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ワーキングメモリを鍛えるメリット
前回に続き、「 ワーキングメモリ 」を鍛えるメリットと具体的な鍛え方についてご紹介していきます。
今回は「ワーキングメモリ」を改善する方法に絞って解説します。
参考までに。
◆この記事でわかること
さて、よく「ワーキングメモリの容量には限界があって鍛えることはできない」という記事を見かけます。
たしかに、「記憶量」の面では限界があるようで「マジックナンバー4±1」なんて有名なところ。
「ではまったく鍛えることはできないか?」と言われればそんなことは全然なくて、ワーキングメモリは鍛えたり負荷を減らしたりすることで処理能力を大幅に改善することができます。
【ワーキングメモリが低下すると…】
ワーキングメモリの機能を改善する方法は大きく分けて4つ。
日常的に以下の方法を取り入れて、ワーキングメモリーを鍛えていきましょう。
あれもこれも考えすぎて雑念だらけになることで、ワーキングメモリの容量がすぐにいっぱいになり、認知機能が低下するようです。
そこで有効なのが「マインドフルネス瞑想」。
マインドフルネス瞑想のコンセプトは「今ここに集中すること」であり、1つの意識を保つトレーニングになります。
つまり何を言いたいかと言えば、あれもこれもという「注意力散漫」を防ぐことで、必要な情報だけをメモリ展開することができ、結果ワーキングメモリの効率を上げることになるのです。
「イライラで作業が手につかない」「心配事のせいで目の前のことに集中できない」なんて経験、誰しも一度はあるかと思います。
そこで有効なのが「筆記開示」(別称:エクスプレッシブ・ライティング)。
これは「1日8分間、ネガティブな感情をひたすら書き出すことで、自分の感情を客観視できる」という方法で、鬱や不安感の改善が期待できるとのこと。
ただし、「筆記開示」には注意点があって、「未来に対するネガティブな感情に目を向けること」が効果を得るためには大切です。
なぜかと言えば、愚痴・怒り・後悔などの過去に意識が向いたネガティブな感情は、筆記開示をすることで確かに一時は心が軽くなりますが、「記憶の強化」、つまりネガティブな記憶を忘れにくくになるという弊害があります。
いつまでも感情が残り続けてしまうと、「解消」の意味がありませんね。そういえば、「愚痴」っていつも同じ内容な気がします(笑)
「不安・心配・悩み」は、その出来事が過ぎてしまえば消滅するので、プレッシャーの軽減という目的では「筆記開示」はとても良さそう。
おすすめは「仕事終わり」もしくは「寝る20分前」にやるのがいいとのこと。
「睡眠」はワーキングメモリにとっても特に重要です。睡眠不足=前頭葉の働きが鈍くなる=ワーキングメモリの機能低下。という流れ。
ちなみに、1日の理想的な睡眠量は7~8時間だそうです。
「ファミレスなどの店員さんは、複数のオーダーやそこの卓でやるべきことを一定時間覚えているが、会計が終わると同時に、そのお客さんが何を頼んでいたかスッキリ忘れてしまう」という話は結構有名。
メモを取ることで、「忘れてはいけない」という意識から解放され「タスクの完了」と同じ認識になるのだとか。
細かい情報やToDoはすべて紙に書き出すのがよさそうです。「忘れても大丈夫!」という安心感がワーキングメモリを軽くしてくれます。
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またまた長くなりそうなので、続きはまた次回^^
それでは!
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