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【 バイアス 回避 】思い込みを回避する デバイアス の やり方

鋭い目 フクロウ デバイアス メンタル強化・トレーニング
鋭い目 フクロウ デバイアス
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【 バイアス 回避 】思い込みを回避する デバイアス の やり方

さて、ここでは、これまであげた「認知バイアス」への対策法とは別に、バイアスにとらわれなくなる思考法「 デバイアス 」について解説していきます。

これは、全米で初めて設立された大学で、研究の分野に重きを置く世界屈指の名門校である「ペンシルバニア大学」(1765年~)が2013年に発表した『バイアス』に関する研究が元になっています。
(今ハロー効果つかっています笑)

今回の記事は、以下の方におすすめです。

  • バイアスによる判断ミスを減らしたい
  • 判断力を高める思考法を身につけたい

デバイアス 12の方法

1.教育
2.One at a time
3.前向きハインドサイド
4.弁証法的ブートストラップ
5.問題分割
6.タイマーパッキング
7.行動チェックリスト
8.インセンティブ
9.アカウンタビリティー
10.計画プロンプト
11.ホースブレイクをつくる
12.アドバンスチョイス

デバイアス1.  デバイアス 、バイアス について理解する

*1.(教育):バイアスについて理解することでバイアスにかかりにくくさせること。

バイアスにかかりにくい思考回路を作るための第一歩は「バイアスがあることを知ること」です。

言い換えると、「思い込みで思考しそうになりそうな自分に気づくこと」ともいえます。

たとえば、「人は確証バイアスといって、自分にとって都合のいい情報ばかりに意識が向きやすくなるのか!」という気づきがあることによって、都合のいい解釈にばかり目が向かないように気をつけられるようになり、思わぬトラブルやアクシデントを回避することができるようになります。

つまり、「バイアスを知ること」によってバイアスへの回避率を高めることができるということです。

デバイアス2.比較ではなく、ひとつづつ分析する

*2.(One at a time)比較ではなく、ひとつづつ分析すること。

つづいてバイアスにかかりにくくさせる思考法は「比較のみで判断しないこと」です。

複数の物を比較する際、「対比効果」といって、「それぞれ他にはない個性がより目立って注目されやすくなる」という心理効果が働きます。

つまり比較による分析は、「総合的な分析」ではなく「個性の違い」で物事を判断しがちになりやすくなるということです。

ここでポイントなのが、「比較」自体が悪いことなのではなく、「比較」を出発点にするのが危険なところにあります。

比較のみで判断するとどうなるかといえば、たとえば、ほぼ同じ値段で同じぐらいのレビュー評価だったので、より多機能な方の製品を買ってみたら、自分の求めていた性能よりも大きく劣っていた。なんていう失敗を招く場合があります。

つまり「他にはない個性」に意識が奪われることで他の要素に意識が向きにくくなり、「本来の目的」を見失う可能性が高くなります。

「同じ値段で他にはない機能を持っているからよりお得に違いない(個々のスペックで劣る場合がある)」
「レビューが他より高いからいいものに違いない(ただ単に安いから人気でその分レビュー数が多いだけの場合もある)」
「東大出身だから他の人よりできるに違いない(業務に合うかは別)」
「他よりも高級食材を使っているからおいしいに違いない(味の好みは人による)」

などなど、他にも比較のみで考えて失敗するパターンは数多く考えられます。

思い込みで失敗しないためにも、自分の求めているものと適合するかどうかや、どのスペックが、どのくらいの性能を発揮して、どのような効果が得られるのかなど、個別に細部までよく調べることが大切です。

デバイアス3.最悪な事態を想定して前向きな対策を考える

*3.(前向きハインドサイド):未来の失敗パターンを前向きに想定して対策を考えること。それによって「自分は大丈夫」という楽観的な思い込みによる判断ミスを減らすことができる。
*4.(弁証法的ブートストラップ):直感と論理の中間の選択肢を選ぶことで、両極端な結論を回避でき大きなミスを減らすことができる。

バイアスにかかりにくくなる思考法の3つ目は「最悪の事態を想定すること」です。

つまり、楽観的な予測ばかりではなくネガティブな予測も考えることです。

人は「自分だけは大丈夫」と考える「正常性バイアス」かかりやすいといといわれています。

たとえば、ニュースをみて「自分には起こりえないことだから関係ない」と感じる感覚が正常性バイアスです。

これにより、災害発生時に逃げ遅れたり、コロナ渦での会食でクラスターを起こしたりなどの事態を引き起こすのです。

また、「自分にとって都合のいい情報」に意識が向かいやすくなる「確証バイアス」というバイアスもあります。

このバイアスにより、リスクに対する見積もりが甘くなり思わぬ失敗を招く原因になります。

たとえば、「このやり方で間違いない」「自分の考えは正しいからきっとうまくいく」という考え方をしてしまうことで、そのやり方を正しいと裏付ける情報にばかり目が向くようになります。

「仲良くしている異性の友達が自分に向けた好意のある反応に対して、自分に気があると思い込み、いざ告白してみたら全然違った」なんていう悲しい勘違いはまさに確証バイアスです。

これは「相手は人として好意のある相手には誰にでも同じ態度を取る」という自分にとって都合の悪い可能性を除外したことと、「相手に異性として想われたい」という願望により起こります。

そして、未来を予測する際のもう一つおすすめな方法が、「迷ったら直感と理屈の重なる中間の選択肢を選ぶ」というやり方です。

これはどういうことかというと、「これはこんな感じがする」という「確証はあまりないが感覚的には確信を持てる考え」と、「過去のデータ」や「目の前に起こった事象から予測できる論理的な考え」という直感と論理の両方に当てはまる選択肢を選ぶということです。

たとえば、出かけるときに天気が崩れそうで傘をもっていくか迷った場合、「雲の感じだと外に出ている間はもちそうだな」という直感と、天気予報による「70%の降水確立とわずかな降水量」というのがわかっていたら、どちらもあてはまる中間の選択肢「降るけどたいしたことはなさそうだ」という予測を採用します。

そこから「少しでも濡れるのは嫌」なら傘を持って行けばいいし、「傘は重いし多少なら濡れても全然平気」なら傘なしで出かける方を選びます。

別の見方をすると、「中間の選択肢を選ぶ」というのはどちらかというとバイアス回避というより、予想が外れても損失を少なくするための思考法ともいえそうです。

この思考法でポイントなのは、「絶対雨が降る!」もしくは「絶対降らない!」という両極端の予測をしないということがバイアスにとらわれない思考法をする上で重要になってきます。

また、「絶対○○!」という考え方自体、バイアスを引き起こしやすくなる原因のひとつでもあります。

デバイアス4.バイアスのかかりにくい人と関わる

*9.(アカウンタビリティー):バイアスから解放された人の行動から学習することで、自分もバイアスにとらわれない行動をとることができるようになる。

バイアスにかかりにくい思考法を手に入れる4つ目の手段は「バイアスにかかりにくい人をよく観察すること」です。

つまり、思い込みや偏見で物事を判断しない判断能力の優れた人物の思考法を真似することです。

思い込みで語らずに、相手の話をよく聞いてから人の行動を判断する人が身近にいたとして、その度量の広さを「いいな」と感じることで、自分も同じ様に「相手に相手の事情をよく聞いてから判断する」という大切さを実感することができます。

そして、その人の思考法をよく理解することで、「バイアスで判断しないための思考法」をより実践しやすくなります。

これはつまり、「バイアスで判断しないための方法」を人から学ぶということでもあります。

デバイアス5.一度ですべてを決めずに、判断は必ず複数回行う

*5.(問題分割):問題を細かく分解することによって見落としなどの判断ミスを減らし、よりシンプルで明確な判断ができるようになる。
*6.(タイマーパッキング):3ヵ月後、1カ月後、3週間後、10日後の目標…というように、目標の段階を区切って考えること。
*11.(ホースブレイク):「強制的な休息」という意味。人は連続して判断をすると無意識のうちに直感(つまり経験や知識による思い込み)で判断しやすくなる。判断の隙間に休息を強制的に挟むことによって論理的な判断を行う回数を必然的に増やすことができる。

無意識のうちにバイアスで判断するということを回避するためには、「判断を時間を分けて複数回行うこと」も有効です。

判断の時間を分けることによって、「そのときどきの状況や気分によってものの見方が変わる*」というバイアスを回避することができます。

*たとえば「気分一致効果」といって、「気分がいい状態のときはポジティブな事柄が意識されやすく、気分が悪い状態のときはネガティブな事柄が意識されやすい」というバイアスがある。
*人は朝に「論理的思考」、つまり客観的な思考がしやすく、夕方~夜にかけて「情動的思考」、つまり主観的な思考よって物事を考えやすいといわれている。(たとえば、「深夜に書いたメールや手紙を朝になって読み返すとめちゃくちゃ恥ずかく感じる心理現象」などが当てはまる)

また、時間をおくことによって、より客観的に物事を分析できるようにもなります。

連続で判断していると客観的に見ているつもりでも、流れ作業によりいつの間にか主観のみで判断してしまうことが多々あります。

たとえば「不要なものは捨てて部屋をスッキリさせよう!」と計画したとき、「2年以上使用していないもの、かつ、使うスチュエーションが想定できない物を捨てる」という方針でいたとしましょう。

「捨てる・捨てない」の判断を連続でしていく中で、最初のうちはバンバン捨てられていたのに、いつの間にか「その物との思い出」や「ひょっとしたら何かで使うときがあるかも」という論理的ではない思考に意識がとられてしまう場合も起こります。

バイアス(この場合は思考の偏り)による判断ミスを減らすために、他には「問題を細かく分解すること」も有効です。

たとえば「夜更かししてしまう対策」を考えるとき、夜更かしの原因をまずは探すと思います。

そこで「ついつい動画を連続で見てしまう」「ブルーライトを浴びたことによって寝つきが悪くなる」という原因が特定できたとしたら、そこからどんどん問題を深堀していきます。

ここで、「動画を連続で見てしまう」→「複数の動画を見ないようにする」という判断だけだと「ただの意志力頼み」になっており、根本的な解決にはいたっていません。

そこで、

「動画を見てしまう」→「何の動画」→「Youtubeを見てしまう」→「なぜ」→「手軽に見やすい」「スマホを触るから」「物足りないと感じている」→「なにが物足りないのか」→「刺激や充実感」→「動画以外で刺激や充実感を満たせるものはないか」→「マンガを読む(ブルーライトを浴びない代替案)」「音楽を聴く」「朝の楽しみを増やす」

というように、問題の根底にある原因を細かく割り出していくことでより多くの有効な対策を考えやすくなります。

デバイアス6.事前に行動を決めておく

*7.(行動ルールチェックリスト):一定の行動に「ルール」を設けて、いつも変わらない判断や行動ができるようにすること。
*8.(インセンティブ):モチベーションの問題で「わかっていても正しい行動に移せない」という状態を回避するための「ご褒美」のこと。
※10.(計画プロンプト):「取扱説明書」のような「誰がやってもできること」をコンセプトに計画の手順を細かく作成すること。
※12.(アドバンスチョイス):想定される状況に対する判断を事前に決めておくこと。

バイアスにのまれない判断をするためには、「事前に行動を決めておくこと」も有効です。

前述しましたが、人は良くも悪くも現状の精神状態によって判断が影響されやすいものです。

そこで、あらかじめ行動に対するルールを決めておくことで「精神状態による影響」を排除していきます。

行動ルールを設ける際、データをもとにした行動の効果量を繰り返し試行錯誤して吟味できるので、その場の思い付きで行動するよりその行動の信憑性や正確性が向上します。

また、事前にやることを決めておくことで判断に要する時間も大幅に減らすことができ、状況分析などその他の思考に時間を使うことができるようにもなります。

たとえば、「迷ったらランチタイムは季節限定のおすすめしか食べない」というルールを決めておくことで「あのとき限定品を食べておけばよかった」という後悔とメニューに迷う時間を減らすことができます。

他には、「電車に乗り遅れたらタクシーを使う」というのを決めておけば、事前にお金をおろしたり、タクシー乗り場を見つけておくということができ、その状況に陥った時に「もうダメだ」「どうしたらいいだろう」と慌てることもなくなります。

別の見方をすれば、「心に余裕を持たせることで、焦りによる判断ミスを減らす」というのも、事前に行動を決めておく利点でもあります。

デバイアス まとめ

結論:精神状態による影響を受けにくくする工夫をする!
1.デバイアス、バイアスについて理解する
→バイアスにかかりそうな自分に気づくことができる
2.比較ではなくひとつずつ分析する
→目立つ要素に意識が持って行かれ、本来の目的を忘れて判断するのを防ぐことができる。
3.最悪な事態を想定して前向きな対策を考える
→都合のいい解釈で判断して思わぬ失敗をするという事態を避けることができる。
4.バイアスのかかりにくい人と関わる
→判断力の高い人の思考法を模倣することによって、バイアスにかかりにくい思考法を実践しやすくなる。
5.判断は複数回行う
→気分やそのときの状況によって影響を受けたバイアスによる判断を回避できる。時間をあけて判断することによってより客観的に物事を分析できるようになる。
6.事前に行動を決めておく
→行動にルールを設けることによって裏付けのある正確な行動や判断をいつでも行えるようになる。
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