頼りに聴いた音をそっくりそのまま演奏すること)
4.音楽を楽器ごとにじっくり聴く(たとえばギターだけ、ドラムだけ、ベースだけというようにある特定の音だけを聴きとりながら曲を聴いてみる)
5.読書(音読)
※「聴覚」+「言語理解」を鍛えられる音読が効果的。特に「読み聞かせ」は、小さい頃からしてあげると側頭葉が発達しやすい子供に育つ。
また、読み解くのに「理解力」を要する自分にとって少し難解な本を読んでいるときに、側頭葉はより活性化すると言われています。
6.たくさん人と会話をする。(言語理解、言語のインプットとアウトプット)
7.神経衰弱(イラストの記号や数字を覚えて正確な位置も記憶する)
〈関連書籍〉

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