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勉強 心理 効果
どうもKuです! 今回も前回から引き続き「 ○○ 効果 」について解説していきます。
今回も面白い効果がいっぱいです(笑)
ちなみに、次回最終回の予定_(._.)_
つまり、「あなたはすごいですね!」と言われるよりも「○○さんが、あなたのことをすごいって言っていたよ!」と言われた方が信じられやすいということです。
ウィンザー効果の由来は、作家アーリーン・ロマネスのミステリー小説『伯爵夫人はスパイ』の中の登場人物、ウィンザー伯爵夫人の台詞で「第三者の褒め言葉がどんな時も一番効果があるのよ、忘れないでね」というものがあります。そこから、ウィンザー効果と呼ばれるようになったのです。 「ウィンザー効果で信頼を掴もう|マーケティングや恋愛で大活躍」より引用
この効果が顕著に表れるのが「口コミやレビュー」です。
販売元ではなく、購入した第三者からの意見の方が購入時の決め手になりやすくなります。
《ウィンザー効果》が表れる一例
つまり、必要な情報だけを聞き取れるということです。
この効果は、イギリスの認知心理学者「コリンチェリー」によって1953年に提唱されました。
《カクテルパーティ効果》の一例
1940年代のアメリカの選挙活動における世論調査により「同情票」が多く存在することが発覚し、この効果について考えられるようになりました。
アンダードックとは「噛ませ犬」という意味があります。
「噛ませ犬」とは、「強者を引き立てる、もしくは自信をつけさせるためにあてがわれるやられ役」のことです。
つまり人に当てはめると、「負ける可能性が非常に大きい人物」という意味になります。
ただし、この効果を発動させるためには、「ただ不利な立場にいる」だけではダメで、「同情」が集まるだけの魅力を備えている必要があるそうです。
《アンダードック効果》の一例
つまり、「ここまでお金をかけたのにもったいない!」という心理が働き、明らかに損であるにもかかわらず投資を続けてしまう、ということが起こります。
ただ、この「コスト」というのは「金銭」だけでなく「時間」や「精神的投資」にも当てはまります。
「サンクコスト」とは「埋没費用」のことで、もっと簡単に言えば「一度支払ってしまった取り戻すことができない費用や労力」という意味です。
この効果は、別名「コンコルド効果」とも呼ばれており、多額の投資をしたにもかかわらず結果的に商業的大失敗を招いた超音速旅客機「コンコルド」に由来しています。
《サンクコスト効果》が表れる一例
つまり、「手放すのはもったいない!」という心理が働くことを言います。
別の見方をすれば、そのものを「所有したこと」によって、そのものへの価値が高められた、ととらえることもできます。
別名「授かり効果」ともいいます。
この効果は、アメリカの行動経済学者「リチャード・H・セイラー」が1980年に出した論文の中で用いられはじめて名付けられました。
《保有効果》の一例
つまり、人は「良い面ばかり見て、悪い面には目をつぶる」傾向にあるということです。
しかし、この効果の程度は相手によるところもあるようです。
《寛容効果》の一例
この効果が働くのは、「好きなものは好きでい続けたい」という「一貫性の原理」が働くことも関連していると考えられます。
「アンビバレンス」とは「相反する複数の感情や相反する複数の態度を同時に示す」という意味で、裏表の感情を同時に持つことから「両面感情」とも呼ばれています。
つまり、「好きだけどムカつく」「嬉しいけど切ない」「やりたいけどめんどくさい」などが該当します。
《アンビバレンス効果》の一例
つまり、「引き立て役を混ぜ、特定の商品のいい面を強調させることで相手の迷いを減らす」テクニックとも言えます。
この効果と関連する心理テクニックでは「松竹梅理論」があります。
これは、低価格と高価格、中間の価格の商品があった場合、中間の価格の商品が買われやすくなる心理テクニックです。
《おとり効果》の一例