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心理戦 心理 効果 カジノ
どうも! Kuです。「世界の心理学」シリーズ、今回は心理学の「 ○○ 効果 」について紹介していきます。
調べてみたら実に多い「○○効果」(笑)
量が多いので、何回かに分けてご紹介させていただきます。
この現象は、「人が増え責任が分散すること」で起こります。
この心理効果を提唱するきっかけになった出来事では「キティ・ジェノバーズ事件」が有名です。
キティ・ジェノヴィーズ事件は、1964年にニューヨークで起こった婦女殺人事件である[1]。 この事件がきっかけとなり、傍観者効果が提唱された。社会心理学を学ぶ際には、必ず触れられる有名なエピソードである。 この事件では、深夜に自宅アパート前でキティ・ジェノヴィーズ(1935-1964年)が暴漢に襲われた際、彼女の叫び声で付近の住民38人が事件に気づき目撃していたにもかかわらず、誰一人警察に通報せず助けにも入らなかったというものである(ただし深夜だったので「女性が襲われている現場」を目撃したわけではない住民も含まれている可能性がある)。 結局、暴漢がその後二度現場に戻り、彼女を傷害・強姦したにもかかわらずその間誰も助けには来ず、彼女は死亡してしまい、当時のマスコミは都会人の冷淡さとしてこの事件を大々的に報道した。 Wikipedia「傍観者効果」より引用
つまり、「教育者から期待されている」と感じている生徒ほど成績があがりやすくなります。
別名「教師期待効果」、もしくは、アメリカの教育心理学者「ロバート・ローゼンタール」が1964年に実験したことから「ローゼンタール効果」とも呼ばれています。
反対に、「教師からの期待がまったくないことで成績が落ちる現象」もあり、その現象は「ゴーレム効果」と呼ばれています。
たとえば、「○○をお願いします」とただ依頼内容を伝えるより、「Aさん、○○をお願いします」と名前を含めて伝えた方が依頼を快く受け入れてもらえるということです。
なぜこれだけで相手の依頼の受け取り方が変わるのかと言えば、人は名前を呼ばれることで「承認欲求」が満たされ、居心地が良くなり気分が上がるからだそうです。
アメリカの心理学者「ロバート・ザイアンス」が1968年に提唱したことから「ザイオンス効果」とも呼ばれています。
世の中に出回っているほとんどの恋愛心理学の書籍などで語られる機会が多いほど超有名な心理効果のひとつです。
ただし、この効果は「好意を抱く可能性のあるもの」にのみ有効で、嫌悪感を抱くものに対しては、むしろますます嫌われる可能性があると言われています。
また、好感度が上がる接触回数にも上限があり、だいたい「7~10回前後」とされており、上限を達した場合それ以上は好感度が上がらないそうです。
「実在しない多数派からの偽りの合意」を受けているという性質を持つことから「偽の合意効果」とも呼ばれています。
これはアメリカのスタンフォード大学の社会学心理学者「リー・ロス」が1970年に提唱した心理効果です。
この効果の面白いところは、個人だけでなくグループ内でも起こることです。
たとえば、同じ会社内で大多数の賛成により決定した考えや活動内容はそのまま「世間の大多数にも受け入れられるだろう」と思い込まれやすいです。
なので「これは売れるに違いない!」と思って開発された商品がいざ世に出してみたら大コケした、なんていうことも頻繁に起こっています。
さらに、もっと顕著にこの心理効果が表れているのは「宗教」や「文化」です。
その集団に属する者にとって「この考え方が常識」と思って今まで生きていても、いざ世界を見渡してみると実はものすごく少数派の考え方だった、なんてことも起こりえています。
フォールコンセンサス効果を弱めるためには、市場調査をしっかり行い「客観的な数字やデータ」をみることが大切です。
つまり、「人間の心理状態によってものの見方が変わる」ということです。
ちなみに、過去の出来事を思い出す際にも「気分一致効果」は働きます。
いい気分のときはポジティブな出来事を、反対に悪い気分のときにはネガティブな出来事を思い出しやすくなるわけです。
いわいるツンデレなどの「ギャップ萌え」がこの心理効果に該当します。
この心理効果は、後に見せた要素がそのまま印象に残ります。
100や500などのキリがいい数字よりも98や312などの半端な数字を提示した方が説得力が上がるとされています。
この効果を応用しているわかりやすい例としては、スーパーなどの価格表示で「198円」や「980円」などの半端な値段をすることで、「ギリギリまで考察された値段=商品価値に見合った正規の値段」と思わせ、購買者の心理抵抗を下げる効果を得ています。
実際にキリがいい数字の値段よりも半端な数字に設定された値段の方が売上がいいそうです。
さらに、一緒にいる同伴者が魅力的であるほどその人自身の評価も高まるといわれています。
これを仕事で応用するなら、プレゼンや商談などで、1人で行うよりも同伴者を伴って行った方が相手からの印象を良くすることができます。
参考記事:https://jou-shou.com/accompanying-business/
この効果は、アメリカの心理学者「ロバート・キング・マートン」により提唱されました。
実例としては、「東日本大震災における原発への風評被害」や、「コロナ禍におけるトイレットペーパーなどの買い占め問題」などが該当します。
仕組みとしては、未来を予測する際に「○○に違いない」と思い込むことで、その思考を正当化しようとする心理が働き、無意識のうちにその思い込みを実現させるために行動してしまいます。
つまり人には、「絶対○○になるはずだ!」→「やっぱり思った通りだった!」と思い込みたい心理的欲求が働くそうです。
ちなみに、「口に出すことで目標は叶えやすくなる」と自己啓発系の本などでよく見かけますが、そのためには、そもそも「実現できるに違いない」という強い思い込みがなくてはなりません。
この効果は、ポーランドの心理学者「ソロモン・アッシュ」により1946年に提唱されています。
そして、もう一方の「親近効果」とは、「最後に与えられた情報で全体の印象が決定されやすくなる」心理効果のことです。
「親近効果」は、アメリカの心理学者「ノーマン・ヘンリー・アンダーソン」により1976年に提唱されています。
「初頭効果」は別名「プライマシー効果」とも言われており、「親近効果」は別名「終末効果」または「リーセンシー効果」とも言われています。
「初頭効果」については以前の記事でも解説しているので、よかったらそちらの記事も合わせてご覧ください。
まとめると、この二つの効果に従って印象を良くするのであれば「第一印象」と「別れ際」をとにかく良くすることです。
実際の裁判でも、最後に重要な証言をした方が有利に働くことが多いそうです。
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