【 先延ばし対策 】 めんどくさい の 原因 と 解消法
どうも! Kuです。今回は、誰もが一度は経験したことがあるだろう悪癖「 めんどくさい 」について、その原因と対策をご紹介していきます。
主に以下のような悩みを解消していきます。
- 効果があって絶対いいことなのに続かない…
- やるべきことを先延ばししてしまってなかなか手をつけられない…
- やりたいことのはずなのに体が動かない
自分も長年「めんどくさい」と戦ってきましたがなかなか勝てず、きづいたらすぐぐーたらして、何もしていないなんて時期もありました。
ですが、「めんどくさい」の正体を知ってからは、少しづつでも前進しようという意識が芽生え、先延ばしも極端に減ったと思います。
ぜひ一度試してみてください。
「 めんどくさい 」と感じやすい事柄 TOP9
まずは「めんどくさい」の正体、原因からみていきましょう。
ポイントは「脳の生存本能」です。
- 人間関係(人と関わるのがめんどくさい)
- 手順が多いor複雑な作業
- なかなか解決しない問題
- 家事や雑用
- 役所の手続き
- 学校の宿題や課題
- 風呂や歯磨き
- 定期的な運動
- 新しく始めた趣味
めんどくさい (先延ばし)の 原因 TOP4
1.「脳疲労」による気分の低下
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脳の処理機能の低下
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ネガティブ感情が強くなっている
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自己効力感の低下
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活力の枯渇
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自分を追い込み過ぎる
脳科学的にみると、脳は生存本能として「エネルギーを温存したい」という欲求、性質があります。
なぜなら脳が極限まで疲れてしまうと、いざというとき危険な状況や外敵から身を守るための判断が遅れ、命の危険性が増すからです。
なので、少しでも生存確率を上げるために、脳への負担を極力減らしてエネルギーを温存しようとします。
つまり、脳は元来「働きたくない願望」が強い器官なのです。
そのため、脳が疲れているときは尚更「めんどくさい」という感情が頻繁に起こりえます。
2.プレッシャーとストレス
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「プレッシャーやストレスを伴う」と予想される
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「脳への負荷が大きい」と予想される
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嫌な記憶と結びついている
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苦手意識がある
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他にもやりたいことが沢山ある
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強制感がある
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変化が恐い
「めんどくさい」の語源である「面倒臭い」という漢字を見てわかる通り
めんどくさいは「面倒」+「臭い」という字で成り立っています。
「面倒」は「煩わしい」と言う意味で「くさい」は「臭う」つまり「○○な感じがする」という意味です。
言葉というのはすべて後付けであり、まず現象があってそこに意味を見出し関連するものが名付けられます。
つまり何を言いたいかというと、「ネガティブな予想」が脳から活力を奪い、気分を低下させ「めんどくさい」という感情を生み出すということです。
3.「時間と労力がとられる」という意識
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「時間をとられる」という意識がある
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やり方がわからない
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手順が多い
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何からやればいいかわからない
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一度にすべてをこなそうとする
前述したとおり、脳は「エネルギーの浪費」を極端に嫌います。
なので、「終わりが見えない」というストレスや「時間」と「労力」を伴う作業には特に「めんどくさい」と感じやすくなります。
4.「自分にとっての価値」を見出せない
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義務感がある
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刺激が少ない
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楽しいと感じられない
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目的が不明瞭
「刺激が少ない」のもめんどくさいの大きな原因のひとつです。
刺激のない作業は脳にとってただの「労力の浪費」と認識されるので、脳のエネルギーを守るために「めんどくさい」という感情が芽生えます。
めんどくさい 対策
【 めんどくさい に有効な セルフトーク 】
- 初動のめんどくさい→後の動作の印象に影響→全体的に「めんどくさい」と感じやすくなる
- 初動のめんどくさいを解消→後の動作を難なく自然に続けられる
メンタルトレーニングの一種で、心の中のつぶやきや自分自身への語りかけのこと。
ポジティブな言葉の刺激によってポジティブ感情を動かし、脳波を安定させメンタルを強化させる効果が期待できる。
一種の自己暗示による強化。
対策1.「脳疲労とストレス」への対策
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脳をしっかり休ませる
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自分の感情を紙に書き出して整理する
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自己効力感を育てる
「めんどくさい」を感じにくくするためには、脳が「活力のある状態」である必要があります。
ポジティブ感情を育てて気分を高めたり、ストレス対策をしたりすることで脳を最善の状態にしておくことが大切です。
「自己効力感」や「ストレス対策」については以前記事にしていますのでよかったら合わせてご覧ください。
対策2.「時間と労力」への意識対策
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最低限やるべきことを決める
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手順を紙に書き出す
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とりあえず5秒だけでもやってみる
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少しづつ目標を大きくしていく
とにかく、「脳への負担を減らすこと」が「めんどくさい」対策へのキーポイントになります。
そのために有効なのが、まずは「やるべき手順をはっきりさせておく」ことです。
「しっかりした手順を踏めば終わらせることができる」という意識を持つことによって、脳が整理され「複雑」という認識が改善されます。
さらに、やるべき手順をはっきりさせることによって、自分にとってのいらない手間を減らすポイントを見つけることもできます。
たとえば「洗濯」がめんどうと感じる場合
《洗濯の手順》
- スイッチを押す
- 洗剤を入れる
- 洗濯ものを入れる
- 洗濯機から洗濯物を取り出す
- 洗濯ものの靴下やタオル、Tシャツなどを仕分ける
- 干す
- 乾いた洗濯物を取り込む(ここで仕分けを行う場合もある)
- たたんで収納する
上記で手間がかかる作業は恐らく「干す作業」と「仕分ける作業」、あとは「たたむ作業」だと思います。
そこで、最初から「仕分ける作業」をなくせば、全体的な負担をかなり減らすことができます。
どういうことかというと、たとえば「Tシャツの日」とか「靴下と下着の日」などを設けて最初から仕分ける必要のない状態で洗濯することで、一回の負担を減らすのです。
そうすることでさらに、畳んだり干したりする負担を同時に減らすこともできます。
さらに、洗濯カゴを分けておけば仕分けは半自動的にできるので、仕分けによる負担はほどんどありません。
「そんなことしたら洗濯する日が増えるのではないか?」と思うかもしれませんが、洗濯物を分けたことによって洗濯カゴがいっぱいになる日数も伸びるので、月単位でみたら洗濯回数には大差ありません。
- スイッチを押す
- 洗剤を入れる
- 洗濯ものを入れる
- 洗濯機から洗濯物を取り出す
- 干す(負担減、時間削減)
- 乾いた洗濯物を取り込む(負担減、時間削減)
- たたんで収納する(負担減、時間削減)
でもしかし、ここで一番大事なことは「手順をはっきりさせること」にあります。
「脳への命令」がシンプルで明快なほど、ストレスは少なく済む、つまりそれだけで「めんどくささ」を減らすことができます。
対策3.「価値を感じられない」への対策
やはりやる気を高めるための基本と言いますか、「目的」をはっきりさせることも「めんどくさい」を減らすためにも大切です。
「やる意味や目的」をしっかり認識して言葉にすることによって、脳に「この作業はとても価値のある事ですよ」という意識を刷り込ませます。
そうすることによってめんどくさいという感情を減らすことができます。
めんどくさいを減らし、やる気を高めるためには「ドーパミン」の力を借りるのも有効です。
簡単に言うと「快感」を利用して気分を高め、脳をやる気のある状態にさせることができます。
「ドーパミン」については、以前詳しく解説している記事があるのでそちらも合わせてご覧ください。
>>「 依存 」を利用した 習慣作り の テクニック【取扱注意】
「 めんどくさい 」対策 まとめ
結論:脳への負荷を減らす工夫をする! 脳はシンプルで明快な指令ほど負担を感じにくい。
さて、いかがだったでしょうか?
「めんどくさい」の仕組みを知ることによって原因を減らすことができれば、もっとやれることが増えて人生の満足度もその分高まりそうですね。
Kuもいつか「何、その仕事量?(笑)えっぐ」と言われるようになりたい・・・w
それでは。
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