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好感をもたれる会話の 心理テクニック
今回は、手軽に使えてしかも効果の高い会話の 心理テクニック について様々なテクニックをご紹介していきます。
以下の悩みを抱えている人におすすめです。
「一番最初の情報は全体の印象を決め、人の心に残りやすくなる」原理のこと。
第一印象が大事とよく言われるがまさにその通り。
最初に入ってきた情報がその人全体の印象を決めてしまう。しかもこの心理効果は、永続的に続きやすい。
初頭効果は「自分の正しさを証明したい」という『確証バイアス』に基づいている。
つまり「あ、やっぱりこの人はイメージ通りの人だった」と思いたいのである。
初対面のときはとにかくポジティブに接すること。
さらに、自分の情報を話す際は「能力」ではなく「自分の実績」を話すと、いい印象や有能なイメージを持たれやすくなる。
今の目標や力を入れていることを語るのも良い。
《注意点》
逆もまたしかりで、初対面の相手にはなるべく失敗談は語らない方が良い。
親しくなるために効果的とされているが、もう少し打ち解けてからにする。
「人は自分と趣味趣向、価値観や考え方、境遇が似ている人に親しみを持ちやすい」という法則。
人間の本能のひとつである「所属欲求(集団に属していた方が生存確率が高いためコミュニティーの一部である事を無意識に求めること)」に基づいている。
「好き嫌い」や「価値観・考え方」の共通点を探すと特に親しくなりやすい。
「それな!」が流行ったのもうなずける。
誰かから受けた好意を返したくなる心理のこと。
相手に「感謝」「称賛」「興味」を示すことで、好意を向けられやすくなる。
《注意点》
「返せない」となると「罪悪感」が生まれ、逆に距離を置かれてしまうので、気軽にできるライトなものに留めることが大切。
禁止や制限を受けるほど興味関心がわき、その行為をやりたくなる現象のこと
自分の「秘密」を話すことで、相手の興味を惹きつけることができる。
「二人だけの秘密ね」ということで「私だけに話してくれた」という信頼感も得ることができる。
《注意点》
その秘密は1人にしか言わないこと。
第三者に行っていることがわかると逆に信頼を損なうことになる。
「人のうわさ話に出てくる第三者を無意識に自分と重ねてしまう」という原理。
他人の陰口を言う人は「悪者」のイメージを持たれやすいのはこのため。
本人がいない状況でその第三者のことを話す際は、なるべくポジティブなことを言う。
そうすることで、相手は「自分が言われた気分」になり、それを言った相手に対して好感を持ちやすくなる。
《注意点》
愚痴はあまり親しくないうちは話さないこと。
あくまで、自分の印象が確定している気心知れた相手にだけ話す。
「不完全で『未完了』なものほど意識に残りやすい」という原理のこと。
『ワーキングメモリー』に展開された情報は、許容量を超えるか完了されるまで「短期記憶」に残り続ける。
LINEや会話のやり取りは、少し中途半端なところで終わらせた方が意識に残りやすく、次また連絡が来やすくなる。
「押してもダメなら引いてみな」はこの法則にあてはまる。
「人が過去の出来事を思い出す際は、その出来事の『ピーク(最高)』と『エンド(最後)』を評価しやすい」という法則のこと。
人と別れる際は「楽しかった」や「ありがとう」などのポジティブな一言を添えることで、その出来事に対する全体の印象も良くなる。
まさに「終わり良ければすべてよし」である。
《注意点》
「疲れた」や「大変だった」などのネガティブなワードは、別れ際には言わない方が良い。
もし言ってしまった場合は「でも、楽しかったね」など、ポジティブな言葉で終われせればOK。