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ワーキングメモリを鍛える7つのメリット【改善ポイントも解説】

読書する人 ワーキングメモリを鍛える7つのメリット【改善ポイントも解説】 脳開発・認知機能強化
ワーキングメモリを鍛えるメリット
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ワーキングメモリを鍛える7つのメリット【改善ポイントも解説】

前回に続き、「 ワーキングメモリ 」を鍛えるメリットと具体的な鍛え方についてご紹介していきます。

今回は「ワーキングメモリ」を改善する方法に絞って解説します。

参考までに。

◆この記事でわかること

  • ワーキングメモリを鍛えるメリット
  • ワーキングメモリの低下によって起こること
  • ワーキングメモリの改善ポイント

ワーキングメモリ を鍛える7つのメリット

  1. 複数のことが、同時に効率よくできるようになる→「おや、なんかいい感じ~♪」
  2. 情報判断力、決断が速くなる→「てきぱき、てきぱき」
  3. 集中力が高まる→「今週のノルマ、もう終わっちゃった^^」
  4. 混雑した状況でも、パニックになりにくくなる→「まずこれをして、次に…」
  5. 読み書き、計算など学習能力が向上する→「またいい点取っちゃった(笑)」
  6. 頭の切り替えが速くなる→「ささ、どんどん行こうー!」
  7. 情動を抑えられる→「すべては些細なことよ( ^ω^)悟りの境地・・・」

さて、よく「ワーキングメモリの容量には限界があって鍛えることはできない」という記事を見かけます。

たしかに、「記憶量」の面では限界があるようで「マジックナンバー4±1」なんて有名なところ。

人が短時間に覚えることができる単語や数字などの記憶の個数には上限があるという理論。個人によって大差なく、集中力により異なり、だいたい3〜5個と言われている。
1956年にアメリカのジョージ・ミラーが出した論文では「7±2」であったが、2001年にはネルソン・コウワンによって否定され、2020年現在では「4±1」が定説になっている。

「ではまったく鍛えることはできないか?」と言われればそんなことは全然なくて、ワーキングメモリは鍛えたり負荷を減らしたりすることで処理能力を大幅に改善することができます。

ワーキングメモリの機能を改善する4つの方法

【ワーキングメモリが低下すると…】

  • 数分前のことを忘れやすくなる。「あれ、今何をやろうとしていたんだっけ?」
  • 忘れ物が多くなる。「まーた忘れてしまったよ…」
  • 言葉の理解力が低下する。「ん? 今なんて言ったんだ??」
  • 運動が苦手になる。「どこをどう動かせばいいんだろう…」
  • 言葉を覚えたり、暗算が苦手になる。「んーと、えーと??」
  • 複数のことを同時にできなくなる。「ひえ〜どっちかにしてー!」
  • 情報精査が難しくなり、判断力が低下する。「あぁ、なんでこっちを選んでしまったんだろう…」

ワーキングメモリの機能を改善する方法は大きく分けて4つ。

日常的に以下の方法を取り入れて、ワーキングメモリーを鍛えていきましょう。

  1. 「脳の負荷を減らす」(メモリの解放)
  2. 「イメージトレーニング」(記憶補助&強化)
  3. 「前頭前野を鍛える」(メモリの強化)
  4. 「メモを取る」(メモリキャッシュの解放)

『脳の負荷を減らす』(メモリの解放)

1、「マインドフルネス瞑想をする」

ワーキングメモリの機能が低下する原因の1つに「メモリの浪費」があります。

あれもこれも考えすぎて雑念だらけになることで、ワーキングメモリの容量がすぐにいっぱいになり、認知機能が低下するようです。

そこで有効なのがマインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想のコンセプトは「今ここに集中すること」であり、1つの意識を保つトレーニングになります。

つまり何を言いたいかと言えば、あれもこれもという「注意力散漫」を防ぐことで、必要な情報だけをメモリ展開することができ、結果ワーキングメモリの効率を上げることになるのです。

2、「心配事や悩み、不安を紙にすべて書き出す」

集中力を低下させ、ワーキングメモリの容量を喰うものの1つに「心配・悩み事」があります。

「イライラで作業が手につかない」「心配事のせいで目の前のことに集中できない」なんて経験、誰しも一度はあるかと思います。

そこで有効なのが「筆記開示」(別称:エクスプレッシブ・ライティング

これは「1日8分間、ネガティブな感情をひたすら書き出すことで、自分の感情を客観視できる」という方法で、鬱や不安感の改善が期待できるとのこと。

ただし、「筆記開示」には注意点があって、「未来に対するネガティブな感情に目を向けること」が効果を得るためには大切です。

  • 「これから、うまくいくかなぁ…」(不安・心配)
  • 「この先、ここがもっと良くなればなぁ…」(悩み)

なぜかと言えば、愚痴・怒り・後悔などの過去に意識が向いたネガティブな感情は、筆記開示をすることで確かに一時は心が軽くなりますが、「記憶の強化」、つまりネガティブな記憶を忘れにくくになるという弊害があります。

  • 「また課長に責任押し付けられたよ」(愚痴)
  • 「なーにが頭使えだ! お前に言われたくないし」(怒り)
  • 「あーあ、あんなこと言わなきゃよかった…」(後悔)

いつまでも感情が残り続けてしまうと、「解消」の意味がありませんね。そういえば、「愚痴」っていつも同じ内容な気がします(笑)

「不安・心配・悩み」は、その出来事が過ぎてしまえば消滅するので、プレッシャーの軽減という目的では「筆記開示」はとても良さそう。

おすすめは「仕事終わり」もしくは「寝る20分前」にやるのがいいとのこと。

「筆記開示」のテクニックは、過去ではなく、「未来」に対する悩みや不安を書き出す

3、「睡眠を十分にとる」

基本ですが、脳のパフォーマンスを下げないためにはまず「脳疲労」を取る必要があります。

「睡眠」はワーキングメモリにとっても特に重要です。睡眠不足=前頭葉の働きが鈍くなる=ワーキングメモリの機能低下。という流れ。

ちなみに、1日の理想的な睡眠量は7~8時間だそうです。

4、「メモを取る」

ワーキングメモリの性質の1つに「完了したタスクは消去される」という性質があります。

「ファミレスなどの店員さんは、複数のオーダーやそこの卓でやるべきことを一定時間覚えているが、会計が終わると同時に、そのお客さんが何を頼んでいたかスッキリ忘れてしまう」という話は結構有名。

メモを取ることで、「忘れてはいけない」という意識から解放され「タスクの完了」と同じ認識になるのだとか。

細かい情報やToDoはすべて紙に書き出すのがよさそうです。「忘れても大丈夫!」という安心感がワーキングメモリを軽くしてくれます。

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ワーキングメモリを鍛えるメリット まとめ

  1. 様々な行動が同時並行で効率よく処理できるようになる
  2. 判断や決断が速くなる
  3. 集中力が高まる
  4. 複雑な状況にも混乱せずに対処できる
  5. 学習能力が向上する
  6. 頭の切り替えが速くなる
  7. 情動を抑えられる

またまた長くなりそうなので、続きはまた次回^^

それでは!

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