【 色彩心理学 】 色彩 の 心理効果 と 実用例
さて、今回から「 色彩心理学 」について学んでいこうと思います!
色が人間の心理に与える影響は大きく、昔からいろんな場所や物に活用されてきていますね。とても興味深い分野です。
実生活でも応用出来たら楽しいですね。
◆この記事でわかること
- 色彩心理学の概要
- 様々な色彩心理効果
- 色彩心理の活用例
- 赤色の心理効果
- 青色の心理効果
- 黄色の心理効果
- 紫色の心理効果
- 緑色の心理効果
- オレンジ色の心理効果
- ピンク色の心理効果
- 茶色の心理効果
- 白の心理効果
- 黒の心理効果
- 灰色の心理効果
◇こんな方におすすめ
- 色彩心理に興味のある人
- 色彩心理の活用例を知りたい人
- 色彩が与える心理的影響について知りたい人
色彩心理学 とは
色の見え方には個人差があり、また、色の変化は数千万種類以上あるため「不確定要素」も多く、学問としては確立されていない。
しかし、「色彩効果」があることは数多くの実験でも明らかになっており、現在では、商業、精神医療、ファッション、インテリア、公共施設、道路標識など、さまざまな分野で活用されている。
『色彩に関する歴史』
- 紀元前4世紀:アリストテレス「色彩論」
- 17〜18世紀:ニュートン「光学」「光のスペクトル」
- 18〜19世紀:ヤング「三原色の提唱」ゲーテ「色彩論」
- 19世紀:シュヴルール「色の同時対比の法則」
- 20世紀:マンセル、オスワル「カラーシステム」
- 20世紀:アボット、ビレン*、チェスキ「色彩における機能主義」「安全色彩(ビレン)」
*ちなみに、ビレンは「世界初のカラーコンサルタント」として有名。
赤色 の 色彩心理学
赤 が好きな人の 性格傾向
- 積極的、情熱的、活発、大胆、リーダー気質
- 前向き、感情豊か、闘争心が強い、好奇心旺盛
- 競争好き、目立ちたがり屋、理屈よりも感情優先、刺激を求める
- 熱しやすく冷めやすい、感情の起伏が激しい、衝動的、思ったことをすぐ口に出す
赤 の 心理作用 と 活用例
- エネルギーの補充、活力UP
- 食欲、性欲の増進
- やる気、積極性を高める
- 「交感神経」を刺激し、血の巡りをよくする
- 時間感覚を早める(時間が長く感じる)→回転率を上げたい飲食店など
- 体感温度を上げる、暑さを感じさせる色
- 進出色:空間を狭く感じさせる
- 交通信号や警報ランプなど、危険を知らせる役割りのあるもの(赤は波長が長い色であり、遠くからでもよく目立ちはっきり認識しやすいため)
- 活発な意見交換を目的にした会議室、など
赤 を嫌がる人の 心理的特徴
- 赤=エネルギーの消費を連想させるため、疲労が溜まりやすい人、もしくは精神の摩耗が激しい人は赤色を避ける傾向がある。
青色 の 色彩心理学
青 が好きな人の 性格傾向
- 冷静沈着、着実、理性的、誠実、公正公平
- 思慮深い、独立心が強い、気遣い上手、我慢強い
- 頑固、保守的
- 知的活動を好む、感情に流されることをとことん嫌う
青 の 心理作用 と 活用例
- 「副交感神経」を刺激→脈拍や体温を下げ、精神を落ち着かせる。呼吸もゆっくり深くなる→鎮静作用。
- 集中力を高める→単純作業や頭脳労働に効果的。
- 時間感覚を鈍く(遅く)感じさせる(時間が短く感じる)→待合室など。
- 体感温度を下げ、寒さを感じさせる。
- 後退色:遠く奥行きを感じさせる=実際より空間が広く感じやすくなる。
- 「プルキンエ現象」(明るい所では青より赤や黄の方が認識しやすいが、薄暗い所では青の方が見やすくなる現象のこと)→道路標識でよく使われている。
- 「青=水=クリアな透明感」を連想させる→「透明感=信頼性、誠実さ」を感じさせやすいため、企業のWEBデザインなどでよく使われている。
青 を嫌がる人の 心理的特徴
- 「計算高さ=打算」を嫌い、表面的な付き合いを好まない人。
- 「青=堅実なイメージ=堅苦しさや抑止力」を感じさせるため、社会的な縛りから解き放たれたい人からは嫌われやすい。
黄色 の 色彩心理学
黄色 が好きな人の 性格傾向
- 天真爛漫、楽天的、社交的、努力家、自信家、ほがらか、ムードメーカー
- 前向き、意志が強い、クリエイティブ、甘え上手、コミュニケーション上手
- 子供っぽい、注目を浴びたがる、わがまま
- 冒険好き、自由奔放、ユーモア好き
*黄色は、注目されるのが嫌い&恥ずかしがり屋が多い日本人が、最も苦手意識を持ちやすい色でもある。
黄色 の 心理作用 と 活用例
- 有彩色の中で一番明るい→「明るさ=希望」を感じさせ、楽しい気分に。
- 交感神経と副交感神経を同時に刺激→集中力&記憶力UP、頭の回転が速くなる。
- 「黄=金=お金」を連想させるため、お金への意識が高まる(金運UPの正体)。
- 部屋を明るく見せる。ただし、安眠を妨げるので寝室には向かない。
- やる気と集中力UP→勉強部屋に最適。
- 気軽さと注目を促す→黄色はSNSやWEB広告に使われやすい。赤や白と組み合わせるとさらに目立ちやすく、広告効果が上がる。
- 交感神経と副交感神経を同時に刺激する=注意喚起されやすい→危険を警告する看板などによく使われている。黒と組み合わせることで、より明るい黄色を目立たせることができる。
黄色 を嫌がる人の 心理的特徴
-
- 子供っぽい感じが苦手
- 神経質
- シャイ、目立つのが苦手
- 保守的(軽さを嫌う)
- 奇抜や変化が嫌い
紫色 の 色彩心理
紫 を好む人の 性格傾向
- ロマンチスト、芸術家肌、個人主義。
- 勘が鋭い、感受性豊か、大人っぽい、落ち着いている。
- 高尚なものに惹かれる、神秘的なものが好き、非日常を好む。
- 自己表現を求める、一人でいたい、他者と違っていたい。
- 繊細、内面に閉じ籠りがち、ナルシスト。
- 「赤紫が好き」→性欲が強い、プライドが高い、愛を欲する。
- 「青紫が好き」→冷静、恋愛に奥手。
紫 の 心理作用 と 活用例
右脳を刺激する
→想像力を豊かに、インスピレーションを促す。
鎮静色
→興奮を抑制し、落ち着きを与える。
→赤と青の色彩感覚のバランスをとる。
→精神、感覚機能を整える。
高級感を演出できる
→パッケージデザインなど
高尚なイメージ
→ローマ帝国、高貴な人しか着れなかった色。官位十二階最上位の色。
催眠効果
※ただし、孤独を感じさせる色でもあるので、孤独が苦手な人は避ける。
→寝室に青紫のカーテン、寝具。
紫 を嫌がる人の心理的特徴
- 疎外感や孤独を感じやすい。
- 繊細な状態が苦手。
- 未知や非日常を嫌う。
- 複雑なものが苦手。
- 精神的にもろくなっている。
- 社会や周囲に反感を持ちやすい。
緑色 の 色彩心理
緑 を好む人の 性格傾向
- 平和主義、温厚、家庭的、物静か、謙虚、社会性が強い。
- 礼儀正しい、上品、誠実、滅多にキレない、洗練された人格。
- 落ち着いた物腰、出る杭にならない、知的でクール、頭の回転が速い。
- 安定志向、清潔感を求める、共感と同調を求める、優しくありたい。
- 相手への要望がわかりづらい、競争心が低い。
緑 の 心理作用 と 活用例
安心感や安全性を感じさせる
木々がある=命が育つ=「安全に暮らせる」認識を与える色(太古からの遺伝子情報、本能)
→ヘルスケア用品、健康食品、など。
ストレスの軽減、疲れを癒やす、集中力の回復
→オフィスに観葉植物
- 精神が穏やかになる、リラックス効果
- 緊張の緩和
- イライラ、不安、混乱の軽減
- 感情のバランスをとる
春の芽吹き、再生と回復のイメージ
→環境、エコロジーマーク、など。
長すぎず短過ぎない波長
→虹の中間にある色。
→「眼球疲労をとる色」としても有名。
緑 を嫌がる人の心理的特徴
- 白黒ハッキリさせないと気が済まない、優柔不断やどっちつかずが嫌い。
- 人から評価されたい。
- 競争心が強い。
- 注目を浴びたい寂しがり屋。
橙色 ( オレンジ )の 色彩心理
オレンジ を好む人の 性格傾向
- 社交的、ムードメーカー、陽気、オーバー、自由奔放。
- 純真、暖かい心、お人好し、愛想がいい。
- 人懐っこい、おしゃべり、遊び好き、はしゃぐのが好き。
- 人を引っ張っていける、組織力がある、ずば抜けた集中力、目標意識が高い。
- 独りが苦手、気まぐれ、優柔不断、子供っぽい、行き当たりばったり。
オレンジ の 心理作用 と 活用例
リラックス効果&食欲増進作用
※安心感や家族の暖かさ、団欒を感じさせる色でもある。
→食卓のインテリア、ファミレス、スーパーなどの内装。
「秋」のイメージカラー
→ハロウィン、紅葉、秋のキャンペーン広告など。
カジュアル、日常的なイメージ
→企業のWEB広告など。
明るさや元気さを表現できる
→全体のバランスを明るく統一できるアクセントカラーとして使われることが多い。
オレンジ を嫌がる人の 心理的特徴
- 賑やかな人や場所が嫌い。
- なるべく目立ちたくない。
- ひとりでゆっくりしていたい。
- 静かで落ち着いた場所が好き。
- 自己主張が苦手。
- 自他ともに厳しい。
- 人に頼るのが苦手。
- 心配性。
- 真面目で人見知り。
ピンク色 の 色彩心理
ピンク を好む人の 性格傾向
- 穏やかな平和主義者、ロマンチスト、自信家
- 上品で気配り上手、育ちがいい、愛情豊か
- 世話好き、甘えたがり、自分磨きが好き、癒されたい
- アイドル願望、地味が嫌い、いつまでも若くありたい
- 「かわいい」は正義、異性と同性では性格が変わる
- プライドが高い負けず嫌い、寂しがり、繊細
ピンク の 心理作用 と 活用例
女性的、若さを表す
→化粧品などのコスメ、カバン、ファッション
柔らかな春のイメージ
→広告、ファッション、料理、ブライダル関連、など
愛情、感謝を表す
→母の日やバレンタインなどの贈り物のリボン、など
ポジティブなイメージで人目を引きやすい
→WEB広告やポスター、など
女性ホルモンの活性化
※ピンクには若返り効果があると言われている
→化粧品やシャンプーなどのパッケージ
興奮や攻撃性を和らげる
→監獄の壁、など
ピンク を嫌がる人の 心理的特徴
- なよなよしたものが嫌い
- 真面目で努力家
- ナルシストに強烈な拒絶反応を示す
- 大人っぽくありたい
- 現実的、夢を語るのが苦手
- 甘えを許さない現実主義者
茶色 ( ブラウン )の 色彩心理
ブラウン を好む人の 性格傾向
- 人情家、誠実、寡黙な職人気質
- 危険回避が得意、堅実、働き者
- 物事をどっしりと構え、動じない、スタミナと忍耐力がある
- 安定志向、高級志向、伝統を大切にする
- マイペース、保守的、頑固
ブラウン の 心理作用 と 活用例
木、動物の毛皮、大地など、自然を感じさせるアースカラー
→家具、建築物の内装、温泉施設、など
安定感を表し、現実的で着実に物事を進められる
→国会議事堂の色、会議室の内装に使われていることが多い
高級感、伝統、洗練されたイメージ、を表す
→老舗の洋菓子店、ブランド物のバッグや財布、高級品、など
→シック、モダン、アンティークなイメージを出したいとき
食欲増進
→飲食店のポスター、など
ブラウン を嫌がる人の 心理的特徴
- 地味で退屈な作業が嫌い
- 安定よりも変化を求める、チャレンジ精神が旺盛
- 決まりきった仕事、ルーティンワークが苦手
ベージュ の 色彩心理
基本的には茶色と同じ特性を持つ
とても穏やかな性格、優しさを求める、のんびりするのが好き
最も緊張を和らげくつろぎ感を感じさせる色→インテリア、寝室の色に最適。
白色 の 色彩心理
白 を好む人の 性格傾向
- 気高い、理想主義、完璧主義、1つの分野を極める。
- 意志が強い、ストイック、家族思いで家庭的。
- トップを好む、純粋さを尊重する、自分の正義を信じる、明るく楽しい環境を好む、他人の悪口が嫌い。
- 潔癖、自惚れ屋、悩みを一人で抱え込む。
白 の 心理作用 と 活用
膨張色&進出色:近くに感じる色
→車間距離が狭く感じる(白は最も交通事故が起こりにくい色でもある)、物を広く大きく見せる。
軽量色&柔軟色:柔らかさや軽さを感じさせる色
※軽量色のなかでも、白は最も軽さを感じさせる色
→引越し用ダンボール、寝具、天井、エアコン(頭上に重たい物があると不安を感じやすいため)など。
光を反射する:視線誘導
※白はすべての光の色の中で最も強い色である
→パフォーマーやバスなどの運転手の手袋。暗闇でも目立つ→事故の防止。
明るさや清潔感を感じさせる
→医療機関、医療道具、食品広告&パッケージ、インテリアなど。
潔白、清らかなイメージ
→ブライダル関連、ウェディングドレス(「相手に染まる=考えや生き方を同調させる」という意味もある)。
希望、幸福、明るさや前向きさを与える
→広告、インテリア、オフィス用品など。
ネガティブイメージが少ない、新鮮さを表す
→新規キャンペーン広告など。
暗い色を引き立てる最も明るい色
→ファッション、インテリア、広告、用紙(ノート)など。
白 を嫌がる人の 心理的特徴
- 良い人ぶる人(=腹黒い偽善者のイメージ)が大嫌い
- 裏表がない(裏表のあることを激しく嫌う)
- 人の裏側ばかりを気にしてしまう
- 素直になれない、「純粋さ」に恥ずかしさを感じやすい
- 不満が多い
ちなみに、Kuは白が一番苦手…(笑)
たしかに不満が多いかもしれないし(笑笑)
嘘つきは嫌いですね^^;
黒色 の 色彩心理
黒 を好む人の 性格傾向
- 冷静、信念がある、威厳がある、独立心旺盛、硬派、男性的
- カリスマ性がある、芯が強い、積極的、精神的に大人、義理堅い、感受性が強い
- 「強さ」に憧れる、干渉&束縛が嫌い、指示されるのを嫌う
- 我が強い、他人と距離を取りたがる、打ち解けにくい、自分本位
黒 の 心理作用 と 活用
モダンな印象や、高級感、威厳を与える
→高級ブランド、お酒、タクシー、広告など。
収縮、後退色:空間を狭く感じさせ、また、遠くにあるように感じさせる色
※黒には「額縁効果」があり、他の色を前面に出し目立たせる&有彩色の良さを惹き立てる色と言われている。
→TVモニター、警告用の文字表記など。
硬く、丈夫な印象を与える
→家電、PC製品など。
光を反射しない、他の色(光)を吸収、遮断する
→現像室、遮光カーテン、日傘など。
負のイメージ
→不吉、恐怖、絶望、不安、死、悪のイメージカラーとして使われることが多い。
黒 を嫌がる人の 心理的特徴
- 明るいものがとにかく好き
- 人や世の中の暗い部分は一切見たくない
- 重い雰囲気のある空間や人物が苦手
- 無口、根暗が苦手
- 自分の考え以外認めたくない
ちなみに筆者のKuは黒が好き!
最近は意識して他の色の服も買うようにしてはいますが、基本的に、服はやたらと黒が多い気がします…(笑)
灰色 (グレー)の 色彩心理
灰色 を好む人の 性格傾向
- 用心深い、慎重、真面目、控えめ、温厚、中立、内向的、ストイック
- 縁の下の力持ち、経営能力高め、分別がある、吸収力がある、洗練された精神
- システムやルールに忠実、心の平和を求める、自己主張を好まない、全体のバランスを保つ
- 優柔不断、対人が苦手、受け身、自分に自信がない、デリケート
灰色 の 心理作用 と 活用
沈静色:落ち着きと冷静さを与える色
→デスク用品、仕事部屋など。
シックでクール、品のあるモダンな印象を与える
→家の内装、高級品など。
色の組み合わせのギャップを緩和させる=全体の色合いのバランスをとる色
- 暖色との組み合わせることによって暑苦しさを軽減させる→ギラギラ感を抑え、落ち着いた柔らかな印象になる
- 寒色との組み合わせ→クールでスタイリッシュ、引き締まった印象になる
どんな色とも馴染む、控えめな上品さがある
→ファッション、インテリアなどに重宝されている。
信頼感を与える
→スーツ、企業の広告など。
灰色 を嫌がる人の 心理的特徴
- 普段の生活に変化や刺激を求める
- 快楽主義
- 白黒はっきりしない曖昧なものが嫌い
- 無気力、無関心な態度が嫌い
色彩心理 まとめ
「赤の特徴」
- やる気、情熱、エネルギーUP!
- 体感温度を上げる
- 時間が長く感じる
- 注目されやすい、警戒心を高める
- 近くに感じる色→交通事故になりにくい車体の色
- リーダーに好まれやすい色
「青の特徴」
- 赤と真逆の作用
- 知的、冷静沈着、誠実、クリアなイメージ
- 体感温度を下げる
- 時間が短く感じる
- 暗所で目立つ「プルキンエ現象」
- 鎮静作用
- 遠くに感じる色
「黄色の特徴」
- 明るく楽しい気分を演出する
- 子供ぽさ、明るい希望、お金のイメージ
- やる気&集中力&記憶力UP→勉強部屋には黄色小物が最適!
- 注意を促す
- 気軽さを演出できる→広告効果が高い色
「紫の特徴」
- 高貴、神秘、ロマンチスト
- 鎮静作用
- 右脳活性
- お独り様
- 芸術家
「緑の特徴」
- 安心、安全、健康
- 平和、温厚
- リラックス効果
- バランスと再生
「オレンジの特徴」
- 家族団欒
- 暖かな雰囲気づくり
- 食欲増進
- ぐいぐい周りを引っ張る陽気な元気っ子
「ピンクの特徴」
- 上品なお嬢様なイメージ
- 「いつかはアイドル」「かわいいは正義!」「自分に自信持ってこ―!」
- 癒されたい
- 愛情と感謝
- 春のイメージカラー
「ブラウンの特徴」
- 高級感と安定感
- 伝統と歴史
- シックでモダンでアンティーク
- 安定志向
- どっしり構えて動じない
- 寡黙な職人
- アースカラー
「白の特徴」
→最も交通事故を起こしにくい色、純粋なものへの憧れ、理想&完璧主義、職人肌、柔らかくて軽い、清潔・潔癖なイメージ、ネガティブを許さない、新鮮、パフォーマーの必須カラー。
「黒の特徴」
→有彩色の効果を高める、ハードで重いイメージ、強さへの憧れ、孤高、威厳、独立心、高級感、遮光、負のイメージ。
「灰色の特徴」
→洗練、慎重、控えめ、ストイック、バランサー、温厚、平和主義、縁の下の力持ち、どんな色とも馴染む、色の効果をマイルドにしてくれる、シックでクール、上品、デスクワークの補助。
色彩心理効果 総まとめ
色感情効果
人類すべての人に共通する「知覚感情」と個人(経験や知識)によって異なる「情緒感情」とに分けられる。
知覚感情
収縮(後退)色:実際より小さく引っ込んだように見える色「黒、暗く彩度の低い寒色系」
軽軟色:軽さや柔らかさを感じさせる色「白、明度の高い色」
さて、いかがだったでしょうか。
色によって与える印象や影響が様々で、非常に奥が深いですね。
人の性格によって、色の好みが別れるのも納得な気がします。
ぜひとも彩のある暮らしを送りたいものですね^^
それでは!
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