【徹底解説】睡眠の質を高める50の方法【安眠を手に入れ翌朝スッキリ】

安眠するベイビー 睡眠の質 上げる方法  自律神経・体質改善・健康習慣
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睡眠の質を高める50の方法【安眠を手に入れ翌朝スッキリ】

今回は、「 睡眠の質 を上げる方法 」について解説していきます。

最近、ぐっすり眠れている気がしない・・
誰か改善方法を教えてく..daさ、、iZzzzz・・・

まずは良質な睡眠の仕組みから理解していきましょう!

「なぜこの記事を書こうと思ったのか?」
睡眠の質を高める方法を網羅して、睡眠の質を高めるヒントを増やしたかったから。

◆この記事でわかること

  • 睡眠の質が悪いと起こるデメリット
  • 睡眠の質を上げるポイント
  • 睡眠の質を上げる方法

◇こんな方におすすめ

  • いつも寝ているのに寝足りないと感じている人
  • よく朝スッキリ目覚めたい人
  • 次の日に疲れを残したくない人
  • 睡眠の質を上げたい人

睡眠の質 が悪いとどうなるのか?

睡眠の質 悪い あくび

睡眠には「精神&身体疲労の回復」「免疫機能の増加」「細胞の修復」「記憶の整理と定着」「感情の整理」「精神機能の回復」など、休息に関する様々な働きがあります。

長い間、睡眠の質が低下することによって休息がうまくいかなくなると、心身に様々な悪影響を及ぼす原因になるので注意が必要です。

1、精神機能の低下を引き起こす

睡眠の大きな役割の1つが「精神機能の回復」です。

「精神機能」とは、注意、認知、記憶、感情、意欲など精神活動に関わる機能のことです。

睡眠の質が低いことによって、様々な精神機能に悪影響が出ます。

要は、睡眠の質が悪くなることで、頭がうまく回らなくなったり、気力が下がったりなどの精神的な不調に陥りやすくなります。

【睡眠の質・精神機能の低下によって引き起こされる症状】

  • 日中の眠気
  • 意欲の減退、無気力感の増大
  • 記憶力、判断力、集中力の低下

2、気分が沈みやすくなる

次に睡眠の大きな役割が、ストレス値の低下や感情の整理などの「メンタルの回復」です。

睡眠の質の低下によってストレス処理がうまくいかなくなることで、落ち込みやすくなります。

また、うつ病などの精神疾患にもなりやすくなるなど、睡眠の質の低下は、心の健康にも大きな悪影響をもたらす原因にもなります。

3、様々な病気のリスクが高まる

睡眠のメインともいえる大きな役割は「身体のメンテナンス」です。具体的には「疲労回復」や「細胞の修復」「免疫機能の増加」などを行います。

睡眠の質が低い状態が長く続くと病気、または身体機能の不調に陥りやすくなるので、注意が必要です。

【睡眠の質・身体機能の低下によって引き起こされる症状】

  • 免疫力の低下
  • ガン、高血圧、肥満、糖尿病などの生活習慣病のリスクの上昇
  • 頭痛やめまい、食欲不振をもたらす

睡眠の質 を上げるポイント

睡眠の質 ぐっすり ねこ

睡眠の質を上げるポイントは、主に以下の4つです。

この4つを意識して改善するだけで、睡眠の質を一気に上げることができます。

  1. 副交感神経
  2. 深部体温
  3. メラトニン
  4. 体内時計

1、副交感神経を優位にさせる

睡眠の質に大きく関わるのが、「自律神経」です。
=自律神経を整えることで、睡眠の質を高められます。

自律神経とは、簡単にいうと「自分の意思に関わらずに自動的に働く神経」のことで、心臓や肝臓などの内蔵や器管を動かしている神経です。

脳から命令を出さなくとも無意識に呼吸を続けたり、心臓を動かし続けたり、食事をしたら自動的に食べ物を消化したりできるのは自律神経の働きによるものです。

主に身体のパフォーマンスに大きく関わる自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があります。

  • 交感神経→体温や血圧を上げたり、心拍数を増やしたりすることで身体を「活動モード」にさせる神経。
    交感神経をうまく刺激することで、日中の活力を高めて活動的に動けるようになる。
  • 副交感神経→血圧を下げたり、心拍数を下げたりすることで、身体を「休息モード」にさせる神経。
    リラックス効果を得ている状態というのは、副交感神経が優位になっている状態ともいえる。
    睡眠の質を高めるには、副交感神経が交感神経よりも優位になっている必要がある。

睡眠の質を上げるためには、当然ながら交感神経(活動モード)よりも副交感神経(休息モード)が優位になっていることが大切です。

2、深部体温を高める

睡眠の大きな休息方法のひとつが「脳の冷却」です。

パソコンなどの機械と同じで、起きている間は精神活動によって脳神経を使い続けていくうちに、脳の温度はどんどん上がっていきます。

そして、脳の神経を消耗していきます。

「脳の温度が高いと脳の神経が休まらない」ので、脳の神経の消耗を回復するためにはこの脳の温度が下がっている必要があります。

つまり、睡眠により脳の温度を下げることで脳の神経の活動を抑えることによって、脳が休息しやすい状態にさせているのです。

また、脳にある「温度を感知するセンサー」と「睡眠中枢」が隣接しているため、体温と睡眠には密接な繋がりがあるとも言われています。

要は、高い深部体温を下げることによって睡眠の準備を整えた合図として眠気が起こるので、深部体温を上げることで寝付きをよくすることがでるという仕組みです↓
深部体温を上げる
→体温を戻そうとして放熱する
→深部体温が下がる過程で脳の温度も下がっていく
→脳が眠る準備ができたと認識して眠気が起こる
→スムーズに眠れるようになる

なんか、深部体温と眠気の関係って「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな構図ですね(笑)

3、「メラトニン」の分泌を安定させる

睡眠の質を上げるには、睡眠ホルモンと呼ばれている「メラトニン」が分泌されることも大切です。

「メラトニン」が適度に分泌されている状態で眠ることで、「細胞の修復」や「免疫の増加」など、睡眠の休息効率がよくなります。

つまり、メラトニンによって睡眠の質が上がりやすくなるというわけです。

4、体内時計を整える

睡眠の質を上げるためには「睡眠サイクル」を整える必要があり、そのためには「体内時計」が整っている必要があります。

夜更かしや徹夜、長時間の昼寝などにより睡眠の時間がバラバラになり体内時計が狂うと、睡眠サイクルも乱れ睡眠の質にも大きく悪影響がでてきます。

日中眠気に襲われることなく活動でき、夜に自然に眠れるようになるためには、「体内時計」がきちんと整っていることが大切です。

睡眠の質 を高める方法 50選

睡眠の質 ぐっすり 女

さて、それではいよいよ、睡眠の質を上げる方法を紹介していこうと思います。

数多くあげるので、いろいろ試してみて、自分に合った方法を見つけてみてください。

副交感神経を優位にさせリラックス効果を得る

  1. マッサージ
  2. 不安やストレスの原因を紙に書き出す
  3. 就寝前の糖質制限
  4. 瞑想
  5. 10・20呼吸法
  6. ビタミンB1
  7. アロマテラピー
  8. 自然音
  9. 1/fの揺らぎの音楽
  10. ストーリー系の読書
  11. 散歩
  12. カフェイン制限
  13. カモミールティー

1、寝る前にマッサージなどで筋肉をほぐす

→筋肉をほぐすことで副交感神経が優位になりリラックス効果を得られる。

ゆったり湯船に浸かりながらやるとさらに効果的

2、不安やストレスの原因を紙にすべて書き出す

→ストレスは交感神経を刺激し、脳を興奮状態にさせ眠りが浅くなる原因にもなる。

睡眠の質を上げるためにはストレスや不安対策をすることで、交感神経の高ぶりを抑えることが大切。

不安やストレスの原因を紙に書き出すだけでストレス値が減少することが様々な研究でわかっており、寝る前のストレス対策におすすめ。

「紙に書き出すことによって視覚的に文章として認識すること」がポイント

3、寝る前の糖質を控える

→糖質をとりすぎると、血糖値が乱れやすくなり、血糖値が乱高下することによって交感神経が刺激される。

寝る前に糖質を大量にとるのは、結果的に睡眠の質の低下につながるので注意

4、瞑想

→呼吸を整えることで自律神経も整えることができる。

吸う息を長くすると交感神経が優位になり、吐く息を長くすると副交感神経が優位になる。

寝る前の呼吸瞑想は、吸う息よりも吐く息を長めにすることがポイント

5、「10・20呼吸法」

→10秒かけて鼻から息を吸い、20秒かけて息を吐くを交互に繰り返す(鼻から息を吐くのが難しい場合は吐く息は口からでもOK)。

「口呼吸」よりも「鼻呼吸」の方が自律神経が整いやすい

6、ビタミンB1をとる

→ビタミンB1には、イライラや不安、ストレスの軽減、疲労回復効果がある。

ビタミンB1は豚肉、ゴマ、大豆製品に多く含まれている

7、安眠効果の高いアロマをかぐ

→ラベンダー、ベルガモット、スイートオレンジ、カモミール、サンダルウッド、イランイランなどが高いリラックス効果と安眠効果が期待できる。

8、寝る前に自然音を流す

→自然界の音は「1/fのゆらぎ」と呼ばれる特殊な周波数をもっていることが多く、この周波数の音を聴くことによって脳波がアルファ波の状態になりやすくなる。

波の打ち返す音、雨の音、風で木々の葉がそよぐ音、川の水流の音などがこの周波数である場合が多い。

また、赤ちゃんが聞くと泣き止むと言われているピンクノイズもこの周波数を持っている。

ちなみに、「1/fのゆらぎ」には光の周波数にも当てはまり、焚き火の火の揺らぎに含まれる光の周波数は「1/fのゆらぎ」になっている。
火のゆらぎを見ていてどことなく落ち着くのは、この周波数の効果とも言える。

9、「1/fのゆらぎ」の音楽を聴く

→バッハやモーツァルトなどのクラシック音楽に多い。

ポップスでは宇多田ヒカル、吉田美和、MISIA、藤原聡、松任谷由実、中島美嘉、美空ひばりなどが「1/fのゆらぎ」の声を持つと言われている

10、寝る前にストーリー系の本を読む

→寝る前の読書にはストレス発散効果があり、メンタルを安定させる効果がある。

→メンタルが安定した状態で寝ることで睡眠の質も高まる。

頭を使うハウツーより、「没入感のあるフィクション系の本」がおすすめ。

現実から思考を切り離すことによってストレスが発散しやすくなるという仕組み。

「没入感によるストレス発散」という点ではゲームなども当てはまりそうではあるが、寝る直前の脳には刺激が強すぎるためおすすめしない。

11、散歩

→散歩をすることでリラックス効果を得ることができる。

リラックスしているとき、脳は寝ているときの脳波(シータ波)に近い「アルファ波」の状態になり、入眠しやすくなる

12、夕方以後はカフェインをとらない

→カフェインには覚醒作用の他にも副交感神経の働きを鈍くさせる効果がある。

カフェインが体内から抜けるまで個人差はあるが、だいたい6〜9時間かかると言われている。

24時までに寝るのであればカフェインは15時以後はとらない方が無難。

13、カモミールティーを飲む

→カモミールのアロマには高いリラックス効果がある。

カモミールティーはノンカフェインなので覚醒作用がないので寝る前にぴったり。

深部体温を高める

  1. 白湯
  2. 生姜湯
  3. 夕食後の運動
  4. 手足の血行促進
  5. 湯船でストレッチ
  6. 目元を温める
  7. 靴下を脱いで寝る
  8. ぬるま湯にゆっくり浸かる
  9. カプサイシン(香辛料)を避けた晩飯
  10. パジャマに着替える
  11. 通気性の良い寝具
  12. 自分に合った高さの枕
  13. 最適な室温と湿度
  14. 筋弛緩法ストレッチ

14、白湯を飲む

→胃から内蔵を温めることによって深部体温を高めることができる。

白湯は胃に負担がかかりにくく、またリラックス効果もあるのでおすすめ

15、生姜湯を飲む

→生姜湯には深部体温を高める効果がある。

生姜湯は冷え性の改善にも効果的

16、夕食後に軽く運動をする

→運動で血流が増えることによって脳の温度も上昇する。

そして寝る直前までに徐々に血流と共に体温も下がっていくので、寝る頃には寝付きがよい状態になりやすくなる。

ただし、激しい運動は交感神経を刺激するのでNG
少し速歩きのウォーキングなど「軽めの運動」をするがおすすめ

17、手足の血行をよくする

→手足の末梢血管が拡がることによって放熱性がよくなり、深部体温が下がりやすくなる。

18、湯船でストレッチ

→毛細血管が拡がりやすくなることによって、風呂上がりに深部体温が下がりやすくなる。

19、目元を温める

→頭(おでこ付近)からの放熱により、脳の温度も下がりやすくなる。

目元を温めることでおでこ周りの筋肉もほぐれるので、高いリラックス効果も得ることができる

20、靴下は脱いで寝る

→靴下を履いたままの状態では足から放熱しにくくなるので、深部体温も下がりにくくなる。

深部体温が下がらないと「神経が休息しづらくなる」のでNG

21、ぬるま湯にゆったり浸かる

→お湯の温度は38〜40度ぐらいがおすすめ。

ゆったり浸かることで末端血管も拡がり、熱放散がしやすくなる
逆に41度以上の「熱めのお湯」は交感神経を刺激するので、安眠にはNG

22、遅めの晩飯にはカプサイシン(唐辛子)入りの料理は避ける

→カプサイシンの高い保温効果で深部体温が下がりにくくなる。

カプサイシン入りの料理を食べるのであれば、就寝と食事は3時間以上間隔を空ける必要がある

23、パジャマに着替えてから寝る

→パジャマには通気性のいいものが多く、熱放散の効率が高い。

また、軽量で摩擦が少ないので、寝ている間の身体の負担も少なくできる。

パジャマに着替えてから寝るを習慣にすることによって、「パジャマに着替える=寝る準備」と脳が認識する
つまり、その一連の動作が心理的スイッチになり、自然に眠りやすくなる

24、吸湿性や放湿性、通気性のよい寝具を使う

→布団の中の湿度が高いと、寝ている間の温度調節がうまくいかなくなり、寝苦しさの原因になる。

湿度と安眠のつながりは深いので、よく汗を吸い、発散させる機能が高い寝具を選ぶのが大切

25、自分に合った高さの枕を使う

枕の高さが合っていないと、首周りの筋肉が緊張した状態で眠ることになり、睡眠の質が下がる原因になる。

枕を買い替える前に、今ある枕でタオルを使って高さ調節しながら、ちょうどいい高さを調べるのがおすすめ。

仰向けの状態から寝返りがしやすい高さの枕を選ぶのが理想的



26、寝室の温度と湿度を快適に保つ

  • 室温→夏:26度前後、冬:20度前後
  • 湿度→40〜70%がおすすめ。

27、筋弛緩法ストレッチ

「10秒間思い切り全身の筋肉に力を入れて」→「一気に脱力する」を数回繰り返す。

「力みからの脱力」によって筋肉がほぐれ、筋肉の血管が収縮することによって血行がよくなり、放熱性も上る。

その結果、高いリラックス効果を得ることができる。

睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を安定させる

  1. 朝の日光浴
  2. トリプトファン
  3. タンパク質多めの夕食
  4. 朝食に乳製品(トリプトファン)
  5. GABA
  6. テアニン
  7. マグネシウム
  8. グリシン
  9. ナイアシン
  10. クロセチン
  11. 乳酸菌
  12. 夕食と就寝時間の間隔を開ける
  13. 就寝前のアルコール制限
  14. 就寝前の喫煙制限
  15. 就寝前のブルーライト制限
  16. リラックスタイムに笑う習慣
  17. 横向きに寝る
  18. 歯磨きは寝る1時間前に終わらせる

28、朝は太陽の光をたっぷり浴びる

→睡眠の質を大幅に上げるには睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」が不可欠。

そのメラトニンの素になっているのが「セロトニン」であり、セロトニンは太陽の光を浴びることで生成される。

朝にセロトニンを分泌させることで、夜にはメラトニンの多い状態で眠れるようになる

29、トリプトファンを多くとる

トリプトファンはセロトニンやメラトニンの素になる。

大豆製品、カツオ、マグロ、卵、乳製品、牛肉、バナナなどに多く含まれている。

トリプトファンはビタミンB6(肉類、青魚など)といっしょにとると吸収効率がよくなる

30、夕食はタンパク質が多めの食事をとる

→タンパク質は寝ている間の細胞修復の材料になる。

細胞修復の材料が少ないと当然ながら細胞の修復効率も下がりやすくなるので、夜のたんぱく質補給は重要

31、朝食に乳製品(トリプトファン)をとる

→セロトニンの素になるトリプトファンの多く含まれる乳製品を朝にとることによってセロトニンが生成されやすくなり、夜にメラトニンも多く分泌されやすくなる。

※朝に乳製品をとる人は、起床時間が早く、日中の眠気が少なく、睡眠時間が短い傾向にあることが明らかになっている。
また、鬱にもなりにくいという調査結果もある。

32、眠る30〜60分前にGABAをとる

→GABAには、神経への沈静作用があり、興奮を抑えて寝付きをよくする効果がある。

また、ストレスを減少させる効果もあり、寝る前にGABAとることで安眠できるようになる。

GABAをとることでノンレム睡眠の割合が増えることも確認されている。

※ノンレム睡眠・・人は寝ている間に深い寝りであるノンレム睡眠と、浅い寝りであるレム睡眠を90分周期で繰り返している。
「深い寝りのときに精神機能の回復や細胞の修復が行われている」ので、睡眠の質を上げるにはどれだけノンレム睡眠の質を上げられるのかが重要になってくる。

33、テアニンをとる

→テアニンには気持ちを落ち着かせる効果があり、寝る前にとることで睡眠の質を上げることができる。

テアニンは、緑茶や紅茶に多く含まれている

34、マグネシウムをとる

→マグネシウムには、筋肉のリラックス、不安の軽減、GABAの効果を向上させる効果がある。

寝る前にマグネシウムをとることによって鬱予防にもなる。

マグネシウムはアーモンド、ピーナッツバター、ほうれん草、豆乳に多く含まれている
また、微量ではあるが乳製品、バナナなどからもマグネシウムはとることができる

35、グリシンをとる

→グリシンには、日中の眠気や疲労感を改善させる効果がある。

グリシンをとり続けることによって、統合失調症や脳卒中のリスクも下がることがわかっている。

ホタテ、鶏もも肉、カツオなどに多く含まれている。

※統合失調症・・幻覚や幻聴、被害妄想、感情表現や認知機能、意欲の低下など様々な精神機能の異常がもたらされた疾患のこと。
異常な行動や支離滅裂な言動(言葉がまとまらない)も多くなり、不安や孤独感も増大しやすくなる傾向にもある。

36、ナイアシンをとる

→ナイアシンには不安を抑え、寝付きをよくする効果がある。

また、鬱病のリスクも下げることができる。

ナイアシンは鶏むね肉、カツオ、たら、マグロ、レバー、きのこ類に多く含まれている

37、クロセチンをとる

→中途覚醒の頻度の減少や肉体疲労の回復、起床時の眠気が残りにくくなる効果がある。

また、眼精疲労の回復や細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用もある。

クチナシの果実や、サフランからとることが可能、サプリメントが手軽に取れるのでおすすめ

38、乳酸菌をとる

→乳酸菌をとることにより腸内環境が整うことでセロトニンが分泌され、リラックスした状態で眠りにつきやすくなる。

乳酸菌を多くとることで、「精神機能の回復」を行っているノンレム睡眠が長くなるというデータもある。

39、夕食は寝る3時間前までに終わらせる

→食べること、特に「味覚」を使うことによって覚醒ホルモンである「オレキシン」が分泌される。

このオレキシンが分泌されている状態だと、疲労回復に一番重要であるノンレム睡眠に入りづらくなる。

ノンレム睡眠の質を上げるためには、「オレキシン」が少なくなってきたタイミングで眠るのがベター
オレキシンが活発に分泌されている夕食後から就寝までは2〜3時間は空けたいところ

40、寝る前のアルコールは控える

→アルコールは肝臓によってアセトアルデヒドに分解される。

アセトアルデヒドは睡眠の質を下げ眠りを浅くして、中途覚醒の原因になるので、寝酒は控えた方がベター

41、寝る前の喫煙は控える

→ニコチンには覚醒作用があるため、寝る直前に吸うと睡眠の質が低下しやすくなる。

42、寝る前のブルーライトは避ける

→ブルーライトを浴びると、睡眠の質に大きく関わるホルモンである「メラトニン」の量が抑制される。

シンプルに寝る前はスマホやパソコン、TVなどは避けたほうが睡眠の質につながる。

どうしても見たい場合はブルーライトカットメガネ等を使うのがおすすめ

43、帰宅後お笑い動画を見る(リラックスタイムに笑う習慣を作る)

→笑うことで「セロトニン」が出やすくなり、リラックス効果が高まる。

「夜のリラックスタイム」で笑う習慣を身につけておくと、ストレス発散にもなり睡眠の質が上がりやすくなるのでおすすめ

44、横向きに寝る

→仰向けに寝るよりも横向きに寝た方が、「脳の老廃物」と呼ばれ、認知症の原因になるとも言われているアミロイドβが排出されやすくなる。

45、歯磨きは寝る1時間前までには終わらせる

→歯磨き粉の成分には覚醒作用のあるメントールが含まれていることが多い。

就寝の3時間前に早めに夕食をとり、その直後に歯を磨くようにすれば「歯を磨いた」という理由で間食も防げるのでおすすめ。

体内時計を整える

  1. 寝起きすぐの日光浴
  2. 寝る時間と起きる時間の固定
  3. 照明の色調(温度感)の調整
  4. 昼寝は15~20分まで
  5. 二度寝の回避

46、寝起きすぐにカーテンを開ける

→人間の体内時計は約24時間10分前後と言われており、1日の時間と若干ズレている(季節によって変化していく日照時間に対応するためだと言われている)

通常、人間は太陽が出ている間に活動して、太陽が沈む頃に休息する生き物
→体の仕組みとして「太陽の光を浴びること」によって体内時計をリセットし、活動する時間を認識している(例えば、太陽の光が全く入らない部屋に数週間居続けると体内時計がどんどんズレていく)

「体内時計を正常に保つため」には、太陽の光を朝に浴びることで「朝であること」を体に認識させる必要がある。

47、寝る時間と起きる時間を固定する

→本来であれば体内時計に合わせて「自然に起きて自然に眠りにつく」のが理想ではあるが、夜中も明かりをつけて活動できる現代社会では、ついつい夜更かしや徹夜などで1日のリズムが狂いがちに。

1日のリズムが狂うと、体内時計が乱れ睡眠のリズムにも悪影響がでるので注意が必要。

眠る時間を固定するなら、特に「起きる時間を固定」すると眠る時間が限られてくる
つまり、夜更かしを減らし夜自然に眠りやすくなるのでおすすめ。

48、昼間は昼光色、夜間は暖色系の明かりを使う

昼光色には昼の青空と同じ光の波が含まれている。

つまり、夜に昼光色の明かりを浴びると、「今はまだ昼間」だと体が勘違いしやすくなるため、夜間は昼光色の明かりは点けない方がベター。

逆に、昼間に室内にずっといる場合は、身体に「今は活動する時間だ!」と知らせるためにも昼光色やブルーライトはガンガン浴びた方がよい
「ブルーライトカット眼鏡」の使用は昼ではなく夜がおすすめ


49、昼寝は15時までで20分以内にする

夜にしっかり眠気を起こすためにも、「昼寝のし過ぎ」は厳禁。

日中は「覚醒力」が「睡眠欲求」を抑えることで活動できている。

「睡眠欲求」は起きている間に徐々に上り続け、睡眠欲求が高まり覚醒力を上回ることで眠気が起こるようになっている。

つまり、昼間に寝すぎると、睡眠欲求が下がりすぎて夜に眠気が起こりにくくなる
その結果、寝付きが著しく悪くなりやすくなるので注意が必要

50、二度寝をしない

→二度寝をすると、覚醒のタイミングがズレて体内時計も狂いやすくなるので、決まった時間にいつも起きられるようにすることが大切。

二度寝をしなければ眠気が取れないようであれば、シンプルに就寝時間を早めて「睡眠時間を長くする」必要がある。

睡眠の質を上げる方法TOP4

結論:夕食は早めに取り、起きる時間を固定。さらにメンタルと脳の状態を良くして、夜は体を内側から温めることが大切!
さて、以下はこのブログ主であるKuが個人的に効果を実感できた方法です。
ぜひ参考にしてみてください。
1位「カルシウム&マグネシウムをとる」:10代の頃は長年不眠に悩まされていましたが、カルマグを飲みだしてから本当にびっくりするくらい寝つきがよくなりました。
イライラしやすい、または神経過敏な方には特におすすめです。
生活の質がマジで変わります。
ちなみに筆者は10年以上ほぼ毎日飲んでいます。
2位「GABA(ギャバ)をとる」:寝つきもよくなり、翌朝スッキリ起きられます。
日常のストレスが感じにくくもなるので、めっちゃおすすめ。
また、ギャバには安眠の他にも、アンチエイジング効果などの嬉しい二次効果もあるんだとか。
3位「筋弛緩法(きんしかんほう)ストレッチ」:体の緊張が一気にほぐれて、血の巡りもよくなった感じがして非常に気持ちいです。
特に眠つきが悪いときにお試しください。
4位:白湯(さゆ)をのむ:体を温めるとシンプルに心地いいです。
わりと安眠できる感じ。
しかも、なんか健康に良いことをしている気分で自己肯定感も上がったり、上がらなかったり・・笑
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「脳科学」×「心理学」×「マインド改善法」を駆使したノウハウで、人々の内面的成長を手助けしていくマインドコーチを目指す。
◆コンセプト:「脳を鍛え、メンタルを安定させ、マインドを整えれば最強になれる」がモットー
◆ブログ・X(Twitter)・YouTube・電子書籍にて情報発信中

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◆信念:「体験・経験・思い出=成長した実感=生きた証」になる
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◆人生のテーマ:「世界を知り、感動を味わい尽くしながら成長できるような体験やマインドを発見していく」こと

〈価値観・趣味趣向〉
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◆好きな言葉:『成果とは、行動と創意工夫の積み重ねである』
◆生きがい:「謎の解明&新しいアイデアの発見」が生きがい。心理学や脳科学、物事の仕組みの解明と言語化、頭のいい思考法を見つけるのが大好き
◆趣味:脳科学&心理学の研究、動画編集、写真、散歩、YouTube、温泉巡り、旅行、脳トレ
◆好きな人物:陽気で頭のいい人、よく笑う人、ユーモアへの理解がある人、ツッコミがうまい人
◆好きなもの:お笑い、猫、コーヒー、チョコレート、脳科学、心理学、論理パズル、インテリア、部屋の掃除、洗濯、パルクール、アクション映画、散歩、温泉、旅行、写真撮影、ギャグ漫画、アニメ、推理小説(特にシャーロック・ホームズ)

〈実績〉
◆【保有中の資格】
2024.10.30 心理カウンセリングスペシャリスト資格取得
◆【書籍】
2024.11.23 電子書籍「道しるべ」の発行
◆【実績】
人生を通しての累計執筆数300記事以上、100万文字越え

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