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記憶の原理・物覚えを良くする6つのコツ【脳力開発】

記憶 のコツ 【脳力UP】 記憶 の原理と物覚えを良くする6つのコツ 脳開発・認知機能強化
記憶の原理とコツ
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記憶 の仕組み と 物覚えを良くする 6つのコツ

さて、こんばんは! Kuです。今回は「 記憶 」に関するお話。物覚えをよくする記憶のやり方についてわかりやすく解説していきます。

みなさん 記憶力 はいい方ですか?

受験生ならもちろん、いい成績を取ったり試験に合格するのに必要だし、社会人なら資格を取得したり仕事を覚えるのにも、記憶力はとても重要な能力だと思います。

そこで今回は、記憶力を高めるコツについてご紹介していきます。

記憶力を高めたい人必見です!

記憶 に関しては、こちらのの記事もおすすめ
>>【誰でも使える!】 効果の高い 記憶術 TOP3と活用方法

記憶 の仕組み

記憶 本だな

「記憶」の大前提として「生存にかかわる記憶」はすぐに『長期記憶』になる。

という性質があります。

そもそも「記憶」とは、生き残るためのパターンを学習するために備わった脳力であり、第一の目的は「種を保存する」ことにあります。

  • 危険なもの(銃で撃たれると危ない、刃物は刺さる)
  • 危険な状況(地震のときは外に出ない、赤信号は止まる)
  • 危険な生物(毒蛇、毒蜘蛛、猛獣の姿などの特徴)
  • 有害な食べ物や物質(ふぐは猛毒を持っている、塩酸で皮膚が溶ける)
  • 性的な情報(エロい単語、子供ができる仕組み)

など。

上記のような内容は、おそらく覚えようとしなくても簡単に覚えられたはずです。

なぜならば、どれも「生命の安全」にかかわる情報であり、そういった「生きる上で重要な情報」はいち早く記憶に残るように脳が発達してきたからです。

記憶のコツ1.『イメージ抽出』

「イメージすること」は、「記憶」する上で一番重要と言っても過言ではないかもしれません。

「文字の記憶」よりも「映像(印象)の記憶」の方が圧倒的に記憶は楽です。

なぜなら、「言葉」という概念は人類の長い歴史を見ると、つい最近取得した知能であり、「言語による記憶」が発達する以前から「視覚による記憶」の方が長く使われているからです。

(人類の起源は500万年前、「言語」を習得したのは約5万年前後と言われています)

人類が言語を習得するはるか昔では、「視覚」からの情報が、「生きる上で最も重要な情報」でした。

「イメージ」による記憶が「文字の記憶(意味記憶)」よりも発達しているのは、やはり生存にとって重要度が格段に高いからです。

「顔は思い出せるんだけど、名前が思い出せない…!」
という現象が起こるのは、脳が文字情報よりも視覚情報を優先して覚えている証拠です。

記憶のコツ2.『関連化』

記憶する上で「イメージ」の次に大事なコツは「関連性をもたせる」ことです。

記憶は、 元ある情報(記憶)に別の情報がくっつくことでより強化されていきます。

記憶には「時間をかけて繰り返し頭で処理された情報は記憶に残りやすい」という性質があります。

それは、繰り返し入ってきた情報=生きる上で重要な情報、だと脳が認識するためです。

  1. 新しい情報が入ってくる
  2. 情報を理解するために脳は「過去に同じことがなかったか?」探し出す
  3. 過去の情報(既存の記憶)が呼び起こされる
  4. 新しい情報と既存の記憶とが結びつく
  5. 既存の情報が「更新」された状態で「再記憶」される

つまり、「関連化」させることで結びつく情報がまず強化され、

そこに結びつく情報も一緒に思い出しやすくなるという仕組みです。

記憶のコツ3.『変換』

ここでいう変換とは「イメージ変換」のことです。

目に見えにくい概念のようなものを目に見えるもの(絵をイメージできるもの)に変換することで、「イメージ記憶」できるようにします。

わかりやすい例が「語呂合わせ」です。

「1856723914」

試しに適当に数字を並べてみました。

この数字を覚えてみてください。

きっとこのまま覚えることは結構大変だと思います。

この数字たちをイメージしやすくするために変換してみます。

(つまり語呂合わせをする)

1856723914→いや、コロナにサンキューいーし(例えが悪くてすみません笑)

どうでしょう。

コロナ休みに感謝している人に対して文句を言っている人が想像でき、

(重ね重ね、例えが悪くてすみません汗 567の数字は偶然です)

すごく覚えやすいんじゃないでしょうか?

記憶のコツ4.『理由付け』

物事を理由付けして覚えることを「意味記憶」とも言います。

仕組みを理解することで、情報のまとまりが頭の中に残りやすくなるため、記憶に残りやすくなります。

いわば「関連記憶」の延長線上にある記憶方法とも言えそうです。

物事の仕組みを理解できない場合は、たいてい知識不足(経験も含む)である場合が多いです。

つまり新しい情報と結びつける情報(記憶)が足りていないから、意味を理解できないわけです。

例「インスタントコーヒーを作るときは先に水で溶かすとおいしくなる」

→熱湯だとカフェインが一気に出過ぎて苦み成分が拡散しやすくなる(理由付け)

→水で先に溶かすことで、苦み成分の分離が穏やかになり味がまとまりやすくなる(理由)

→おいしいコーヒーになる

上記の例のように、理由付けで覚えれば動作を覚えようとしなくても自然に覚えられるはずです。

これで明日からおいしいコーヒーをいれられますね^^

記憶のコツ5.『感情と結びつける』

記憶を司る『海馬』の近くには、感情を司る『偏桃体』があります。

なので、脳は感情が動くと、記憶の領域も刺激されやすい構造になっているようです。

さらに、「感情が動く出来事」=「生きるために重要な出来事」である場合が多いため、「感情に関連した記憶回路」が強化されていったとも言えます。

たとえば、

  • 安心する→身の安全が確保できる場所や仲間の近くにいる
  • 恐怖→命を失う危険性から逃げ出す
  • 悲しい→仲間が死んだ状況を覚える
  • イライラする→争いになりやすい状況を学習する
  • 嬉しい→欲(生存本能)が満たされる行動や出来事を覚える

など。

イライラしたことって、忘れたくてもむしろ覚えてたりしませんか?

つまり、それほど感情と結びついた記憶はとても残りやすいということです。

記憶 のコツ6.『五感』を使う

記憶の入口には、「感覚入力」による記憶と「作業」による記憶とがあります。

「意味記憶」などは「視覚」や「聴覚」から入ってきた情報を元に行われ、身体の動かし方を覚えたりするのは「作業記憶」と呼ばれたりします。

生きていく中で五感からの情報で危険を察知する場合が多く、これも生存に関わる重要な情報であるため、「五感の情報」は記憶されやすくできています。

  • 視覚:危険な生物、場所、状況、動き
  • 聴覚:外敵が近づく音、嵐が吹き荒れる音、火が燃える音
  • 嗅覚:焦げる匂い、腐った匂い、獣の匂い、異性の香り
  • 味覚:変わった味、おいしい味(甘い→エネルギー、塩味→ナトリウムイオン=神経伝達に必要、など)
  • 触覚:寒い、暑い、痛い

など。

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記憶 の仕組み・まとめ

  • 脳にとって一番大事な情報は「種の保存に関わる情報」とくに「生命の危険」に関わる情報はいち早く記憶に残るようにできている。
  • 記憶のコツは主に6つ。
  • 「イメージ記憶」→「言葉」よりも「イメージ」の方が使われてきた年月が長く発達しており、圧倒的に覚えやすい。
  • 「関連記憶」→情報連結が行われるほど脳は重要な情報として認識して覚えやすく、思い出しやすくもなる。
  • 「置換(変換)記憶」→語呂合わせがポピュラー。イメージ記憶するための準備のひとつ。
  • 「意味記憶」→元ある情報(知識)と結びつくことで意味がわかった状態になる。あとは「関連記憶」と同じ原理。
  • 「感情記憶」→感情が動く状況=「生存に関わる状況」である場合が多かった。そのため感情と結びついた出来事は覚えやすくなっている。
  • 「感覚記憶(五感)」→生存にとって重要な情報=記憶に残りやすい。

さていかがだったでしょうか。

「記憶」そのものの起源をたどることで、

記憶の仕組み、コツがなんとなくでもわかったのではないでしょうか?

知的作業において記憶力は本当に基礎となる脳力です。

記憶力を鍛えて仕事や勉強の効率アップできたら嬉しいですね。

それでは!

「記憶」に関しては以下の記事もおすすめです
>>【生産性】 ワーキングメモリ とは何? 記憶の種類と役割

コメント

  1. 私は記憶するのにここまで考えたことはなかったです。口が覚えるまでただひたすら繰り返して言うでしたが、今度覚えるのに、この記事でうたっている6項目を実行してみようと思います。気づきをありがとうございます。

  2. コメントありがとうございます!
    お母ちゃんさんの気づきになることができて嬉しいです^^
    脳の仕組みを理解すると、難しいことをするときの負担も減らすことができますし、なにより科学的な新しい発見があるととても楽しいですよね!
    お役に立てれば幸いです。

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