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どうも! Kuです。今回は「 頭頂葉 」の機能と鍛え方についてわかりやすく解説していきます。
今回の記事の内容
〈関連記事〉
>>【脳科学】 脳 の構造 と 認知機能 を高める方法
頭頂葉は「空間把握」や「知覚」を担っている脳の器官であり、頭頂葉を鍛えることで奥行きや高さ、大きさなどの立体的な感覚をつかむ能力や方向感覚を高めることができます。
また、「指先の繊細な感覚」を処理している部位でもあるため、手先の器用さが求めらる作業にも頭頂葉の働きが必要不可欠です。
他にも、音声言語の理解や、読み・書き・計算能力にも関わっている部位であるため、受験生の方々など特に鍛えるメリットがあるかと思います。
ちなみに、受験生の方々には「長期記憶」に関わる脳の部位である「側頭葉」もあわせて鍛えることもおすすめです。
↓ご興味ある方はぜひご一読ください。
>>【 言語理解・芸術家能力の向上 】 側頭葉 の 役割 と 鍛え方
頭頂葉は身体の様々な部位からの感覚情報の統合や、数字とそれらの関係に関する知識[1]、対象の操作などに関する機能に重要な役割を持つ。
頭頂葉の一部は視覚空間処理に関わっているともされていて、頭頂葉は他の3つの大脳葉に比べてほとんどよく分かっていない大脳葉である。
1990年代の様々な研究によって、マカクザルの頭頂葉の異なる領域が空間における異なる領域を表現していることが分かった。
Wikipedia「頭頂葉」より引用
頭頂葉は一言で表すと「外界の認識に関わる部位」です。
主な機能としては、顔や手足、身体全体からの感覚の情報が集まりその情報を処理しています。
他にも、物の形状や質感などを触覚によって把握するなど頭頂葉が認識しています。
頭頂葉には「体性感覚野」と「頭頂連合野」が存在しており、体性感覚野は主に「知覚情報の処理」、頭頂連合野は主に「空間認知」や「言語情報の統合」の役割を担っています。
頭頂葉には身体の部位ごとに「感覚野」と呼ばれる部分がそれぞれ対応しており、指先は特に感覚野の部分が広く、他の部位に比べて感覚が鋭くなっています。
また、背中や肩などは「感覚野」の範囲が狭く、比較的にぶいとされています(もちろん個人差はある)。
出典:脳科学辞典「頭頂連合野」
〈参考資料〉
症状:体性感覚(触覚、痛覚、温度感覚、深部感覚)の識別や触覚を使っての物の識別が困難になる。
〈症状〉
〈症状〉
〈症状〉
右頭頂葉の損傷なら左側、左頭頂葉の損傷なら右側にある物体がそれぞれ識別できなくなる。
〈参考資料〉
手先の感覚、味覚、段取り決め、道具の使用、材料を任意の大きさや形に切る、体感での温度確認、レシピ通りの行程の再現など、「頭頂葉」の機能を総合的にフルに活用するため、頭頂葉をかなり鍛えることができます。
空間把握能力と指先の感覚を活用するため、何かを組み立てる作業は頭頂葉を刺激し鍛えることができます。
また、「物を空間に配置する」=「空間をデザインする」という意味で部屋の模様替えを定期的に行うことも頭頂葉を鍛えるいいトレーニングになります。
道具を身体の一部のような感覚でつかったり、物の位置や距離感をつかむために頭頂葉が活用されます。
サッカーやバスケ、テニスなど、ボールを任意の場所に送るのに繊細な体感覚と高度な空間把握能力が必要とされるため頭頂葉を鍛えることができます。
〈参考資料〉